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公開番号
2025107433
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-17
出願番号
2025080470,2022013428
出願日
2025-05-13,2022-01-31
発明の名称
積層プリフォーム、及び二重容器の製造方法
出願人
株式会社吉野工業所
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65D
1/02 20060101AFI20250710BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】内層体を外層体から容易に分別できる二重容器を形成可能な、積層プリフォーム、及び二重容器の製造方法を提供する。
【解決手段】雌ねじ部からなる被螺合部2jを内周面に有する有底筒状の外プリフォーム2と、フランジ3dと雄ねじ部からなる螺合部3hとを外周面に有する有底筒状の内プリフォーム3と、を有し、フランジ3dが外プリフォーム2の開口端2bに当接し且つ雄ねじ部の上面が雌ねじ部の下面に当接した状態になるまで雄ねじ部を雌ねじ部に螺脱可能に螺合させることによって、内プリフォーム3が外プリフォーム2の内側に組み付けられる、積層プリフォーム1。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
雌ねじ部からなる被螺合部を内周面に有する有底筒状の外プリフォームと、
フランジと雄ねじ部からなる螺合部とを外周面に有する有底筒状の内プリフォームと、を有し、
前記フランジが前記外プリフォームの開口端に当接し且つ前記雄ねじ部の上面が前記雌ねじ部の下面に当接した状態になるまで、前記雄ねじ部を前記雌ねじ部に螺脱可能に螺合させることによって、前記内プリフォームが前記外プリフォームの内側に組み付けられる、積層プリフォーム。
続きを表示(約 900 文字)
【請求項2】
前記内プリフォームは、内口部本体を有し、
前記内口部本体は、外径と内径が上下方向に一定となる上側領域と、前記上側領域の下端から下方に向けて縮径する下側領域と、を有し、
前記内口部本体の外周面は、前記螺合部を前記上側領域のみに有し、
前記内口部本体の前記下側領域の少なくとも上端部が2軸延伸ブロー成形時に実質的に延伸されない非延伸部である、請求項1に記載の積層プリフォーム。
【請求項3】
前記内プリフォームが、前記外プリフォームに対して螺脱方向にキャップと共回り可能に前記キャップに係合可能なキャップ係合部を有する、請求項1又は2に記載の積層プリフォーム。
【請求項4】
前記内プリフォームがポリプロピレンによって形成され、
前記外プリフォームがポリエチレンテレフタレートによって形成される、請求項1~3の何れか1項に記載の積層プリフォーム。
【請求項5】
フランジと雄ねじ部からなる螺合部とを外周面に有する有底筒状の内プリフォームを、雌ねじ部からなる被螺合部を内周面に有する有底筒状の外プリフォームの内側に、前記フランジが前記外プリフォームの開口端に当接し且つ前記雄ねじ部の上面が前記雌ねじ部の下面に当接した状態になるまで、前記雄ねじ部を前記雌ねじ部に螺脱可能に螺合させることによって組み付けることで、積層プリフォームを形成する、積層プリフォーム形成工程と、
前記積層プリフォームを2軸延伸ブロー成形するブロー成形工程と、を有する、二重容器の製造方法。
【請求項6】
前記内プリフォームは、内口部本体を有し、
前記内口部本体は、外径と内径が上下方向に一定となる上側領域と、前記上側領域の下端から下方に向けて縮径する下側領域と、を有し、
前記内口部本体の外周面は、前記螺合部を前記上側領域のみに有し、
前記内口部本体の前記下側領域の少なくとも上端部が2軸延伸ブロー成形時に実質的に延伸されない非延伸部である、請求項5に記載の二重容器の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、積層プリフォーム、及び二重容器の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
有底筒状の外層体と有底筒状の内層体とを有し、内層体が、外層体から剥離可能に外層体の内側に積層される、二重容器が知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2009-518245号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような二重容器は、リサイクル性などの観点から、内層体を外層体から容易に分別できれば望ましい。
【0005】
そこで本発明の目的は、内層体を外層体から容易に分別できる二重容器を形成可能な、積層プリフォーム、及び二重容器の製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の積層プリフォームは、雌ねじ部からなる被螺合部を内周面に有する有底筒状の外プリフォームと、フランジと雄ねじ部からなる螺合部とを外周面に有する有底筒状の内プリフォームと、を有し、前記フランジが前記外プリフォームの開口端に当接し且つ前記雄ねじ部の上面が前記雌ねじ部の下面に当接した状態になるまで、前記雄ねじ部を前記雌ねじ部に螺脱可能に螺合させることによって、前記内プリフォームが前記外プリフォームの内側に組み付けられる、積層プリフォームである。
【0007】
本発明の積層プリフォームは、上記構成において、前記内プリフォームは、内口部本体を有し、前記内口部本体は、外径と内径が上下方向に一定となる上側領域と、前記上側領域の下端から下方に向けて縮径する下側領域と、を有し、前記内口部本体の外周面は、前記螺合部を前記上側領域のみに有し、前記内口部本体の前記下側領域の少なくとも上端部が2軸延伸ブロー成形時に実質的に延伸されない非延伸部である、積層プリフォームであるのが好ましい。
【0008】
本発明の積層プリフォームは、上記構成において、前記内プリフォームが、前記外プリフォームに対して螺脱方向にキャップと共回り可能に前記キャップに係合可能なキャップ係合部を有する、積層プリフォームであるのが好ましい。
【0009】
本発明の積層プリフォームは、上記構成において、前記内プリフォームがポリプロピレンによって形成され、前記外プリフォームがポリエチレンテレフタレートによって形成される、積層プリフォームであるのが好ましい。
【0010】
本発明の二重容器の製造方法は、フランジと雄ねじ部からなる螺合部とを外周面に有する有底筒状の内プリフォームを、雌ねじ部からなる被螺合部を内周面に有する有底筒状の外プリフォームの内側に、前記フランジが前記外プリフォームの開口端に当接し且つ前記雄ねじ部の上面が前記雌ねじ部の下面に当接した状態になるまで、前記雄ねじ部を前記雌ねじ部に螺脱可能に螺合させることによって組み付けることで、積層プリフォームを形成する、積層プリフォーム形成工程と、前記積層プリフォームを2軸延伸ブロー成形するブロー成形工程と、を有する、二重容器の製造方法である。
(【0011】以降は省略されています)
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