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公開番号2025068037
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-24
出願番号2025024663,2023197219
出願日2025-02-19,2019-11-27
発明の名称便器装置
出願人株式会社LIXIL
代理人個人,個人,個人,個人
主分類E03D 9/08 20060101AFI20250417BHJP(上水;下水)
要約【課題】電気配線の取付け箇所を視認しづらく配置できる便器装置を提供すること。
【解決手段】便器装置1は、便器本体10の上部に配置され、機能部品が取り付けられるベース部3と、ベース部3の少なくとも一部を、第1の位置と、第1の位置よりも高い第2の位置との間で昇降させる昇降機構8と、ベース部3における昇降の対象となる部位の底面部311に配置され、電気配線が接続される電気的接続部4と、を備える。電気的接続部4の少なくとも一部は、ベース部3が第1の位置である状態で、便器本体10の上面10aにより覆われることが好ましい。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
便器本体の上部に配置され、機能部品が取り付けられるベース部と、
前記ベース部の少なくとも一部を、第1の位置と、前記第1の位置よりも高い第2の位置との間で昇降させる昇降機構と、
前記ベース部における前記昇降の対象となる部位の底面部に配置され、電気配線が接続される電気的接続部と、を備える、便器装置。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
前記電気的接続部の少なくとも一部は、前記ベース部が前記第1の位置である状態で、前記便器本体の上面により覆われる請求項1に記載の便器装置。
【請求項3】
前記ベース部は、
前記底面部に形成され、前記電気的接続部の一部が露出する開口部と、
前記開口部の外周縁から前記開口部の内側に向かって突出し、前記電気的接続部から延びる前記電気配線を、前記開口部から前記ベース部の外側端面へ向けて案内する案内リブ部と、を有する、請求項1又は2に記載の便器装置。
【請求項4】
前記開口部は、前記底面部における厚さ方向に貫通して形成され、
前記電気的接続部は、前記開口部内における前記底面部の最下端面よりも前記底面部の上方に配置される、請求項3に記載の便器装置。
【請求項5】
前記ベース部は、前記開口部を部分的に塞ぐ強化リブ部を有する、請求項3又は4に記載の便器装置。
【請求項6】
前記強化リブ部は、前記開口部内における前記底面部の上方から下方へ延出する、請求項5に記載の便器装置。
【請求項7】
前記電気配線は、一方が前記電気的接続部に接続され、他方が前記ベース部の外側へ延出する、請求項1~6のいずれか1項に記載の便器装置。
【請求項8】
前記電気配線は、前記電気配線を接地するアース線である、請求項1~7のいずれか1項に記載の便器装置。
【請求項9】
前記電気的接続部は、前記ベース部の外縁側に配置される、請求項1~8のいずれか1項に記載の便器装置。
【請求項10】
前記電気的接続部は、前記ベース部の位置が前記第2の位置である状態で、露出する、請求項1~9のいずれか1項に記載の便器装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、便器装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、便器装置には、便座及び便蓋の開閉や、臀部用の洗浄機構等、各機構を動作させるための電力が供給される。電力を供給するため、電気配線が各機構に接続される。例えば、便器装置における臀部用の洗浄機構の基板に電源ラインとアースラインを設けることが提案されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-72655号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
便器装置に電気配線を接続する際に、後から別の機構を有する装置を接続する場合、電気配線が便器装置の外に電気配線される場合がある。しかし、便器装置の外観上の要請から、電気配線の取付け箇所が視認されないように配置することが望ましい。加えて、便器装置の設置現場における電気配線の取付作業を容易にすることも望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示は、便器本体の上部に配置され、機能部品が取り付けられるベース部と、前記ベース部の少なくとも一部を、第1の位置と、前記第1の位置よりも高い第2の位置との間で昇降させる昇降機構と、前記ベース部における前記昇降の対象となる部位の底面部に配置され、電気配線が接続される電気的接続部と、を備える、便器装置に関する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
本実施形態の便器装置が定位置である状態を示す図である。
本実施形態の便器装置が上昇位置である状態を示す図である。
本実施形態の前ベース部の底面図である。
本実施形態の前ベース部の部分上面図である。
本実施形態の前ベース部の側面図である。
本実施形態の前ベース部の部分拡大斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、昇降機構8を含む便器装置1の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。以下の説明においては、便器装置1の便座21に座った人から視た場合の前後の方向を前後方向と定義する。前後方向に交差する左右を結ぶ方向を幅方向と定義する。鉛直方向を上下方向と定義する。図中、Fは便器装置1の前方を、Rは後方を示す。
【0008】
本実施形態の便器装置1は、図1及び図2に示すように、便座21と、便蓋22と、便器本体10と、ベース部3と、昇降機構8と、を備える。便座21及び便蓋22は、便器本体10の上方において、便器本体10に対して回転可能に取り付けられる。
【0009】
ベース部3は、便器本体10の後部の上部に配置される。ベース部3は、機能部品と、フロントベース部31と、リアベース部32と、カバー部33と、機能部品のそれぞれを接続する電気配線34(図6参照)と、を有する。機能部品は、例えば、ホース、洗浄ノズル、電源ユニット、制御回路基板、便座21及び便蓋22を電動で開閉させる電動開閉ユニット、バルブユニット、各種配管等である(全て図示省略)。機能部品は、各種機能及び他の部材との位置関係等を考慮して、ベース部3に取り付けられる。
【0010】
カバー部33は、以下に説明するリアベース部32及びフロントベース部31の上部を覆う樹脂製の蓋である。
(【0011】以降は省略されています)

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