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公開番号
2025034998
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023141724
出願日
2023-08-31
発明の名称
トリガー式吐出器
出願人
株式会社吉野工業所
代理人
個人
主分類
B05B
11/00 20230101AFI20250306BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約
【課題】安定的に倒立させ得るトリガー式吐出器を提供する。
【解決手段】容器体の口頸部へ連通可能な前方開口の吐出口4bを有し、この吐出口4bより下側へ、前後方向への揺動可能なトリガー7を垂下した吐出器本体2と、前記吐出口4bの前方に回転可能に配備されたノズル部12から連係アーム16を延設したノズル部材10とを具備する。前記ノズル部12の回転により、前記連係アーム16がトリガー7の揺動を制止するロック位置と、当該揺動を解放する非ロック位置との間を回転する。前記吐出器本体2の天頂部に外部の載置面Mへ接地させるための主接地部Aを、非ロック位置にあるときの連係アーム16の天面S側に副接地部Bをそれぞれ設ける。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
容器体の口頸部に装着可能であり、この装着状態で当該口頸部へ連通された前方開口の吐出口(4b)を有し、この吐出口(4b)より下側へ、前後方向への揺動可能なトリガー(7)を垂下し、このトリガー(7)の揺動操作により、前記容器体内から液体を吸上げ、前記吐出口(4b)から吐出可能に構成した吐出器本体(2)と、
前記吐出口(4b)の前方に回転可能に配備されたノズル部(12)から、このノズル部(12)の回転軸と直交する方向へ連係アーム(16)を延設し、前記ノズル部(12)の回転により、前記連係アーム(16)が、前記トリガー(7)の揺動を制止するロック位置と、当該トリガー(7)の揺動を解放する非ロック位置との間を回転することが可能に設けたノズル部材(10)と、
を具備し、前記吐出器本体(2)の天頂部に、前記吐出器本体(2)の倒立状態で外部の載置面(M)へ接地させるための主接地部(A)を形成したトリガー式吐出器であって、
前記連係アーム(16)は、前記非ロック位置にあるときに、前記ノズル部(12)から側外方へ突出するように形成されており、
この側外方への突出状態での前記連係アーム(16)の天面(S)側に位置させて、当該連係アーム(16)に、前記倒立状態において前記載置面(M)へ接地させることにより前記主接地部(A)とともに、前記吐出器本体(2)の倒立姿勢を支えることが可能な副接地部(B)を配備させたことを特徴とする、トリガー式吐出器。
続きを表示(約 610 文字)
【請求項2】
前記主接地部(A)及び前記副接地部(B)は、ほぼ同一面上に水平に配置されていることを特徴とする、請求項1に記載のトリガー式吐出器。
【請求項3】
前記側外方への突出状態での前記連係アーム(16)の天面(S)から、当該連係アーム(16)の長手方向に延びる補強リブ(18)を突設させるとともに、この補強リブの突出方向の端面を前記副接地部(B)とし、
この副接地部(B)と前記主接地部(A)とが側外方から見て同一の水平面上に存在するように形成したことを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載のトリガー式吐出器。
【請求項4】
前記側外方への突出状態での前記連係アーム(16)の天面(S)から、当該連係アーム(16)の先部側に位置させて、補助リブ(20)を突設させるとともに、この補助リブ(20)の突出方向の端面を前記副接地部(B)とし、
この副接地部(B)と前記主接地部(A)とが側外方から見て同一の水平面上に存在するように形成したことを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載のトリガー式吐出器。
【請求項5】
前記連係アーム(16)は、前記ロック位置から90°回転させると前記非ロック位置となり、倒立状態で前方から見て前記吐出器本体(2)の軸線(О)に対して直角状になることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載のトリガー式吐出器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、トリガー式吐出器に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
トリガー式吐出器として、吐出器本体の吐出口の前方へ回転可能にノズル部を配備させ、このノズル部から、回転軸と直交する方向へ連係アームを延設し、ノズル部の回転により、連係アームが、トリガーの揺動を制止するロック位置と当該揺動を解放する非ロック位置との間を回転するものが知られている(特許文献1)。前記吐出器本体は、平坦な天頂部を有するシュラウド(カバー部材)を備え、容器体の詰替え作業の際に、容器体から取り外した吐出器を上下反転させ、床面やテーブルに仮置きすることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第3730029号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の吐出器は、詰替え作業の際の倒立状態でシュラウドの天頂部のみで接地するので不安定であり、振動などで倒れて不意に周囲を内容液で汚してしまう可能性がある。
【0005】
本発明の目的は、安定的に倒立させ得るトリガー式吐出器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の手段は、容器体の口頸部に装着可能であり、この装着状態で当該口頸部へ連通された前方開口の吐出口4bを有し、この吐出口4bより下側へ、前後方向への揺動可能なトリガー7を垂下し、このトリガー7の揺動操作により、前記容器体内から液体を吸上げ、前記吐出口4bから吐出可能に構成した吐出器本体2と、
前記吐出口4bの前方に回転可能に配備されたノズル部12から、このノズル部12の回転軸と直交する方向へ連係アーム16を延設し、前記ノズル部12の回転により、前記連係アーム16が、前記トリガー7の揺動を制止するロック位置と、当該トリガー7の揺動を解放する非ロック位置との間を回転することが可能に設けたノズル部材10と、
を具備し、前記吐出器本体2の天頂部に、前記吐出器本体2の倒立状態で外部の載置面Mへ接地させるための主接地部Aを形成したトリガー式吐出器であって、
前記連係アーム16は、前記非ロック位置にあるときに、前記ノズル部12から側外方へ突出するように形成されており、
この側外方への突出状態での前記連係アーム16の天面S側に位置させて、当該連係アーム16に、前記倒立状態において前記載置面Mへ接地させることにより前記主接地部Aとともに、前記吐出器本体2の倒立姿勢を支えることが可能な副接地部Bを配備させた。
【0007】
本手段では、図1(A)に示す吐出器本体2の吐出口4bの前方に回転可能にノズル部12を配備し、このノズル部から延設した連係アーム16が、ノズル部の回転により図2に想像線で示すロック位置と実線で示す非ロック位置との間を回転する。
また、前記吐出器本体2の天頂部に主接地部Aを、また連係アーム16が非ロック位置にあるときの連係アーム16の天面S側に副接地部Bをそれぞれ形成する。
この構造では、吐出器本体2の主接地部Aと、連係アーム16の天面S側に設けた副接地部Bとにより、倒立状態でのトリガー式吐出器の安定性が向上する。
【0008】
第2の手段は、第1の手段を有し、かつ前記主接地部A及び前記副接地部Bは、ほぼ同一面上に水平に配置されている。
【0009】
本手段では、図2、図3(A)及び図4(A)に示すように、前記主接地部A及び前記副接地部Bは、ほぼ同一面上に水平に配置されている。
この構造によれば、倒立状態でのトリガー式吐出器のガタツキを低減し、その安定性をさらに向上することができる。
【0010】
第3の手段は、第1の手段又は第2の手段を有し、かつ前記側外方への突出状態での前記連係アーム16の天面Sから、当該連係アーム16の長手方向に延びる補強リブ18を突設させるとともに、この補強リブの突出方向の端面を前記副接地部Bとし、
この副接地部Bと前記主接地部Aとが側外方から見て同一の水平面上に存在するように形成した。
(【0011】以降は省略されています)
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