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公開番号
2025068393
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-28
出願番号
2023178265
出願日
2023-10-16
発明の名称
設備システム、設備機器および中継装置
出願人
リンナイ株式会社
代理人
弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類
H04Q
9/00 20060101AFI20250421BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】設備機器のためのデータの記憶装置への書込みが正常に行われていない場合に、データのどこの部分に問題があるのか特定することが可能な技術を提供する。
【解決手段】設備システムは、記憶装置を備える設備機器と、設備機器と宅内通信回線を介して通信可能な中継装置と、中継装置と宅外通信回線を介して通信可能なサーバ装置を備える。サーバ装置は、中継装置に設備機器のためのデータを送信する。中継装置は、サーバ装置から設備機器のためのデータを受信し、設備機器のためのデータを第1のデータサイズを有する第1の分割データごとに設備機器に個別に送信する。設備機器は、中継装置から設備機器のためのデータを第1の分割データごとに個別に受信し、設備機器のためのデータを第2のデータサイズを有する第2の分割データごとに記憶装置に個別に書込み、かつ第2の分割データごとに記憶装置への書込みが正常に行われたか否かの検証を個別に行う。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
記憶装置を備える設備機器と、
前記設備機器と宅内通信回線を介して通信可能な中継装置と、
前記中継装置と宅外通信回線を介して通信可能なサーバ装置を備えており、
前記サーバ装置は、前記中継装置に前記設備機器のためのデータを送信するように構成されており、
前記中継装置は、前記サーバ装置から前記設備機器のためのデータを受信し、前記設備機器のためのデータを第1のデータサイズを有する第1の分割データごとに前記設備機器に個別に送信するように構成されており、
前記設備機器は、前記中継装置から前記設備機器のためのデータを前記第1の分割データごとに個別に受信し、前記設備機器のためのデータを第2のデータサイズを有する第2の分割データごとに前記記憶装置に個別に書込み、かつ前記第2の分割データごとに前記記憶装置への書込みが正常に行われたか否かの検証を個別に行うように構成されている、設備システム。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記設備機器は、特定の第2の分割データについて前記記憶装置への書込みが正常に行われなかった場合に、前記中継装置に前記特定の第2の分割データに対応する前記第1の分割データの再送信の要求を送信するように構成されており、
前記中継装置は、前記設備機器から前記再送信の要求を受信した場合に、前記設備機器に前記特定の第2の分割データに対応する前記第1の分割データの再送信を行うように構成されている、請求項1の設備システム。
【請求項3】
前記第2のデータサイズが、前記記憶装置において書込みおよび消去が可能な最小単位であるセクタに対応する、請求項2の設備システム。
【請求項4】
前記宅内通信回線が、有線通信回線である、請求項2の設備システム。
【請求項5】
前記第2のデータサイズが、前記第1のデータサイズ以上である、請求項2の設備システム。
【請求項6】
前記設備機器が、前記中継装置から1個の第2の分割データに対応する前記第1の分割データを受信するごとに、前記1個の第2の分割データについての、前記記憶装置への書込みと、前記記憶装置への書込みが正常に行われたか否かの検証を行うように構成されている、請求項2の設備システム。
【請求項7】
前記中継装置が、前記サーバ装置から前記設備機器のためのデータの全体を受信した後に、前記設備機器のためのデータを前記第1の分割データごとに前記設備機器に個別に送信するように構成されている、請求項2の設備システム。
【請求項8】
前記中継装置が、前記設備機器のリモコンである、請求項1の設備システム。
【請求項9】
前記設備機器が、熱機器である、請求項1の設備システム。
【請求項10】
記憶装置を備える設備機器であって、
前記設備機器は、宅内通信回線を介して中継装置と通信可能であり、
前記中継装置は、宅外通信回線を介してサーバ装置と通信可能であり、
前記サーバ装置は、前記中継装置に前記設備機器のためのデータを送信するように構成されており、
前記中継装置は、前記サーバ装置から前記設備機器のためのデータを受信し、前記設備機器のためのデータを第1のデータサイズを有する第1の分割データごとに前記設備機器に個別に送信するように構成されており、
前記設備機器は、前記中継装置から前記設備機器のためのデータを前記第1の分割データごとに個別に受信し、前記設備機器のためのデータを第2のデータサイズを有する第2の分割データごとに前記記憶装置に個別に書込み、かつ前記第2の分割データごとに前記記憶装置への書込みが正常に行われたか否かの検証を個別に行うように構成されている、設備機器。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書が開示する技術は、設備システム、設備機器および中継装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、設備システムが開示されている。前記設備システムは、記憶装置を備える設備機器と、前記設備機器と宅内通信回線を介して通信可能な中継装置と、前記中継装置と宅外通信回線を介して通信可能なサーバ装置を備えている。前記サーバ装置は、前記中継装置に前記設備機器のためのデータを送信するように構成されている。前記中継装置は、前記サーバ装置から前記設備機器のためのデータを受信し、前記設備機器のためのデータを第1のデータサイズを有する第1の分割データごとに前記設備機器に個別に送信するように構成されている。前記設備機器は、前記中継装置から前記設備機器のためのデータを前記第1の分割データごとに個別に受信し、前記設備機器のためのデータを前記記憶装置に書込むように構成されている。この構成によれば、設備機器のためのデータを中継装置から設備機器へ送信する際に、宅内通信回線が占有され続けてしまうことを抑制することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-144959号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
設備機器においては、設備機器のためのデータの記憶装置への書込みを行った後に、記憶装置への書込みが正常に行われたか否かを検証することが望ましい。仮に、設備機器において、設備機器のためのデータの全体を記憶装置へ書込んだ後に、記憶装置への書込みが正常に行われたか否かを検証する構成とすると、書込みが正常に行われていなかった場合に、データのどこの部分に問題があるのか特定することができず、その後の対応が困難となる。本明細書では、設備機器のためのデータの記憶装置への書込みが正常に行われていない場合に、データのどこの部分に問題があるのか特定することが可能な技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本技術の第1の態様では、設備システムは、記憶装置を備える設備機器と、前記設備機器と宅内通信回線を介して通信可能な中継装置と、前記中継装置と宅外通信回線を介して通信可能なサーバ装置を備えていてもよい。前記サーバ装置は、前記中継装置に前記設備機器のためのデータを送信するように構成されていてもよい。前記中継装置は、前記サーバ装置から前記設備機器のためのデータを受信し、前記設備機器のためのデータを第1のデータサイズを有する第1の分割データごとに前記設備機器に個別に送信するように構成されていてもよい。前記設備機器は、前記中継装置から前記設備機器のためのデータを前記第1の分割データごとに個別に受信し、前記設備機器のためのデータを第2のデータサイズを有する第2の分割データごとに前記記憶装置に個別に書込み、かつ前記第2の分割データごとに前記記憶装置への書込みが正常に行われたか否かの検証を個別に行うように構成されていてもよい。
【0006】
上記の構成によれば、設備機器において、設備機器のためのデータの記憶装置への書込みと、記憶装置への書込みが正常に行われたか否かの検証が、第2の分割データごとに行われる。このような構成とすることによって、設備機器のためのデータの記憶装置への書込みが正常に行われていない場合に、データのどこの部分に問題があるのか特定することができる。
【0007】
第2の態様では、第1の態様において、前記設備機器は、特定の第2の分割データについて前記記憶装置への書込みが正常に行われなかった場合に、前記中継装置に前記特定の第2の分割データに対応する前記第1の分割データの再送信の要求を送信するように構成されていてもよい。前記中継装置は、前記設備機器から前記再送信の要求を受信した場合に、前記設備機器に前記特定の第2の分割データに対応する前記第1の分割データの再送信を行うように構成されていてもよい。
【0008】
上記の構成によれば、設備機器において、特定の第2の分割データについて記憶装置への書込みが正常に行われなかった場合に、中継装置から設備機器へ、特定の第2の分割データに対応する第1の分割データのみが再送信される。このような構成とすることによって、中継装置から設備機器へのデータの再送信によって宅内通信回線が占有されることを抑制することができる。
【0009】
第3の態様では、第2の態様において、前記第2のデータサイズは、前記記憶装置において書込みおよび消去が可能な最小単位であるセクタに対応してもよい。
【0010】
上記の構成によれば、第2の分割データのデータサイズを最も小さくすることができる。これによって、設備機器において記憶装置への書込みが正常に行われなかった場合に、中継装置から設備機器へ再送信されるデータの量を少なくすることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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