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公開番号
2025079751
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-22
出願番号
2023192658
出願日
2023-11-12
発明の名称
盗難防止装置、及び、これを有する無人販売装置
出願人
株式会社小林縫製工業
代理人
個人
主分類
G07F
9/00 20060101AFI20250515BHJP(チェック装置)
要約
【課題】購入希望者が商品を選択する際に商品あるいはその商品が収容されているパッケージなどに触れることを可能にし、且つ、限りある陳列面を有効に活用することができる盗難防止装置を提供する。
【解決手段】盗難防止装置は、筐体100、商品を当該筐体に保持させる保持手段102(103,104)、この筐体の所定の部位に配設され、商品が購入希望者により選択されたことを検知する選択手段101を有する。また、筐体から商品の取り外しが可能となるように保持手段の保持状態を解除する制御手段を有する盗難防止ユニットを複数個重ねて構成される。また盗難防止装置は、この盗難防止装置と購入希望者が正対したときに盗難防止ユニットの保持手段それぞれの位置が奥行き方向に向けて直線上に並ばないように、且つ、盗難防止ユニットそれぞれにおいて購入希望者による選択手段の操作が可能となるように重ねられて構成される。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
商品の無人販売や自動販売等を行う商品販売装置に用いられる当該商品の盗難防止装置あって、
筐体と、前記商品を当該筐体に保持させる保持手段と、
前記筐体の所定の部位に配設され、前記筐体に保持される前記商品が購入希望者により選択されたことを検知する選択手段と、
前記筐体から前記商品の取り外しが可能となるように前記保持手段の保持状態を解除する制御手段と、を有する盗難防止ユニットを複数個重ねて構成された盗難防止装置であり、
前記盗難防止装置は、当該盗難防止装置と前記購入希望者が正対したときに前記盗難防止ユニットの前記保持手段それぞれの位置が奥行き方向に向けて直線上に並ばないように、且つ、当該盗難防止ユニットそれぞれにおいて当該購入希望者による前記選択手段の操作が可能となるように当該盗難防止ユニットを重ねて構成されることを特徴とする、
盗難防止装置。
続きを表示(約 440 文字)
【請求項2】
前記商品は吊り下げ式パッケージに収容されたものであり、
前記保持手段は、前記吊り下げ式パッケージの吊り下げ部を吊り下げる略U字形状に形成されたフックであることを特徴とする、
請求項1に記載の盗難防止装置。
【請求項3】
前記盗難防止ユニットが、前記盗難防止装置に保持された複数の商品それぞれの当該商品表面の少なくとも一部領域が重ならないように当該盗難防止ユニットが重ねられて構成されることを特徴とする、
請求項1に記載の盗難防止装置。
【請求項4】
前記選択手段は、前記購入希望者が前記盗難防止装置に保持された前記商品と正対したときの前記筐体それぞれの表面上で、且つ、当該購入希望者が目視可能な位置に設けられることを特徴とする、
請求項1に記載の盗難防止装置。
【請求項5】
請求項1乃至4いずれか1項に記載の盗難防止装置を有することを特徴とする、
無人販売装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、商品の販売を無人で行う際の商品の盗難を防ぐ盗難防止装置の技術に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
商品の販売を無人で行う無人販売機や自動販売機などは一般的に導入されている機器であり、時間や場所に制限されることもなく、さらに人手をかけることもなく商品を販売できるものである。
【0003】
従来の無人販売機や自動販売機で販売される商品は、盗難防止の観点などから透明な窓を設けた筐体の中に商品が展示(陳列)されている。そのため、購入希望者が商品を選ぶ際に商品あるいはその商品が収容されているパッケージなどに触れることができない。そのため、例えば衣類など風合いの好みがあるようなものであっても購入前に商品に触れたり、また、パッケージを介して商品の感触を得るなどの確認をすることができない、という問題がある。
【0004】
また、商品を吊り下げた状態で展示(陳列)して販売する吊り下げ式の無人販売機や自動販売機では、一の商品について奥行き方向に複数ストックして吊り下げておき、手前から販売していく仕様になっている。例えば、カラーバリエーションが豊富な商品であっても、商品を展示(陳列)のスペースの制約からその一部しか展示(陳列)することができなかった。
そのため、購入希望者にとっては限られた商品の中から選択することになり、また、無人販売機や自動販売機の管理者(商品を販売する者)にとっては販売機会の制限になっている。
【0005】
また、吊り下げ式の無人販売機や自動販売機で奥行き方向に複数種類の商品を吊り下げたとき、購入希望者は奥行き方向をのぞき込んだりしないと、どのような商品が吊り下げられているかわからずに大変不便である。
【0006】
例えば特許文献1に開示された商品販売機では、厚みが薄い薄型の形態で収容される場合など商品が薄型の場合には、薄いがために直上の商品も一緒に押し出されてしまうことを防ぐための機構を有し、収容される複数の商品を1つずつ、しかも確実に排出可能になる、というものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2018-151906号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、特許文献1に開示された商品販売機であっても、一の商品について奥行き方向に複数ストックして吊り下げられている。そのため、例えばカラーバリエーションが豊富な商品であっても陳列スペースの制約からその一部のカラーのものしか陳列することができなかったり、陳列する商品の種類が限られたりするなどの課題が残る。さらに、盗難防止の観点から購入希望者は購入前に手に取って商品を確認することはできないものである。
【0009】
本発明は、購入希望者が商品を選択する際に商品あるいはその商品が収容されているパッケージなどに触れることを可能にし、且つ、限りある陳列面を有効に活用することができる盗難防止装置を提供することを、主たる目的とする。また、これを有する無人販売装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、商品の無人販売や自動販売等を行う商品販売装置に用いられる当該商品の盗難防止装置あって、筐体と、前記商品を当該筐体に保持させる保持手段と、前記筐体の所定の部位に配設され、前記筐体に保持される前記商品が購入希望者により選択されたことを検知する選択手段と、前記筐体から前記商品の取り外しが可能となるように前記保持手段の保持状態を解除する制御手段と、を有する盗難防止ユニットを複数個重ねて構成された盗難防止装置であり、前記盗難防止装置は、当該盗難防止装置と前記購入希望者が正対したときに前記盗難防止ユニットの前記保持手段それぞれの位置が奥行き方向に向けて直線上に並ばないように、且つ、当該盗難防止ユニットそれぞれにおいて当該購入希望者による前記選択手段の操作が可能となるように当該盗難防止ユニットを重ねて構成されることを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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