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公開番号
2025085994
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-06
出願番号
2023199737
出願日
2023-11-27
発明の名称
キャップ付き容器
出願人
株式会社吉野工業所
代理人
個人
主分類
B65D
41/04 20060101AFI20250530BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】ネジキャップの開閉トルクを低減できるキャップ付き容器を提供する。
【解決手段】胴部4から起立する口筒部8にオネジ部10を付設した容器体2と、天板26の周端から垂設する蓋周壁22に前記オネジ部10とかみ合うメネジ部24を付設するとともに、前記天板26の下面27から、前記口筒部8に内嵌させたインナーリング28を垂設させたネジキャップ20とを具備する。前記インナーリング28の外面に、前記口筒部8の開口部Оに密着させるためのシール部30を形成している。前記口筒部8の周囲には、前記蓋周壁22の下端面eを突き当てるための当接面部Sが配備されている。この当接面部Sに前記蓋周壁22の下端面eが突き当たった状態で前記天板26と前記口筒部8の上端面9との間に空隙Vが形成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
胴部(4)から起立する口筒部(8)にオネジ部(10)を付設した容器体(2)と、
天板(26)の周端から垂設する蓋周壁(22)に前記オネジ部(10)とかみ合うメネジ部(24)を付設するとともに、前記天板(26)の下面(27)から、前記口筒部(8)に内嵌させたインナーリング(28)を垂設させたネジキャップ(20)とを具備し、
前記インナーリング(28)の外面に、前記口筒部(8)の開口部(О)に密着させるためのシール部(30)を形成したキャップ付き容器において、
前記口筒部(8)の周囲には、前記蓋周壁(22)の下端面(e)を突き当てるための当接面部(S)が配備されており、
この当接面部(S)に前記蓋周壁(22)の下端面(e)が突き当たった状態で前記天板(26)と前記口筒部(8)の上端面(9)との間に空隙(V)が形成されていることを特徴とする、キャップ付き容器。
続きを表示(約 180 文字)
【請求項2】
前記シール部(30)は、インナーリング(28)の外面に周設したシール突起(32、34)で形成されていることを特徴とする、請求項1に記載のキャップ付き容器。
【請求項3】
前記当接面部(S)は、前記胴部(4)及び前記口筒部(8)に介在させた肩部(6)の上面であることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載のキャップ付き容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、キャップ付き容器、特にパッキングを用いずに開口部をシールするパッキンレス仕様のキャップ付き容器であり、主にクリームなどの粘稠物に用いる物に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
口筒部を有する容器体と、天板の周端から口筒部の外面へ螺合する蓋周壁を、天板の下面から、口筒部に内嵌させるインナーリングをそれぞれ垂設させたネジキャップとを備え、インナーリングの付け根付近をシール部として口筒部の開口部へ密着させるととともに、天板の裏面から、口筒部の上端面に圧着するためのコンタクトリングを突設させたものが知られている(特許文献1)。なお、コンタクトリングの圧着とは、口筒部への蓋周壁の螺進(巻締め)により、口筒部の上端面に圧接して変形状態で密着させることをいう。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-290399
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の容器は、ネジキャップの天板に付設したコンタクトリングを容器体の口筒部の上端面に圧着させており、かつ、前記天板の近傍でインナーリングのシール部を口筒部の開口部へ密着させていたため、口筒部へのネジキャップの巻締め完了時点でインナーリングの付け根(天板との接合部位)からシール部までの距離が十分に取れない。故にインナーリングの締め代量に対応してインナーリングの動き(径方向への変形)を作ることができず、開閉蓋操作時のネジキャップの開閉トルクが大きいという問題があった。
【0005】
本発明の目的は、ネジキャップの開閉トルクを低減できるキャップ付き容器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の手段は、胴部4から起立する口筒部8にオネジ部10を付設した容器体2と、
天板26の周端から垂設する蓋周壁22に前記オネジ部10とかみ合うメネジ部24を付設するとともに、前記天板26の下面27から、前記口筒部8に内嵌させたインナーリング28を垂設させたネジキャップ20とを具備し、
前記インナーリング28の外面に、前記口筒部8の開口部Оに密着させるためのシール部30を形成したキャップ付き容器において、
前記口筒部8の周囲には、前記蓋周壁22の下端面eを突き当てるための当接面部Sが配備されており、
この当接面部Sに前記蓋周壁22の下端面eが突き当たった状態で前記天板26と前記口筒部8の上端面9との間に空隙Vが形成されている。
【0007】
本手段では、図1に示す如く、胴部4から口筒部8を起立する容器体2と、天板26の周端から、口筒部8に螺合させた蓋周壁22を垂設するとともに、前記天板26の下面27から、前記口筒部8に内嵌するインナーリング28を垂設させたネジキャップ20とを具備する。
インナーリング28は、口筒部8の開口部Оに密着させるためのシール部30を有する。
前記口筒部8の周囲には、前記蓋周壁22の下端面eを突き当てるための当接面部Sが配備されており、この当接面部Sに前記蓋周壁22の下端面eが突き当たった状態で前記天板26と前記口筒部8の上端面9との間に空隙Vが形成されている。
この構造によれば、天板26及びシール部30の間の距離を大として前記口筒部8の径方向への変形を容易とすることにより、前記ネジキャップ20の開閉トルクを低減することができる。
【0008】
第2の手段は、第1の手段を有し、かつ前記シール部30は、インナーリング28の外面に周設したシール突起32、34で形成されている。
【0009】
本手段では、図2に示す如く、前記シール部30は、インナーリング28の外面に周設したシール突起32、34で形成されている。
この構造によれば、前記口筒部8及びインナーリング28の間の摩擦抵抗を減少させることにより、前記ネジキャップ20の開閉トルクを低減することができる。
【0010】
第3の手段は、第1の手段又は第2の手段を有し、かつ前記当接面部Sは、前記胴部4及び前記口筒部8に介在させた肩部6の上面である。
(【0011】以降は省略されています)
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