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公開番号
2025087475
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-10
出願番号
2023202161
出願日
2023-11-29
発明の名称
二重容器
出願人
株式会社吉野工業所
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65D
1/02 20060101AFI20250603BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】胴部において内容器が括れるように過度に潰れることを抑制できる二重容器を提供する。
【解決手段】口部1a、胴部1b及び底部1cをこの順に連ねて有し、外容器4と内容器5とで構成される二重容器1であって、底部1cは、上方へ凹む中央凹部1c1を有し、中央凹部1c1の外周壁部14は、外容器4によって形成される本体外周壁14aと、内容器5によって形成され本体外周壁14aの外周面に接触する副外周壁14bとによって構成され、外周壁部14は、外周壁部14の下端まで下方へ螺旋状に延びるネジ山17aに沿う形状をなすネジ形状部16を有する、二重容器1。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
口部、胴部及び底部をこの順に連ねて有し、外容器と内容器とで構成される二重容器であって、
前記底部は、上方へ凹む中央凹部を有し、
前記中央凹部の外周壁部は、前記外容器によって形成される本体外周壁と、前記内容器によって形成され前記本体外周壁の外周面に接触する副外周壁とによって構成され、
前記外周壁部は、前記外周壁部の下端まで下方へ螺旋状に延びるネジ山に沿う形状をなすネジ形状部を有する、二重容器。
続きを表示(約 520 文字)
【請求項2】
前記ネジ形状部の外径は、前記口部における前記外容器の内径以下である、請求項1に記載の二重容器。
【請求項3】
前記内容器は、前記口部において前記外容器に周方向一方側に回転しながら上昇できるように螺合する螺合部を有し、
前記ネジ形状部において前記副外周壁は前記周方向一方側への回転によって前記本体外周壁から螺脱できる、請求項1に記載の二重容器。
【請求項4】
請求項1~3の何れか一項に記載の二重容器と、
逆止弁を有し、前記口部に装着され、前記内容器の内部空間に収容された内容物を前記逆止弁を通して吐出できる吐出キャップとを有し、
前記二重容器は、前記内容物を吐出させた際に、前記胴部において前記内容器が前記外容器から剥離することで前記外容器と前記内容器との間に外気を導入でき、
前記吐出キャップは、前記口部において前記内容器に周方向一方側に共回り可能に係合する共回り係合部を有し、前記内容器に打栓によって装着され、
前記内容器は前記口部において前記外容器に前記周方向一方側に回転しながら上昇できるように螺合する螺合部を有する、吐出容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は二重容器に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
口部、胴部及び底部をこの順に連ねて有し、外容器と内容器とで構成され、内容器の内容物を吐出させた際に、胴部において内容器が外容器から剥離することで外容器と内容器との間に外気を導入できる二重容器が知られている(例えば特許文献1~2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-155068号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような二重容器は、例えば、口部に逆止弁付きの吐出キャップを装着した状態で、内容器の内部空間に収容された内容物を吐出キャップの逆止弁を通して吐出した場合などにおいて、吐出された内容物を二重容器内で置換する外気が内部空間ではなく外容器と内容器との間に導入されるため、内部空間内の内容物と外気との接触を抑制できるので、内容物の品質を良好に維持できる。しかし、底部において内容器が外容器から剥離してしまうと、胴部において内容器が括れるように過度に潰れ、括れ部分よりも底部側に残った内容物を吐出できなくなってしまう場合がある。また、内容物の吐出に伴って内容器が外容器から剥離して外気を導入するタイプの二重容器に限らず、例えば分別廃棄時に内容器を外容器から分離できるだけの二重容器の場合においても、予期せずに内容器が剥離してしまい、内容物の吐出を阻害してしまう可能性も考えられる。
【0005】
そこで本発明の目的は、胴部において内容器が括れるように過度に潰れることを抑制できる二重容器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は以下のとおりである。
【0007】
[1]
口部、胴部及び底部をこの順に連ねて有し、外容器と内容器とで構成される二重容器であって、
前記底部は、上方へ凹む中央凹部を有し、
前記中央凹部の外周壁部は、前記外容器によって形成される本体外周壁と、前記内容器によって形成され前記本体外周壁の外周面に接触する副外周壁とによって構成され、
前記外周壁部は、前記外周壁部の下端まで下方へ螺旋状に延びるネジ山に沿う形状をなすネジ形状部を有する、二重容器。
【0008】
[2]
前記ネジ形状部の外径は、前記口部における前記外容器の内径以下である、[1]に記載の二重容器。
【0009】
[3]
前記内容器は、前記口部において前記外容器に周方向一方側に回転しながら上昇できるように螺合する螺合部を有し、
前記ネジ形状部において前記副外周壁は前記周方向一方側への回転によって前記本体外周壁から螺脱できる、[1]又は[2]に記載の二重容器。
【0010】
[4]
[1]~[3]の何れか一項に記載の二重容器と、
逆止弁を有し、前記口部に装着され、前記内容器の内部空間に収容された内容物を前記逆止弁を通して吐出できる吐出キャップとを有し、
前記二重容器は、前記内容物を吐出させた際に、前記胴部において前記内容器が前記外容器から剥離することで前記外容器と前記内容器との間に外気を導入でき、
前記吐出キャップは、前記口部において前記内容器に周方向一方側に共回り可能に係合する共回り係合部を有し、前記内容器に打栓によって装着され、
前記内容器は前記口部において前記外容器に前記周方向一方側に回転しながら上昇できるように螺合する螺合部を有する、吐出容器。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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