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公開番号
2025088542
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-11
出願番号
2023203314
出願日
2023-11-30
発明の名称
吐出器
出願人
株式会社吉野工業所
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65D
83/00 20060101AFI20250604BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】大きな吐出量を実現し易い蓄圧式の吐出器を提供する。
【解決手段】吐出器1は、第1シリンダ2と、第1ピストン3と、第2シリンダ4と、第2ピストン5と、外部操作によって、保持部材6と、開閉弁体19と、蓄圧部9と、外部操作により、保持部材6が第1ピストン3を伴って第1シリンダ2に対して前進した後に第1シリンダ2及び第2ピストン5を伴って第2シリンダ4に対する前進動作をし、その後、保持部材6が第1シリンダ2に対して後退した後に第1シリンダ2及び第2ピストン5を伴って第2シリンダ4に対する後退動作をするように、保持部材6を第1シリンダ2に接続する接続部10と、接続部10を介して第1シリンダ2及び第2ピストン5を後退させるために保持部材6に第2シリンダ4に対する後退動作のための付勢力を与える保持部材付勢部11とを有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1シリンダと、
前記第1シリンダ上を摺動する第1ピストンと、
前記第1シリンダよりも断面積が大きい第2シリンダと、
前記第2シリンダ上を摺動する第2ピストンと、
外部操作によって、前記第1ピストン、前記第1シリンダ及び前記第2ピストンを伴って前記第2シリンダに対する進退動作をする保持部材と、
前記第1シリンダ、前記第1ピストン、前記第2シリンダ及び前記第2ピストンによって区画されるポンプ室を介して流体を前記保持部材の前記進退動作に応じて吐出する内部流路と、
前記第1ピストンと共働して前記内部流路の開閉部を形成する開閉弁体と、
前記第2シリンダに対する前記保持部材の前進動作によって前記ポンプ室の内部圧力を高めるために、前記開閉弁体を前記内部流路の開閉部を開く開位置から前記開閉部を閉じる閉位置へ移動させる付勢力を与える蓄圧部と、
前記外部操作により、前記保持部材が前記第1ピストンを伴って前記第1シリンダに対して前進した後に前記第1シリンダ及び前記第2ピストンを伴って前記第2シリンダに対する前記前進動作をし、その後、前記保持部材が前記第1シリンダに対して後退した後に前記第1シリンダ及び前記第2ピストンを伴って前記第2シリンダに対する後退動作をするように、前記保持部材を前記第1シリンダに接続する接続部と、
前記接続部を介して前記第1シリンダ及び前記第2ピストンを後退させるために前記保持部材に前記第2シリンダに対する前記後退動作のための付勢力を与える保持部材付勢部とを有する、吐出器。
続きを表示(約 260 文字)
【請求項2】
前記第1ピストンは、環状の被着座部を有する内周面を有し、
前記開閉弁体は、前記開位置において前記被着座部から離間し、前記閉位置において前記被着座部に着座する、請求項1に記載の吐出器。
【請求項3】
前記第1シリンダは、前記保持部材が前記第1ピストンを伴って前記第1シリンダに対して前進する時に、前記被着座部への前記開閉弁体の着座を前記開閉弁体への前方からの当接によって阻止できる位置まで、前記被着座部に対して後方へ相対移動する当接部を有する、請求項2に記載の吐出器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は吐出器に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
シリンダと、シリンダ上を摺動するピストンと、外部操作によって、ピストンを伴ってシリンダに対する進退動作をする保持部材と、シリンダ及びピストンによって区画されるポンプ室を介して流体を保持部材の進退動作に応じて吐出する内部流路と、第1ピストンと共働して内部流路の開閉部を形成する開閉弁体と、保持部材の前進動作によってポンプ室の内部圧力を高めるために、開閉弁体を内部流路の開閉部を開く開位置から開閉部を閉じる閉位置へ移動させる付勢力を与える蓄圧部(第2スプリング54)とを有する吐出器が知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-66398号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような従来の蓄圧式の吐出器は、大きな吐出(噴霧)量を得られるように設計しようとすると、シリンダのストロークが長くなり全高が既定の範囲を超えてしまったり、シリンダーの径が大きくなり保持部材への操作が重くなる等の問題があった。
【0005】
そこで本発明の目的は、大きな吐出量を実現し易い蓄圧式の吐出器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は以下のとおりである。
【0007】
[1]
第1シリンダと、
前記第1シリンダ上を摺動する第1ピストンと、
前記第1シリンダよりも断面積が大きい第2シリンダと、
前記第2シリンダ上を摺動する第2ピストンと、
外部操作によって、前記第1ピストン、前記第1シリンダ及び前記第2ピストンを伴って前記第2シリンダに対する進退動作をする保持部材と、
前記第1シリンダ、前記第1ピストン、前記第2シリンダ及び前記第2ピストンによって区画されるポンプ室を介して流体を前記保持部材の前記進退動作に応じて吐出する内部流路と、
前記第1ピストンと共働して前記内部流路の開閉部を形成する開閉弁体と、
前記第2シリンダに対する前記保持部材の前進動作によって前記ポンプ室の内部圧力を高めるために、前記開閉弁体を前記内部流路の開閉部を開く開位置から前記開閉部を閉じる閉位置へ移動させる付勢力を与える蓄圧部と、
前記外部操作により、前記保持部材が前記第1ピストンを伴って前記第1シリンダに対して前進した後に前記第1シリンダ及び前記第2ピストンを伴って前記第2シリンダに対する前記前進動作をし、その後、前記保持部材が前記第1シリンダに対して後退した後に前記第1シリンダ及び前記第2ピストンを伴って前記第2シリンダに対する後退動作をするように、前記保持部材を前記第1シリンダに接続する接続部と、
前記接続部を介して前記第1シリンダ及び前記第2ピストンを後退させるために前記保持部材に前記第2シリンダに対する前記後退動作のための付勢力を与える保持部材付勢部とを有する、吐出器。
【0008】
[2]
前記第1ピストンは、環状の被着座部を有する内周面を有し、
前記開閉弁体は、前記開位置において前記被着座部から離間し、前記閉位置において前記被着座部に着座する、[1]に記載の吐出器。
【0009】
[3]
前記第1シリンダは、前記保持部材が前記第1ピストンを伴って前記第1シリンダに対して前進する時に、前記被着座部への前記開閉弁体の着座を前記開閉弁体への前方からの当接によって阻止できる位置まで、前記被着座部に対して後方へ相対移動する当接部を有する、[2]に記載の吐出器。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、大きな吐出量を実現し易い蓄圧式の吐出器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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