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公開番号2025067651
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-24
出願番号2023177790
出願日2023-10-13
発明の名称噴霧装置
出願人トヨタ紡織株式会社
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類B05B 17/00 20060101AFI20250417BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約【課題】噴霧対象にミストを効率的に噴霧する。
【解決手段】噴霧装置(1)では、ミスト発生部(10)が発生させたミストを吐出する第1ノズル(11)よりも下方に第2ノズル(13)が配置されており、送風部(12)により発生した空気流を水平方向よりも上向きに第2ノズル(13)から吐出し、ミストは第2ノズル(13)と対象領域(40)との間で空気流と合流する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
シートの座面の上方向に予め定められた対象領域に向けて、液体を微粒化したミストを噴霧する噴霧装置であって、
前記ミストを発生させるミスト発生部と、
前記ミスト発生部が発生させた前記ミストを外部へ吐出する第1ノズルと、
空気流を発生させる送風部と、
前記第1ノズルよりも下方に配置され、水平方向よりも上向きに外部へ前記空気流を吐出する第2ノズルと、を備え、
前記第1ノズルから吐出される前記ミストは、前記第2ノズルと前記対象領域との間で前記空気流と合流する、噴霧装置。
続きを表示(約 320 文字)【請求項2】
前記座面に座る着座者の正面側を前方、背面側を後方としたとき、
前記第2ノズルは、前記対象領域よりも前方左側または前方右側に位置している、請求項1に記載の噴霧装置。
【請求項3】
前記対象領域が定められたシートである第1シートの前方に、前記第1シートとは異なる第2シートが配置されており、
前記噴霧装置は、前記第1シートおよび前記第2シートの外部に配置されている、請求項1に記載の噴霧装置。
【請求項4】
前記第2シートの左または右に第3シートが配置され、
前記噴霧装置は、前記第2シートと、前記第3シートとの間に配置されている、請求項3に記載の噴霧装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、噴霧装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、主に空気が通過する第1流路の上に、主に霧状の組成物が通過する第2流路を有する、毛髪用及び/又は皮膚用装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-111819号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、備え付けタイプの噴霧装置のように、ミストの噴射位置の変更が制限される状態にあっては、ミストを噴射する方向によっては、ミストが噴霧対象に到達しないことがある。
【0005】
本開示の一態様は、噴霧対象にミストを効率的に噴霧することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本開示の一態様に係る噴霧装置は、シートの座面の上方向に予め定められた対象領域に向けて、液体を微粒化したミストを噴霧する噴霧装置であって、前記ミストを発生させるミスト発生部と、前記ミスト発生部が発生させた前記ミストを外部へ吐出する第1ノズルと、空気流を発生させる送風部と、前記第1ノズルよりも下方に配置され、水平方向よりも上向きに外部へ前記空気流を吐出する第2ノズルと、を備え、前記第1ノズルから吐出される前記ミストは、前記第2ノズルと前記対象領域との間で前記空気流と合流する。
【発明の効果】
【0007】
本開示の一態様によれば、噴霧対象にミストを効率的に噴霧することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態に係る噴霧装置の設置環境の一例を示す平面図である。
本開示の一実施形態に係る噴霧装置の内部構造を示す斜視図である。
本開示の一実施形態に係る噴霧装置を構成する第1ノズルの一例を示す平面図である。
本開示の一実施形態に係る噴霧装置の設置環境の一例を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1は、本開示の一実施形態に係る噴霧装置の設置環境の一例を示す平面図である。以下、図1の矢印で示されるように、前後方向、左右方向、上下方向を定義する。図1に示す環境は、移動体の乗員が滞在する室内であって、複数のシート2が前後左右に配置されている。ここで、移動体とは、例えば、自動車、バス等の車両、列車、船舶、航空機、宇宙船等をいう。
【0010】
図1に示すシート2は、座面20および背もたれ21を有している。以下、シート2の座面20に座った着座者は、その顔面が前方に向き、背中が後方に向くものとして説明する。シート2は、着座者の指示に基づいて、その姿勢を変化させることができる。例えば、シート2は、座面20に対する背もたれ21の角度を変化させることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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