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公開番号2025065702
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-22
出願番号2023175087
出願日2023-10-10
発明の名称販売データ処理装置及びプログラム
出願人株式会社寺岡精工
代理人個人,個人
主分類G07G 1/12 20060101AFI20250415BHJP(チェック装置)
要約【課題】複数の媒体をより好適に利用する。
【解決手段】複数の媒体を利用可能な店舗に用いられる販売データ処理装置であって、操作者から媒体の媒体情報を読み取る旨の読取有宣言操作を受け付ける受付手段と、操作者の読取動作に基づいて媒体の媒体情報を読み取る読取手段とを備え、前記読取手段は、前記受付手段によって前記読取有宣言操作を受け付けた後に前記読取動作に基づいて一の媒体の媒体情報を読み取り、一の媒体の媒体情報を読み取った後は、媒体情報を読み取っていない他の媒体について、再度の前記読取有宣言操作を受け付けることなく前記読取動作に基づいて媒体情報を読取可能である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
複数の媒体を利用可能な店舗に用いられる販売データ処理装置であって、
操作者から媒体の媒体情報を読み取る旨の読取有宣言操作を受け付ける受付手段と、
操作者の読取動作に基づいて媒体の媒体情報を読み取る読取手段と
を備え、
前記読取手段は、
前記受付手段によって前記読取有宣言操作を受け付けた後に前記読取動作に基づいて一の媒体の媒体情報を読み取り、一の媒体の媒体情報を読み取った後は、媒体情報を読み取っていない他の媒体について、再度の前記読取有宣言操作を受け付けることなく前記読取動作に基づいて媒体情報を読取可能であることを特徴とする販売データ処理装置。
続きを表示（約 1,200 文字）【請求項２】
利用可能な媒体の夫々に対応する対応情報を表示する表示手段と、
前記読取手段によって媒体情報が読み取られた媒体に対応する対応情報の表示態様を異ならせる表示態様変更手段と
を備えることを特徴とする請求項１に記載の販売データ処理装置。
【請求項３】
複数の媒体の中には併用が制限されている組み合わせが存在し、
前記表示態様変更手段は、
併用が制限されている組み合わせを構成する一の媒体の媒体情報が読み取られた場合、当該媒体に対応する対応情報に加え、当該組み合わせを構成する他の１以上の媒体の夫々に対応する対応情報の表示態様を異ならせることを特徴とする請求項２に記載の販売データ処理装置。
【請求項４】
複数の媒体の中には夫々の媒体情報が紐付けられている組み合わせが存在し、
前記表示態様変更手段は、
媒体情報が紐付けられている組み合わせを構成する一の媒体の媒体情報が読み取られた場合、当該媒体に対応する対応情報に加え、当該組み合わせを構成する他の１以上の媒体の夫々に対応する対応情報の表示態様を異ならせることを特徴とする請求項２に記載の販売データ処理装置。
【請求項５】
前記受付手段は、
操作者から媒体の媒体情報を読み取らない旨の読取無宣言操作を受け付け可能であり、
前記読取手段は、
前記読取動作を案内する読取画面において媒体情報を読み取り、
前記受付手段によって前記読取無宣言操作を受け付けた場合、又は、前記表示態様変更手段によって全部の対応情報の表示態様を異ならせる場合に、前記読取画面から他の画面に遷移することを特徴とする請求項３又は請求項４に記載の販売データ処理装置。
【請求項６】
前記読取手段によって媒体情報が読み取られていない媒体に対応する対応情報と、前記読取手段によって媒体情報が読みられた媒体に対応する対応情報と、を区別して表示する表示手段
を備えることを特徴とする請求項１に記載の販売データ処理装置。
【請求項７】
複数の媒体を利用可能な店舗に用いられる販売データ処理装置としてコンピュータを機能させるプログラムであって、
前記コンピュータを、
操作者から媒体の媒体情報を読み取る旨の読取有宣言操作を受け付ける受付手段、
操作者の読取動作に基づいて媒体の媒体情報を読み取る読取手段
として機能させ、
前記読取手段は、
前記受付手段によって前記読取有宣言操作を受け付けた後に前記読取動作に基づいて一の媒体の媒体情報を読み取り、一の媒体の媒体情報を読み取った後は、媒体情報を読み取っていない他の媒体について、再度の前記読取有宣言操作を受け付けることなく前記読取動作に基づいて媒体情報を読取可能であるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、販売データ処理装置及びプログラムに関する。
続きを表示（約 1,500 文字）【背景技術】
【０００２】
１取引において複数のポイントカードを利用可能なシステムが知られている（例えば、特許文献１参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００１－３０７２２４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、複数の媒体を利用する際の操作等には改善の余地がある。
【０００５】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、複数の媒体をより好適に利用する技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上述した課題を解決するための一態様は、複数の媒体を利用可能な店舗に用いられる販売データ処理装置であって、操作者から媒体の媒体情報を読み取る旨の読取有宣言操作を受け付ける受付手段と、操作者の読取動作に基づいて媒体の媒体情報を読み取る読取手段とを備え、前記読取手段は、前記受付手段によって前記読取有宣言操作を受け付けた後に前記読取動作に基づいて一の媒体の媒体情報を読み取り、一の媒体の媒体情報を読み取った後は、媒体情報を読み取っていない他の媒体について、再度の前記読取有宣言操作を受け付けることなく前記読取動作に基づいて媒体情報を読取可能であることを特徴とする販売データ処理装置である。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
登録精算装置の外観例である。
登録精算装置の構成例である。
登録精算装置の表示例である。
登録精算装置の表示例である。
登録精算装置の他の表示例である。
登録精算装置の他の表示例である。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
（販売システム）
本実施形態の登録精算装置１０は、販売システム１（非図示）を構成する装置の１つである。販売システム１は、登録精算装置１０の他に、取引状況管理装置７０（非図示）、ストアコントローラ８０（非図示）、本部サーバ９０（非図示）を含む。販売システム１は、種々の業態（スーパーマーケット、コンビニエンスストア、ドラッグストア、ホームセンタ、家電量販店等）に導入可能である。登録精算装置１０、取引状況管理装置７０及びストアコントローラ８０は、店舗内（商品陳列エリア、会計エリア、バックヤード等）に設置される。これらは、ＬＡＮ（有線でも無線でもよい）を介して通信可能に接続される。本部サーバ９０は、店舗外（例えば、本社やデータセンタ等）に設置される。店舗内に設置されている装置と、店舗外に設置されている装置とは、通信（直接的に通信又はストアコントローラ８０を介して通信）可能である。なお、販売システム１を販売データ処理システム、登録精算システムなどと称してもよい。
【０００９】
当該店舗（販売システム１を導入した店舗）では、複数のポイントカードが利用可能である。また、当該店舗では、１取引における２以上のポイントカードの併用（同時利用）も可能である。つまり、顧客は、一取引において２以上のポイントカードを提示し、夫々のポイントを獲得することができる。詳細は後述する。
【００１０】
（登録精算装置１０）
登録精算装置１０は、顧客の操作に基づいて商品を登録し、顧客の操作に基づいて精算する、いわゆるセルフ（フルセルフ）の装置である。つまり、登録精算装置１０は、商品を登録する登録処理と、登録した商品を精算する精算処理とを実行するが、両処理ともに、基本的には顧客自身の操作に基づいて実行する。
（【００１１】以降は省略されています）

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