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公開番号
2025020903
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-13
出願番号
2023124534
出願日
2023-07-31
発明の名称
ポンプ式吐出器
出願人
株式会社吉野工業所
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B05B
11/00 20230101AFI20250205BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約
【課題】容易にリサイクルすることが可能で作動性のよいポンプ式吐出器を提供することである。
【解決手段】容器2の口部2aに装着されるキャップ10と、ステム25aが進退移動することによって作動するポンプ20と、ステム25bに連結されたヘッド30と、を有するポンプ式吐出器1であって、ヘッド30及びポンプ20の何れか一方またはヘッド30及びキャップ10の何れか一方に設けられ、ヘッド30及びポンプ20の何れか他方またはヘッド30及びキャップ10の何れか他方に向けて延出する延出部40と、ヘッド30及びポンプ20の何れか他方またはヘッド30及びキャップ10の何れか他方に設けられ、ヘッド30がキャップ10に向けて押し下げられると延出部40によって押されて撓む弾性片50、51、52と、を有し、延出部40が弾性片50、51、52よりも硬い材質で形成されていることを特徴とするポンプ式吐出器1。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
内容液を収容する容器の口部に装着されるキャップと、
前記キャップにより前記口部に保持され、ステムが進退移動することによって作動するポンプと、
内容液を吐出する吐出口を備え、前記ステムに連結されたヘッドと、を有し、
前記ヘッドが前記キャップに向けて押し下げられると前記容器の内部の内容液を前記吐出口から吐出するように構成されたポンプ式吐出器であって、
前記ヘッド及び前記ポンプの何れか一方または前記ヘッド及び前記キャップの何れか一方に設けられ、前記ヘッド及び前記ポンプの何れか他方または前記ヘッド及び前記キャップの何れか他方に向けて延出する延出部と、
前記ヘッド及び前記ポンプの何れか他方または前記ヘッド及び前記キャップの何れか他方に設けられ、前記ヘッドが前記キャップに向けて押し下げられると前記延出部によって押されて撓む弾性片と、を有し、
前記延出部が前記弾性片よりも硬い材質で形成されていることを特徴とするポンプ式吐出器。
続きを表示(約 470 文字)
【請求項2】
前記弾性片がポリプロピレン樹脂で形成されており、
前記延出部が、超高分子量ポリエチレン樹脂、ポリオキシメチレン樹脂またはアクリル樹脂で形成されている、請求項1に記載のポンプ式吐出器。
【請求項3】
前記延出部が、曲げ弾性率が1700MPa以上、2700MPa以下の超高分子量ポリエチレン樹脂で形成されている、請求項2に記載のポンプ式吐出器。
【請求項4】
前記延出部が、曲げ弾性率が2400MPa以上、2500MPa以下の超高分子量ポリエチレン樹脂で形成されている、請求項3に記載のポンプ式吐出器。
【請求項5】
前記ヘッドに前記延出部が設けられ、
前記キャップに、前記ヘッドが前記キャップに向けて押し下げられると前記延出部によって前記ステムから離れる方向に撓む外倒れ弾性片と、前記ヘッドが前記キャップに向けて押し下げられると前記延出部によって前記ステムに近づく方向に撓む内倒れ弾性片と、が設けられている、請求項1~4の何れか1項に記載のポンプ式吐出器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ポンプ式吐出器に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
ポンプ式吐出器として、容器の口部に装着されるキャップと、キャップにより口部に保持され、ステムが進退移動することによって作動するポンプと、内容液を吐出する吐出口を備え、ステムに連結されたヘッドと、を有し、ヘッドがキャップに向けて押し下げられると容器の内部の内容液を吐出口から吐出するように構成されたものが知られている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
このようなポンプ式吐出器は、その内部にコイルスプリングを備え、ヘッドがキャップに向けて押し下げられて内容液を吐出した後、当該押下げ操作を解除すると、コイルスプリングのバネ力により押し下げられたヘッドが初期位置に復帰するように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-31950号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、上記従来のポンプ式吐出器は、大部分の部品が合成樹脂製であるが、コイルスプリングは金属製となっているため、使用後のポンプ式吐出器を合成樹脂品としてリサイクルすることができない。また、この種のポンプ式吐出器では、使用時において部品が外れてしまうことを防止するために、嵌合等によって部品同士が強固に固定されているため、ポンプ式吐出器を分解してコイルスプリングを他の部品と分別するにも手間を要することとなる。そのため、上記従来のポンプ式吐出器のリサイクルは容易ではなかった。
【0006】
本発明は、このような課題を鑑みてなされたものであり、その目的は、容易にリサイクルすることが可能で作動性のよいポンプ式吐出器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のポンプ式吐出器は、内容液を収容する容器の口部に装着されるキャップと、前記キャップにより前記口部に保持され、ステムが進退移動することによって作動するポンプと、内容液を吐出する吐出口を備え、前記ステムに連結されたヘッドと、を有し、前記ヘッドが前記キャップに向けて押し下げられると前記容器の内部の内容液を前記吐出口から吐出するように構成されたポンプ式吐出器であって、前記ヘッド及び前記ポンプの何れか一方または前記ヘッド及び前記キャップの何れか一方に設けられ、前記ヘッド及び前記ポンプの何れか他方または前記ヘッド及び前記キャップの何れか他方に向けて延出する延出部と、前記ヘッド及び前記ポンプの何れか他方または前記ヘッド及び前記キャップの何れか他方に設けられ、前記ヘッドが前記キャップに向けて押し下げられると前記延出部によって押されて撓む弾性片と、を有し、前記延出部が前記弾性片よりも硬い材質で形成されていることを特徴とする。
【0008】
本発明のポンプ式吐出器は、上記構成において、前記弾性片がポリプロピレン樹脂で形成されており、前記延出部が、超高分子量ポリエチレン樹脂、ポリオキシメチレン樹脂またはアクリル樹脂で形成されているのが好ましい。
【0009】
本発明のポンプ式吐出器は、上記構成において、前記延出部が、曲げ弾性率が1700MPa以上、2700MPa以下の超高分子量ポリエチレン樹脂で形成されているのが好ましい。
【0010】
本発明のポンプ式吐出器は、上記構成において、前記延出部が、曲げ弾性率が2400MPa以上、2500MPa以下の超高分子量ポリエチレン樹脂で形成されているのが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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