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公開番号
2025074520
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-14
出願番号
2023185369
出願日
2023-10-30
発明の名称
角型ボトル
出願人
株式会社吉野工業所
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65D
1/02 20060101AFI20250507BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】軽量化を図っても、減圧吸収パネル部と周溝との間に位置する部分に折れが生ずるのを抑えることができる。
【解決手段】複数のパネル面部10が周方向に連設された胴部4を有し、胴部には、周方向に延び、パネル面部を上下に区分けする周溝13が形成され、パネル面部には、周溝に対して上下方向に隣り合う減圧吸収パネル部22が形成され、減圧吸収パネル部は、径方向の外側から見た正面視で、複数の角部22aを有する角形状を呈し、パネル面部において、減圧吸収パネル部における複数の角部のうち、周溝に対して上下方向に隣り合う対応角部と周溝との間に位置する対応部分10aには、周溝の内側に向けて張り出した張出部30が形成され、周溝と減圧吸収パネル部との間に位置する部分には、この部分における周方向の中央部を跨いで周方向に延びる横溝31が形成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のパネル面部が周方向に連設された胴部を有し、
前記胴部には、周方向に延び、前記パネル面部を上下に区分けする周溝が形成され、
前記パネル面部には、前記周溝に対して上下方向に隣り合う減圧吸収パネル部が形成され、
前記減圧吸収パネル部は、径方向の外側から見た正面視で、複数の角部を有する角形状を呈し、
前記パネル面部において、前記減圧吸収パネル部における複数の前記角部のうち、前記周溝に対して上下方向に隣り合う対応角部と前記周溝との間に位置する対応部分には、前記周溝の内側に向けて張り出した張出部が形成され、
前記周溝と前記減圧吸収パネル部との間に位置する部分には、この部分における周方向の中央部を跨いで周方向に延びる横溝が形成されている、角型ボトル。
続きを表示(約 300 文字)
【請求項2】
前記パネル面部、前記横溝、および前記減圧吸収パネル部それぞれの周方向の中央部は一致しており、
前記横溝の周方向の大きさは、前記減圧吸収パネル部の周方向の大きさより小さい、請求項1に記載の角型ボトル。
【請求項3】
前記減圧吸収パネル部は、径方向の外側から見た正面視で、四隅にR形状の角部が配置された四角形状を呈し、
前記対応角部は、周方向に間隔をあけて2つ配置され、
2つの前記対応角部それぞれにおいて、前記正面視で円弧形状を呈する各外周縁の中央部同士の間の周方向の距離は、前記横溝の周方向の大きさ以上となっている、請求項2に記載の角型ボトル。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、角型ボトルに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば下記特許文献1に示されるように、複数のパネル面部が周方向に連設された胴部を有し、胴部に、周方向に延び、パネル面部を上下に区分けする周溝が形成され、パネル面部に、周溝に対して上下方向に隣り合う減圧吸収パネル部が形成され、減圧吸収パネル部は、径方向の外側から見た正面視で、複数の角部を有する角形状を呈し、パネル面部において、減圧吸収パネル部における複数の角部のうち、周溝に対して上下方向に隣り合う対応角部と周溝との間に位置する部分に、周溝の内側に向けて張り出した張出部が形成された角型ボトルが知られている。
この角型ボトルでは、張出部によって、対応角部と周溝との間に位置する対応部分の平面積が広く確保されることとなり、角型ボトル内の減圧に伴う減圧吸収パネル部の変形時に、対応部分に生ずる応力を緩和することができる。これにより、角型ボトル内の減圧時に、対応部分に、ボトル内側に向かって折れ曲がるような谷折り状の折れが生ずるのを抑えることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-70493号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、角型ボトルの軽量化(薄肉化)を図ると、減圧吸収パネル部と周溝との間に位置する部分において、対応部分から減圧吸収パネル部の周方向の中央部側にずれた位置で、前述の折れが新たに生じやすくなるおそれがある。
【0005】
本発明は、軽量化を図っても、減圧吸収パネル部と周溝との間に位置する部分に折れが生ずるのを抑えることができる角型ボトルを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る角型ボトルは、複数のパネル面部が周方向に連設された胴部を有し、前記胴部には、周方向に延び、前記パネル面部を上下に区分けする周溝が形成され、前記パネル面部には、前記周溝に対して上下方向に隣り合う減圧吸収パネル部が形成され、前記減圧吸収パネル部は、径方向の外側から見た正面視で、複数の角部を有する角形状を呈し、前記パネル面部において、前記減圧吸収パネル部における複数の前記角部のうち、前記周溝に対して上下方向に隣り合う対応角部と前記周溝との間に位置する対応部分には、前記周溝の内側に向けて張り出した張出部が形成され、前記周溝と前記減圧吸収パネル部との間に位置する部分には、この部分における周方向の中央部を跨いで周方向に延びる横溝が形成されている。
【0007】
張出部によって、対応角部と周溝との間に位置する対応部分の平面積が広く確保されることとなり、角型ボトル内の減圧に伴う減圧吸収パネル部の変形時に、対応部分に生ずる応力が緩和され、対応部分に、ボトル内側に向かって折れ曲がるような谷折り状の折れが生ずるのを抑えることができる。
パネル面部において、周溝と減圧吸収パネル部との間に位置する帯状部分に、この帯状部分における周方向の中央部を跨いで周方向に延びる横溝が形成されているので、帯状部分の剛性を向上させることが可能になり、角型ボトルの軽量化を図っても、角型ボトル内の減圧時に、帯状部分のうち、対応部分以外の部分で折れが生ずるのを抑えることができる。
【0008】
前記パネル面部、前記横溝、および前記減圧吸収パネル部それぞれの周方向の中央部は一致しており、前記横溝の周方向の大きさは、前記減圧吸収パネル部の周方向の大きさより小さくてもよい。
【0009】
パネル面部、横溝、および減圧吸収パネル部それぞれの周方向の中央部が一致し、横溝の周方向の大きさが、減圧吸収パネル部の周方向の大きさより小さいので、対応角部と周溝との間に位置する対応部分の平面積を確保しつつ、周溝と減圧吸収パネル部との間に位置する帯状部分の剛性を確保することが可能になり、角型ボトルの軽量化を図っても、帯状部分に折れが生ずるのを確実に抑えることができる。
【0010】
前記減圧吸収パネル部は、径方向の外側から見た正面視で、四隅にR形状の角部が配置された四角形状を呈し、前記対応角部は、周方向に間隔をあけて2つ配置され、2つの前記対応角部それぞれにおいて、前記正面視で円弧形状を呈する各外周縁の中央部同士の間の周方向の距離は、前記横溝の周方向の大きさ以上となってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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