TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025025709
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-21
出願番号2023130761
出願日2023-08-10
発明の名称紙幣処理装置
出願人富士電機株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G07D 11/20 20190101AFI20250214BHJP(チェック装置)
要約【課題】回収動作を行う場合に検出部による誤検出を防止すること。
【解決手段】装置本体1aに設けられた入金部13に紙幣が投入された場合に、所定の条件を具備する紙幣を該当する収納庫17に収納する入金動作を行う一方、回収指令が与えられた場合に、装置本体1aに着脱可能に設けられた回収庫20に対して収納済みの紙幣を搬送して回収する回収動作を行う制御部22を備えた紙幣処理装置1であって、制御部22は、回収動作を行う場合に、回収庫20における紙幣の有無を検出する検出部21が誤検出するおそれのある特定金種の紙幣以外の他金種の紙幣を、最後に該回収庫20に搬送させる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
装置本体に設けられた入金部に紙幣が投入された場合に、所定の条件を具備する紙幣を該当する収納庫に収納する入金動作を行う一方、回収指令が与えられた場合に、前記装置本体に着脱可能に設けられた回収庫に対して収納済みの紙幣を搬送して回収する回収動作を行う制御部を備えた紙幣処理装置であって、
前記制御部は、前記回収動作を行う場合に、前記回収庫における紙幣の有無を検出する検出部が誤検出するおそれのある特定金種の紙幣以外の他金種の紙幣を、最後に該回収庫に搬送させることを特徴とする紙幣処理装置。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記回収動作を行う場合に、前記特定金種の紙幣以外の他金種の紙幣が最後となるよう金種順に該回収庫に搬送させることを特徴とする請求項1に記載の紙幣処理装置。
【請求項3】
装置本体に設けられた入金部に紙幣が投入された場合に、所定の条件を具備する紙幣を該当する収納庫に収納する入金動作を行う一方、回収指令が与えられた場合に、前記装置本体に着脱可能に設けられた回収庫に対して収納済みの紙幣を搬送して回収する回収動作を行う制御部を備えた紙幣処理装置であって、
前記制御部は、前記回収動作を行う場合に、前記回収庫における紙幣の有無を検出する検出部が誤検出するおそれのある特定姿勢で搬送される特定金種の紙幣以外の紙幣を、最後に該回収庫に搬送させることを特徴とする紙幣処理装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記回収動作を行う場合に、前記特定姿勢で搬送される特定金種の紙幣については前記回収庫への搬送を規制することを特徴とする請求項3に記載の紙幣処理装置。
【請求項5】
前記検出部は、光センサにより構成されたことを特徴とする請求項1~4のいずれか1つに記載の紙幣処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、紙幣処理装置に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えば自動釣銭機等に適用される紙幣処理装置が特許文献1に提案されている。かかる紙幣処理装置では、装置本体に対して回収庫が着脱可能に設けられており、回収指令が与えられた場合に、収納済みの紙幣を回収庫に搬送して回収するようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-171617号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記紙幣処理装置においては、回収庫に紙幣の有無を検出する検出部が設けられている。この検出部は光センサにより構成されており、発光要素で発せられた光を受光要素で受光した場合に紙幣無しと検出する一方、発光要素で発せられた光を受光要素で受光できない場合に紙幣有りと検出ものである。
【0005】
ところで、近年、紙幣においても例えばホログラム等の感光材料が塗布されたものが知られており、そのような感光材料が塗布された紙幣が回収庫に回収された場合、発光要素から発生られた光が感光材料で反射して受光要素で受光してしまい、紙幣が回収庫に回収されているにもかかわらず紙幣無しと誤検出してしまうおそれがあった。
【0006】
本発明は、上記実情に鑑みて、回収動作を行う場合に検出部による誤検出を防止することができる紙幣処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した目的を達成するために、本発明に係る紙幣処理装置は、装置本体に設けられた入金部に紙幣が投入された場合に、所定の条件を具備する紙幣を該当する収納庫に収納する入金動作を行う一方、回収指令が与えられた場合に、前記装置本体に着脱可能に設けられた回収庫に対して収納済みの紙幣を搬送して回収する回収動作を行う制御部を備えた紙幣処理装置であって、前記制御部は、前記回収動作を行う場合に、前記回収庫における紙幣の有無を検出する検出部が誤検出するおそれのある特定金種の紙幣以外の他金種の紙幣を、最後に該回収庫に搬送させることを特徴とする。
【0008】
また本発明は、上記紙幣処理装置において、前記制御部は、前記回収動作を行う場合に、前記特定金種の紙幣以外の他金種の紙幣が最後となるよう金種順に該回収庫に搬送させることを特徴とする。
【0009】
また、本発明に係る紙幣処理装置は、装置本体に設けられた入金部に紙幣が投入された場合に、所定の条件を具備する紙幣を該当する収納庫に収納する入金動作を行う一方、回収指令が与えられた場合に、前記装置本体に着脱可能に設けられた回収庫に対して収納済みの紙幣を搬送して回収する回収動作を行う制御部を備えた紙幣処理装置であって、前記制御部は、前記回収動作を行う場合に、前記回収庫における紙幣の有無を検出する検出部が誤検出するおそれのある特定姿勢で搬送される特定金種の紙幣以外の紙幣を、最後に該回収庫に搬送させることを特徴とする。
【0010】
また本発明は、上記紙幣処理装置において、前記制御部は、前記回収動作を行う場合に、前記特定姿勢で搬送される特定金種の紙幣については前記回収庫への搬送を規制することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

富士電機株式会社
電源装置
16日前
富士電機株式会社
開閉装置
23日前
富士電機株式会社
冷却装置
16日前
富士電機株式会社
半導体装置
22日前
富士電機株式会社
半導体装置
16日前
富士電機株式会社
半導体装置
8日前
富士電機株式会社
紙幣処理装置
1日前
富士電機株式会社
電力変換装置
1日前
富士電機株式会社
電力変換装置
16日前
富士電機株式会社
回転機の固定子
2日前
富士電機株式会社
半導体モジュール
5日前
富士電機株式会社
制御装置、制御方法
8日前
富士電機株式会社
回路装置および電力変換回路
23日前
富士電機株式会社
基準電圧回路、及び電子回路
9日前
富士電機株式会社
電力変換装置及びその制御方法
16日前
富士電機株式会社
電熱変換装置及び蓄熱システム
23日前
富士電機株式会社
電流センサ、及び半導体モジュール
8日前
富士電機株式会社
炭化珪素半導体装置及びその製造方法
9日前
富士電機株式会社
成分分離回収装置、成分分離回収方法
22日前
富士電機株式会社
半導体装置および半導体装置の製造方法
1日前
富士電機株式会社
インバータユニットおよび電力変換装置
1日前
富士電機株式会社
半導体装置および半導体装置の製造方法
8日前
富士電機株式会社
端子、端子の製造方法、及び、半導体装置
16日前
富士電機株式会社
情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
22日前
富士電機株式会社
半導体装置、半導体モジュールおよび製造方法
17日前
富士電機株式会社
情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
8日前
富士電機株式会社
半導体装置
3日前
富士電機株式会社
半導体装置
8日前
富士電機株式会社
半導体装置
1日前
富士電機株式会社
リニアモータ
16日前
富士電機株式会社
センサ評価装置、センサ評価システム、センサ評価方法およびセンサ評価プログラム
15日前
富士電機株式会社
半導体装置および半導体装置の製造方法
16日前
富士電機株式会社
半導体装置、放熱板及び半導体装置の製造方法
23日前
富士電機株式会社
炭化珪素半導体装置の製造方法および炭化珪素半導体装置
1日前
富士電機株式会社
電磁接触器、電磁接触器の接点間ギャップ調整方法、電磁接触器のストローク量算出方法及びワイプ量算出方法
1日前
株式会社バンダイ
物品供給装置
2か月前
続きを見る