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公開番号2025034189
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023140419
出願日2023-08-30
発明の名称料理提供装置
出願人富士電機株式会社
代理人個人,個人
主分類G07F 11/70 20060101AFI20250306BHJP(チェック装置)
要約【課題】ユーザが複数種類の料理を食すのに適した状態にするための、作業の手間が増大するのを抑制することが可能な料理提供装置を提供する。
【解決手段】この料理提供装置は、第1種類の料理を第1温度により保存する第1保存庫と、第1種類とは異なる第2種類の料理を第1温度とは異なる第2温度により保存する第2保存庫と、第1種類の料理と、第2種類の料理と、を組み合わせて搬出して提供する料理提供部と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項１】
第１種類の料理を第１温度により保存する第１保存庫と、
前記第１種類とは異なる第２種類の料理を前記第１温度とは異なる第２温度により保存する第２保存庫と、
前記第１種類の料理と、前記第２種類の料理と、を組み合わせて搬出して提供する料理提供部と、を備える、料理提供装置。
続きを表示（約 1,200 文字）【請求項２】
前記料理提供部は、前記第１種類の料理と、前記第２種類の料理とを、互いに異なる温度帯により提供する、請求項１に記載の料理提供装置。
【請求項３】
前記第１種類の料理および前記第２種類の料理のうち少なくとも一方を加熱する加熱部を備え、
前記料理提供部は、少なくとも一方が加熱された前記第１種類の料理および前記第２種類の料理を組み合わせて提供する、請求項１に記載の料理提供装置。
【請求項４】
前記第１種類の料理および前記第２種類の料理のうち前記加熱部により加熱された料理を第３温度により保温する保温部を備える、請求項３に記載の料理提供装置。
【請求項５】
外部の制御装置と通信可能な通信部と、
前記通信部により取得した前記外部の制御装置からの指令に基づいて、前記第１種類の料理と前記第２種類の料理とを組み合わせて提供する制御と、前記第１種類の料理と前記第２種類の料理とを組み合わせて提供する準備を行う制御と、のうち少なくとも一方を行う制御部と、を備える、請求項１に記載の料理提供装置。
【請求項６】
前記外部の制御装置は、ユーザに対して複数の料理を組み合わせたメニューを推薦して前記通信部に対して指令を送信し、
前記制御部は、前記外部の制御装置により推薦したメニューの指令に基づいて、前記第１種類の料理と前記第２種類の料理とを組み合わせて提供する制御と、前記第１種類の料理と前記第２種類の料理とを組み合わせて提供する準備を行う制御と、のうち少なくとも一方を行う、請求項５に記載の料理提供装置。
【請求項７】
前記第１種類の料理を、冷凍温度帯である前記第１温度から冷蔵温度帯である第４温度に解凍する解凍部と、
前記解凍部により解凍された前記第１種類の料理を前記第４温度で保存する第３保存庫を備え、
前記料理提供部は、前記第３保存庫に保存された前記第１種類の料理を、前記第２種類の料理と組み合わせて提供する、請求項１に記載の料理提供装置。
【請求項８】
前記第１温度は、加熱温度帯、常温帯、チルド温度帯、冷凍温度帯のうちいずれか１つの温度帯であり、
前記第２温度は、前記加熱温度帯、前記常温帯、前記チルド温度帯、前記冷凍温度帯のうち前記第１温度とは異なるいずれか１つの温度帯である、請求項１に記載の料理提供装置。
【請求項９】
前記料理提供部は、前記第１種類の料理および前記第２種類の料理を組み合わせたメニューとして１つの提供容器位置に集めて提供する料理集約部を含む、請求項１に記載の料理提供装置。
【請求項１０】
組み合わせて提供する前記第１種類の料理および前記第２種類の料理に関する情報を含み、ユーザの端末により読み取り可能な識別子を、提供する料理に付する識別子付与部を備える、請求項１に記載の料理提供装置。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
この発明は、料理提供装置に関する。
続きを表示（約 1,500 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、料理提供装置が知られている（たとえば、特許文献１参照）。
【０００３】
上記特許文献１には、冷凍食品を－１８℃以下の温度で保管する第１保管室と、第１保管室から移動させた冷凍食品を第１保管室よりも高い－１５℃以上－２℃以下の温度で保管する第２保管室と、第２保管室の冷凍食品を搬出する搬送機構と、を備える冷凍食品保管装置（料理提供装置）が開示されている。また、上記特許文献１の冷凍食品保管装置では、第２保管室において－１５℃以上－２℃以下の温度で保管された冷凍食品が１つずつ払い出されるように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０２０－１９６５７５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
上記特許文献１に開示されている冷凍食品保管装置（料理提供装置）では、第２保管室において－１５℃以上－２℃以下の温度で保管された冷凍食品が１つずつ払い出されるように構成されている。このため、１つずつ払い出された複数の冷凍食品を食するためにはユーザが１つずつ冷凍食品を解凍して各々の食品（料理）を食するのに適切な温度に温める必要がある。その結果、ユーザが複数種類の料理を食すのに適した状態にするには、作業の手間が増大するという問題点がある。
【０００６】
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の１つの目的は、ユーザが複数種類の料理を食すのに適した状態にするための、作業の手間が増大するのを抑制することが可能な料理提供装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
上記目的を達成するために、この発明の一の局面による料理提供装置は、第１種類の料理を第１温度により保存する第１保存庫と、第１種類とは異なる第２種類の料理を第１温度とは異なる第２温度により保存する第２保存庫と、第１種類の料理と、第２種類の料理と、を組み合わせて搬出して提供する料理提供部と、を備える。
【０００８】
この発明の一の局面による料理提供装置では、上記のように構成することにより、第１温度により保存された第１種類の料理と、第２温度により保存された第２種類の料理とが組み合わされて一括してユーザに提供されるので、提供された複数の種類の料理の準備を個別にユーザが行う手間が軽減される。これにより、ユーザが複数種類の料理を食すのに適した状態にするための、作業の手間が増大するのを抑制することができる。
【０００９】
上記一の局面による料理提供装置において、好ましくは、料理提供部は、第１種類の料理と、第２種類の料理とを、互いに異なる温度帯により提供する。このように構成すれば、複数の種類の料理を、各々の料理を食すのに適した温度により提供することができるので、ユーザが複数の料理を各々適した温度に調整する手間を軽減することができる。
【００１０】
上記一の局面による料理提供装置において、好ましくは、第１種類の料理および第２種類の料理のうち少なくとも一方を加熱する加熱部を備え、料理提供部は、少なくとも一方が加熱された第１種類の料理および第２種類の料理を組み合わせて提供する。このように構成すれば、保存に適した低温の温度から食べるのに適した温度に加熱部により加熱することができるので、複数の料理のうち一部または全部の料理を加温して、食すのに適した温度の料理を提供することができる。
（【００１１】以降は省略されています）

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