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公開番号
2025088544
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-11
出願番号
2023203317
出願日
2023-11-30
発明の名称
吐出キャップ
出願人
株式会社吉野工業所
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65D
47/20 20060101AFI20250604BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】内容液の飛び出しと液垂れを抑制できる吐出キャップを提供する。
【解決手段】吐出キャップ4は、容器3の口部3aに装着され、吐出筒6b及び押下部6cを有し、容器3(吐出容器1)を傾けた状態での押下部6cへの押下操作によって内容液2を吐出筒6bから吐出する吐出キャップ4であって、口部3aに保持されるベース部7と、押下部6cに押し下げられる被押下部5b1及び被押下部5b1が押し下げられることで上方に揺動する液操作部5b2を有しベース部7に揺動可能に支持される揺動部5bと、液操作部5b2が吐出筒6b内に位置する押下状態から液操作部5b2が押下状態よりも下方に位置する初期状態になるように揺動部5bを付勢する付勢部8とを有し、液操作部5b2は、初期状態において底面視で吐出筒6bの下端部の内側に液操作部5b2の一部又は全部が位置し、押下状態において内容液2が容器3内から吐出筒6bを通って吐出されることを許容する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
容器の口部に装着され、吐出筒及び押下部を有し、前記容器を傾けた状態での前記押下部への押下操作によって前記容器内の内容液を前記吐出筒から吐出する吐出キャップであって、
前記容器の前記口部に保持されるベース部と、
前記押下操作時に前記押下部に押し下げられる被押下部及び前記被押下部が押し下げられることで上方に揺動する液操作部を有し前記ベース部に上下方向に揺動可能に支持される揺動部と、
前記液操作部が前記吐出筒内に位置する押下状態から前記液操作部が前記押下状態よりも下方に位置する初期状態になるように前記揺動部を付勢する付勢部とを有し、
前記液操作部は、前記初期状態において底面視で前記吐出筒の下端部の内側に前記液操作部の一部又は全部が位置し、前記押下状態において前記内容液が前記容器内から前記吐出筒を通って吐出されることを許容する、吐出キャップ。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記付勢部は、前記押下操作によって弾性変形し前記押下操作の解除時に弾性変形からの復元力によって前記被押下部を押し上げる前記押下部によって構成される、請求項1に記載の吐出キャップ。
【請求項3】
前記押下部は、前記揺動部の揺動軸線とそれぞれ並んで延びる直線状の第1屈曲部、第2屈曲部、第3屈曲部及び第4屈曲部と、前記第1屈曲部から前記第2屈曲部まで延びる第1壁部と、前記第2屈曲部から前記第3屈曲部まで延びる第2壁部と、前記第3屈曲部から前記第4屈曲部まで延びる第3壁部とを有し、前記初期状態において前記底面視で前記第1屈曲部が山折り状をなし、前記第2屈曲部が谷折り状をなし、前記第3屈曲部が山折り状をなし、前記第4屈曲部が谷折り状をなし、前記第1壁部の上面に対する前記押下操作により前記第2壁部及び前記第3壁部が前記第3屈曲部を介して折り畳まれ、前記押下操作の解除により前記第2壁部及び前記第3壁部が折り畳まれた状態から復帰しながら前記第2壁部が前記揺動部の前記被押下部を押し上げることで前記揺動部を前記初期状態にする、請求項2に記載の吐出キャップ。
【請求項4】
前記揺動部を有する中栓とヒンジキャップとを有し、
前記ヒンジキャップは、前記口部に装着される装着筒部と、前記吐出筒及び前記押下部を有し前記装着筒部に連なる頂壁部と、前記装着筒部にヒンジ部を介して回動可能に連なる上蓋とを有し、
前記上蓋は、前記第2壁部及び前記第3壁部が折り畳まれた状態で閉蓋された場合に前記第2壁部を押し上げて前記揺動部を前記初期状態にする、請求項3に記載の吐出キャップ。
【請求項5】
前記付勢部は、前記揺動部を前記ベース部に一体に連ね前記初期状態からの前記揺動部の揺動によって捻じり変形する連結部によって構成される、請求項1に記載の吐出キャップ。
【請求項6】
前記液操作部は、前記容器を傾けた前記状態での前記押下操作によって前記揺動部の前記押下状態で前記内容液を吐出させる流路の絞り部を形成する内周面を有する筒状体を有する、請求項1に記載の吐出キャップ。
【請求項7】
前記液操作部は、前記容器を傾けた前記状態での前記押下操作によって前記揺動部の前記押下状態で前記内容液を吐出させる流路の一部を形成する内周面を有する筒状体と、前記筒状体の上端部から上方に突出する突出部とを有し、前記押下状態において前記筒状体及び前記突出部は前記吐出筒内に位置する、請求項1に記載の吐出キャップ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は吐出キャップに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
容器の口部に装着され、吐出筒及び押下部を有し、容器を傾けた状態での押下部への押下操作によって容器内の内容液を吐出筒から吐出する吐出キャップが知られている(例えば特許文献1参照)。このような吐出キャップによれば、押下部への押下操作によって適量の内容液を容易に吐出できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-184194号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような吐出キャップは、容器を傾けただけでは内容液が飛び出さず、吐出後に吐出筒からの液垂れが生じないことが好ましい。
【0005】
そこで、本発明の目的は、内容液の飛び出しと液垂れを抑制できる吐出キャップを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は以下のとおりである。
【0007】
[1]
容器の口部に装着され、吐出筒及び押下部を有し、前記容器を傾けた状態での前記押下部への押下操作によって前記容器内の内容液を前記吐出筒から吐出する吐出キャップであって、
前記容器の前記口部に保持されるベース部と、
前記押下操作時に前記押下部に押し下げられる被押下部及び前記被押下部が押し下げられることで上方に揺動する液操作部を有し前記ベース部に上下方向に揺動可能に支持される揺動部と、
前記液操作部が前記吐出筒内に位置する押下状態から前記液操作部が前記押下状態よりも下方に位置する初期状態になるように前記揺動部を付勢する付勢部とを有し、
前記液操作部は、前記初期状態において底面視で前記吐出筒の下端部の内側に前記液操作部の一部又は全部が位置し、前記押下状態において前記内容液が前記容器内から前記吐出筒を通って吐出されることを許容する、吐出キャップ。
【0008】
[2]
前記付勢部は、前記押下操作によって弾性変形し前記押下操作の解除時に弾性変形からの復元力によって前記被押下部を押し上げる前記押下部によって構成される、[1]に記載の吐出キャップ。
【0009】
[3]
前記押下部は、前記揺動部の揺動軸線とそれぞれ並んで延びる直線状の第1屈曲部、第2屈曲部、第3屈曲部及び第4屈曲部と、前記第1屈曲部から前記第2屈曲部まで延びる第1壁部と、前記第2屈曲部から前記第3屈曲部まで延びる第2壁部と、前記第3屈曲部から前記第4屈曲部まで延びる第3壁部とを有し、前記初期状態において前記底面視で前記第1屈曲部が山折り状をなし、前記第2屈曲部が谷折り状をなし、前記第3屈曲部が山折り状をなし、前記第4屈曲部が谷折り状をなし、前記第1壁部の上面に対する前記押下操作により前記第2壁部及び前記第3壁部が前記第3屈曲部を介して折り畳まれ、前記押下操作の解除により前記第2壁部及び前記第3壁部が折り畳まれた状態から復帰しながら前記第2壁部が前記揺動部の前記被押下部を押し上げることで前記揺動部を前記初期状態にする、[2]に記載の吐出キャップ。
【0010】
[4]
前記揺動部を有する中栓とヒンジキャップとを有し、
前記ヒンジキャップは、前記口部に装着される装着筒部と、前記吐出筒及び前記押下部を有し前記装着筒部に連なる頂壁部と、前記装着筒部にヒンジ部を介して回動可能に連なる上蓋とを有し、
前記上蓋は、前記第2壁部及び前記第3壁部が折り畳まれた状態で閉蓋された場合に前記第2壁部を押し上げて前記揺動部を前記初期状態にする、[3]に記載の吐出キャップ。
(【0011】以降は省略されています)
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