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公開番号
2025075628
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-15
出願番号
2023186928
出願日
2023-10-31
発明の名称
詰替え容器
出願人
株式会社吉野工業所
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65D
51/22 20060101AFI20250508BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】詰め替え時における内容液の不意の漏れ出しを防止することが可能な詰替え容器を提供することである。
【解決手段】容器本体10と、口部11に固定された固定キャップ20と、本容器50の口部51にねじ結合する雌ねじ33を備え、固定キャップ30に回動自在に装着された連結キャップ30と、連結キャップ30に設けられた空気置換孔35及び液体流通孔36と、固定キャップ20に弱化部25により連結されて設けられて連結キャップ30に回り止めされた閉塞部24と、固定キャップ20の連結キャップ30に対する締付け方向への回動を許容し、緩み方向への回動を阻止するラチェット機構40と、を有し、固定キャップ20が連結キャップ30に対して締付け方向へ回動すると、弱化部25による天壁22との連結が解除されることで空気置換孔35及び液体流通孔36が容器本体10の内部に連通するように構成されている詰替え容器1。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
本容器に内容液を詰め替えるための詰替え容器であって、
前記内容液を収容する容器本体と、
前記容器本体の口部に固定された固定キャップと、
前記本容器の口部にねじ結合する雌ねじを備え、前記固定キャップに前記口部の軸線を中心として回動自在に装着された連結キャップと、
前記連結キャップの底壁に設けられた空気置換孔及び液体流通孔と、
前記固定キャップの天壁に連結部により連結されて設けられ、前記空気置換孔及び前記液体流通孔と前記容器本体の内部との連通を遮断するとともに前記連結キャップに前記軸線を中心とした周方向に回り止めされた閉塞部と、
前記固定キャップと前記連結キャップとの間に設けられ、前記固定キャップの前記連結キャップに対する前記軸線を中心とした締付け方向への回動を許容し、前記固定キャップの前記連結キャップに対する前記軸線を中心とした緩み方向への回動を阻止するように作動するラチェット機構と、を有し、
前記固定キャップが前記連結キャップに対して前記軸線を中心とした締付け方向へ回動すると、前記連結部による前記天壁との連結が解除されることで前記天壁から前記閉塞部が除去されて、前記空気置換孔及び前記液体流通孔が前記容器本体の内部に連通するように構成されていることを特徴とする詰替え容器。
続きを表示(約 380 文字)
【請求項2】
前記閉塞部が有底筒状であり、
前記底壁に、一端が前記底壁から前記連結キャップの内側に突出し、他端が前記底壁から前記固定キャップの側に向けて突出するとともに前記閉塞部に挿入されて閉塞された筒状部が一体に設けられ、
前記筒状部の内側が前記空気置換孔となっている、請求項1に記載の詰替え容器。
【請求項3】
前記筒状部の外周面に形成された係合部と、
前記閉塞部の外周面に形成された係止部とを有し、
前記係合部と前記係止部が周方向において係合することで、前記閉塞部が前記連結キャップに対して回り止めされている、請求項2に記載の詰替え容器。
【請求項4】
前記筒状部の一端が前記軸線に垂直な面に対して傾斜するとともに、前記一端にリップ部が設けられている、請求項2または3に記載の詰替え容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、詰替え容器に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、例えば化粧水や乳液、液体洗剤、シャンプー、リンスなどの内容液(内容物)を本容器に詰め替えるための詰替え容器として、当該内容液を収容する容器本体と、天面に弱化部を介して閉塞部が設けられ、容器本体の口部にスライド移動可能に装着された開栓キャップとを有し、倒立姿勢で開栓キャップを本容器の口部に差し込み、この状態で容器本体を本容器の側に向けて押し込むことで、容器本体の口部により弱化部が破断されて閉塞部が開き、容器本体に収容された内容液が本容器の内部に詰め替えられるようにした構成のものが知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-143126号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記従来の詰替え容器では、容器本体に収容されている内容液を本容器に詰め替える際に、開栓キャップが本容器の口部から不意に外れて内容液が漏れ出してしまう虞がある、という問題点があった。
【0005】
本発明は、このような課題を鑑みてなされたものであり、その目的は、詰め替え時における内容液の不意の漏れ出しを防止することが可能な詰替え容器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の詰替え容器は、本容器に内容液を詰め替えるための詰替え容器であって、前記内容液を収容する容器本体と、前記容器本体の口部に固定された固定キャップと、前記本容器の口部にねじ結合する雌ねじを備え、前記固定キャップに前記口部の軸線を中心として回動自在に装着された連結キャップと、前記連結キャップの底壁に設けられた空気置換孔及び液体流通孔と、前記固定キャップの天壁に連結部により連結されて設けられ、前記空気置換孔及び前記液体流通孔と前記容器本体の内部との連通を遮断するとともに前記連結キャップに前記軸線を中心とした周方向に回り止めされた閉塞部と、前記固定キャップと前記連結キャップとの間に設けられ、前記固定キャップの前記連結キャップに対する前記軸線を中心とした締付け方向への回動を許容し、前記固定キャップの前記連結キャップに対する前記軸線を中心とした緩み方向への回動を阻止するように作動するラチェット機構と、を有し、前記固定キャップが前記連結キャップに対して前記軸線を中心とした締付け方向へ回動すると、前記連結部による前記天壁との連結が解除されることで前記天壁から前記閉塞部が除去されて、前記空気置換孔及び前記液体流通孔が前記容器本体の内部に連通するように構成されていることを特徴とする。
【0007】
本発明の詰替え容器は、上記構成において、前記閉塞部が有底筒状であり、前記底壁に、一端が前記底壁から前記連結キャップの内側に突出し、他端が前記底壁から前記固定キャップの側に向けて突出するとともに前記閉塞部に挿入されて閉塞された筒状部が一体に設けられ、前記筒状部の内側が前記空気置換孔となっているのが好ましい。
【0008】
本発明の詰替え容器は、上記構成において、前記筒状部の外周面に形成された係合部と、前記閉塞部の外周面に形成された係止部とを有し、前記係合部と前記係止部が周方向において係合することで、前記閉塞部が前記連結キャップに対して回り止めされているのが好ましい。
【0009】
本発明の詰替え容器は、上記構成において、前記筒状部の一端が前記軸線に垂直な面に対して傾斜するとともに、前記一端にリップ部が設けられているのが好ましい。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、詰め替え時における内容液の不意の漏れ出しを防止することが可能な詰替え容器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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