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特許ウォッチ
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公開番号
2025068927
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-30
出願番号
2023179058
出願日
2023-10-17
発明の名称
カーテンウォール又はサッシ
出願人
YKK AP株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
E04B
2/96 20060101AFI20250422BHJP(建築物)
要約
【課題】機能部材のメンテナンス作業の作業性を向上することができるカーテンウォールを提供する。
【解決手段】カーテンウォール又はサッシは、建物の居住空間に対向する第1開口部と、前記建物の上下階境界部分に対向する第2開口部とを備えるカーテンウォール又はサッシであって、前記第2開口部は、第1上枠及び第1下枠を有し、ガラスを支持した第1枠体と、前記第1枠体よりも室内側に配置され、第2上枠及び第2下枠を有する第2枠体と、前記ガラスよりも室内側に配置される機能部材と、前記第1枠体と前記第2枠体との間に設けられ、前記第2上枠及び前記第2下枠の少なくとも一方に対して着脱可能に支持されることで、上下方向に移動可能なアタッチメント部材と、を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
建物の居住空間に対向する第1開口部と、前記建物の上下階境界部分に対向する第2開口部とを備えるカーテンウォール又はサッシであって、
前記第2開口部は、
第1上枠及び第1下枠を有し、ガラスを支持した第1枠体と、
前記第1枠体よりも室内側に配置され、第2上枠及び第2下枠を有する第2枠体と、
前記ガラスよりも室内側に配置される機能部材と、
前記第1枠体と前記第2枠体との間に設けられ、前記第2上枠及び前記第2下枠の少なくとも一方に対して着脱可能に支持されることで、上下方向に移動可能なアタッチメント部材と、
を備える
ことを特徴とするカーテンウォール又はサッシ。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のカーテンウォール又はサッシであって、
前記第2枠体で支持された耐火ボードを備え、
前記機能部材は、前記ガラスと前記耐火ボードとの間に配置される
ことを特徴とするカーテンウォール又はサッシ。
【請求項3】
請求項1又は2に記載のカーテンウォール又はサッシであって、
前記機能部材は、前記アタッチメント部材に支持されている
ことを特徴とするカーテンウォール又はサッシ。
【請求項4】
請求項1又は2に記載のカーテンウォール又はサッシであって、
前記第1枠体の室内側で上下方向に沿って延在する一対の方立を備え、
前記第2上枠及び前記第2下枠は、その長手方向での両端部が前記一対の方立の見込み面に設けたブラケットに支持されている
ことを特徴とするカーテンウォール又はサッシ。
【請求項5】
請求項1又は2に記載のカーテンウォール又はサッシであって、
前記第1開口部は、前記第1下枠と上下に隣接して配置される第3上枠と、前記第1上枠と上下に隣接して配置される第3下枠とを有し、ガラスを支持した第3枠体を備え、
前記第1上枠と前記第3下枠との間、及び、前記第1下枠と前記第3上枠との間の少なくとも一方を相互に連結し、且つ前記アタッチメント部材が着脱可能に支持される補助アタッチメント部材を備える
ことを特徴とするカーテンウォール又はサッシ。
【請求項6】
請求項1又は2に記載のカーテンウォール又はサッシであって、
前記機能部材には、配線が接続され、
前記配線は、前記アタッチメント部材に形成された第1配線孔と、前記第2上枠又は前記第2下枠の室内側壁部に形成された第2配線孔とを通過している
ことを特徴とするカーテンウォール又はサッシ。
【請求項7】
請求項1又は2に記載のカーテンウォール又はサッシであって、
前記機能部材は、発電材である
ことを特徴とするカーテンウォール又はサッシ。
【請求項8】
請求項3に記載のカーテンウォール又はサッシであって、
前記機能部材の上下方向への移動をガイドするガイドレールを有する
ことを特徴とするカーテンウォール又はサッシ。
【請求項9】
請求項3に記載のカーテンウォール又はサッシであって、
前記アタッチメント部材は、前記第2下枠に対して着脱可能に支持されると共に、前記第1開口部に向かって移動可能であることで、前記機能部材を前記第2開口部から前記第1開口部へと移動可能である
ことを特徴とするカーテンウォール又はサッシ。
【請求項10】
請求項3に記載のカーテンウォール又はサッシであって、
前記アタッチメント部材は、前記第2上枠に対して着脱可能に支持されると共に、前記第1開口部に向かって移動可能であることで、前記機能部材を前記第2開口部から前記第1開口部へと移動可能である
ことを特徴とするカーテンウォール又はサッシ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、カーテンウォール又はサッシに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
建物の外壁を構成するカーテンウォールは、ビジョン部とスパンドレル部とが上下方向に交互に連続して構成される。ビジョン部は床と天井との間の居室空間と対向する窓部である。スパンドレル部は下の階の天井と上の階の床との間に形成され、上下階の境界部分の空間に対向する。
【0003】
特許文献1には、建物の躯体である方立に対して、耐火ボードを有する本体ユニットと、太陽電池パネルを有する発電ユニットとを取り付けたカーテンウォールが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平8-172211号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の発電ユニットは、ガラス板と、ガラス板の室内側に配置される太陽電池パネルとを枠体で一体的に連結した構成である。この構成では、例えば経年劣化した太陽電池パネルの交換等を行うメンテナンス時には、ガラス板を含めた発電ユニット全体を室外側から取り外す必要がある。このメンテナンス作業は、例えば建物の外壁に足場等を設置する必要があり、手間がかかる。またこの構成では、メンテナンス時にカーテンウォールが外壁としての機能を一時的に喪失するため、その対策も必要となる。
【0006】
このように、カーテンウォールにおいて例えば室外側のガラスよりも室内側の空間に太陽電池パネルを設置した場合はメンテナンス性が問題となる。なお、この空間には太陽電池パネルのような発電材以外の機能部材、例えば照明設備、広告宣伝用のボード類、或いはビルの装飾用の各種パネル材等を設置することに対する要望もあり、そのような場合も同様にメンテナンス性が問題となる。また、このような機能部材は、上下に開口部を並べた段窓のようなサッシにおいてもカーテンウォールの場合と同様に設置される場合も想定され、その際もメンテナンス性が問題となる。
【0007】
本発明は、上記従来技術の課題を考慮してなされたものであり、機能部材のメンテナンス作業の作業性を向上することができるカーテンウォール又はサッシを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様に係るカーテンウォール又はサッシは、建物の居住空間に対向する第1開口部と、前記建物の上下階境界部分に対向する第2開口部とを備えるカーテンウォール又はサッシであって、前記第2開口部は、第1上枠及び第1下枠を有し、ガラスを支持した第1枠体と、前記第1枠体よりも室内側に配置され、第2上枠及び第2下枠を有する第2枠体と、前記ガラスよりも室内側に配置される機能部材と、前記第1枠体と前記第2枠体との間に設けられ、前記第2上枠及び前記第2下枠の少なくとも一方に対して着脱可能に支持されることで、上下方向に移動可能なアタッチメント部材と、を備える。
【発明の効果】
【0009】
本発明の上記態様によれば、機能部材のメンテナンス作業の作業性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
建物の外壁を形成するカーテンウォールの一部を室外側から見た正面図である。
第1実施形態に係るカーテンウォールの縦断面図である。
図2に示す下側のアタッチメント部材及びその周辺部を拡大した縦断面図である。
図2に示すスパンドレル部での横断面図である。
図2に示す機能部材を取り外す動作を示す縦断面図である。
第2実施形態に係るカーテンウォールの上側のアタッチメント部材及びその周辺部を拡大した縦断面図である。
図6に示す機能部材を取り外す動作を示す縦断面図である。
第3実施形態に係るカーテンウォールの縦断面図である。
図8に示す下側のアタッチメント部材及びその周辺部を拡大した縦断面図である。
図8に示すスパンドレル部での横断面図である。
図8に示す機能部材を取り外す動作を示す縦断面図である。
第4実施形態に係るカーテンウォールの縦断面図である。
第5実施形態に係るカーテンウォールの縦断面図である。
図13に示すスパンドレル部での横断面図である。
図13に示す機能部材を取り外す動作を示す縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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