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公開番号
2025087257
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-10
出願番号
2023201780
出願日
2023-11-29
発明の名称
キャップ
出願人
株式会社吉野工業所
代理人
個人
主分類
B65D
47/06 20060101AFI20250603BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】内容物を所望の場所に注出でき、且つ、コンパクトなキャップを提供する。
【解決手段】キャップは、内容物を収納する容器本体(2)の口部(2a)に装着される筒状部(13)と、口部(2a)の上面の口部開口(2e)を塞ぐ天壁部(14)と、天壁部(14)に設けられる開口(17)を開閉自在に覆う蓋部(21)とを備えるキャップであって、開口(17)から外側に突出する注出ノズル(32)を備え、注出ノズル(32)は、弾性素材で形成されており、蓋部(21)が閉じた状態では、注出ノズル(32)は、蓋部(21)によって押されて変形した状態で蓋部(21)の下方に収納され、蓋部(21)が開いた状態では、注出ノズル(32)は、弾性によって復元して開口(17)から外側に突出する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
内容物を収納する容器本体の口部に装着される筒状部と、前記口部の上面の口部開口を塞ぐ天壁部と、前記天壁部に設けられる開口を開閉自在に覆う蓋部とを備えるキャップであって、
前記開口から外側に突出する注出ノズルを備え、前記注出ノズルは、弾性素材で形成されており、
前記蓋部が閉じた状態では、前記注出ノズルは、前記蓋部によって押されて変形した状態で前記蓋部の下方に収納され、
前記蓋部が開いた状態では、前記注出ノズルは、弾性によって復元して前記開口から外側に突出するキャップ。
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【請求項2】
前記蓋部は、前記天壁部に設けられるヒンジ部を中心に開閉可能であり、
前記注出ノズルは、前記開口から、上方、且つ、前記ヒンジ部とは反対側に向けて、斜め上方に延びる請求項1に記載のキャップ。
【請求項3】
前記開口から上方に突出する凸部が設けられ、前記凸部は、弾性素材で形成されており、
前記蓋部は、前記開口に向けて突出する突起を備え、
前記蓋部が閉じた状態では、前記突起は、前記凸部に当接して前記凸部を変形させており、
前記蓋部は、前記突起と前記凸部の側面との間に摩擦を発生させながら開かれていく請求項1に記載のキャップ。
【請求項4】
前記蓋部が最大に開いた状態では、前記凸部は、前記突起を下方から支持することで、前記蓋部を前記天壁部に対し90°以上開かせる請求項3に記載のキャップ。
【請求項5】
前記開口を塞ぐ中蓋が前記天壁部の下方に設けられ、前記中蓋は弾性素材で形成され、
前記注出ノズル及び前記凸部は、前記中蓋に一体に設けられている請求項3に記載のキャップ。
【請求項6】
前記注出ノズルは、前記蓋部によって押される後壁部と、前記後壁部に対向する前壁部と、前記後壁部と前記前壁部とを接続する一対の側壁部とを備えて筒状に形成され、前記注出ノズルの先端が開口し、
前記後壁部は、上方、且つ、前記ヒンジ部とは反対側に向けて、斜め上方に延び、
前記前壁部は、前記前壁部の下端から前記後壁部に向けて斜め上方に延びる下側壁部と、前記下側壁部の上端から前記後壁部に沿って前記先端まで延びる上側壁部とを備え、
前記注出ノズルが前記蓋部の下方に収納された状態では、前記下側壁部と前記上側壁部との境界部が前記蓋部によって折り曲げられている請求項2に記載のキャップ。
【請求項7】
第2の蓋部によって開閉される第2の注出口が設けられ、
前記注出ノズルの注出口の幅は、前記第2の注出口の幅よりも小さい請求項1に記載のキャップ。
【請求項8】
前記蓋部を閉状態にロックするロック部が設けられ、前記ロック部によるロックが解除されると、復元する前記注出ノズルによって前記蓋部が押し開かれる請求項1から請求項7の何れかに記載のキャップ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、キャップに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、注出容器の口部に装着されるキャップにおいて、注出口と、注出口を開閉自在に覆う蓋部とを備える構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1のキャップでは、キャップの天壁部に設けられる複数の開口によって注出口が形成されており、この注出口は、第1の注出口と、第1の注出口よりも開口の数が多い第2の注出口とを備える。これにより、用途に応じて注出口を使い分けることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-163450号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記従来のような注出容器を使用する際には、内容物を所望の場所に注出したい場合がある。しかし、例えば、注出口を形成する複数の開口が広範囲に配置されている等の要因により、注出口の全体としての幅が大きいと、内容物が広範囲に注出されてしまい、内容物を所望の場所に注出することが難しい。また、キャップの天壁部に設けた開口を注出口とする場合、注出する際に注出口を視認し難く、内容物を所望の場所に注出することが難しい。このため、内容物を所望の場所に注出できるようにすることが望まれる。また、内容物を所望の場所に注出可能な構造をキャップに設けた場合であっても、キャップはコンパクトであることが望まれる。
【0005】
このような点に鑑み、本発明は、内容物を所望の場所に注出でき、且つ、コンパクトなキャップを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
キャップは、内容物を収納する容器本体の口部に装着される筒状部と、前記口部の上面の口部開口を塞ぐ天壁部と、前記天壁部に設けられる開口を開閉自在に覆う蓋部とを備えるキャップであって、前記開口から外側に突出する注出ノズルを備え、前記注出ノズルは、弾性素材で形成されており、前記蓋部が閉じた状態では、前記注出ノズルは、前記蓋部によって押されて変形した状態で前記蓋部の下方に収納され、前記蓋部が開いた状態では、前記注出ノズルは、弾性によって復元して前記開口から外側に突出する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、内容物を所望の場所に注出でき、且つ、コンパクトなキャップを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施の形態に係るキャップが装着された注出容器の断面図である。
キャップが装着された注出容器の断面図である。
注出容器を上方から見た平面図である。
キャップ単体を上方から見た平面図である。
中蓋を上方から見た平面図である。
中蓋の正面図である。
図3のB-B断面図であって、第1の蓋部を開いた状態を示す。
図3のB-B断面図であって、第1の蓋部を閉じた状態を示す。
図3のA-A断面図であって、第1の蓋部を開いて行く場合の途中の状態を示す。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照しながら、本発明に従うキャップの実施形態について説明する。
図1及び図2は、本発明の実施の形態に係るキャップ10が装着された注出容器1の断面図である。図3は、注出容器1を上方から見た平面図である。図1では、後述の第1の蓋部21が開いた状態が図示され、図2では、第1の蓋部21が閉じた状態が図示されている。図1及び図2は、図3のA-A断面図である。図3では、後述の第1の蓋部21及び第2の蓋部22を省略した状態が図示されている。
【0010】
注出容器1は、内容物を収納する容器本体2と、容器本体2の口部2aに装着されるキャップ10とを備える。
容器本体2は、容器底壁(不図示)と、この容器底壁の周縁から上方に延出する筒状の胴部2bと、口部2aとを備える。
口部2aは、胴部2bの上端から上方に延出する円筒状である。口部2aの外周には、キャップ10が係合する外側係合部2cが設けられる。外側係合部2cは、口部2aの外周に形成された雄ねじ部である。
図1及び図2では、注出容器1は、口部2aの軸線2dが上下方向に指向するように注出容器1を立てて置いた正立姿勢の状態が示されている。軸線2dは、口部2aの中心線であって、胴部2bの軸線と同軸に配置される。
注出容器1の内容物は、特に限定されないが、例えば、調味料、香辛料などの粉粒体である。注出容器1の内容物は、固体であっても、液体であっても良い。
(【0011】以降は省略されています)
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