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公開番号
2025088257
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-11
出願番号
2023202841
出願日
2023-11-30
発明の名称
排水管洗浄カップ
出願人
株式会社吉野工業所
代理人
個人
,
個人
主分類
B65D
83/30 20250101AFI20250604BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】洗浄作業中に内容液が外部に漏れ出てエアゾール容器等の外表面に付着してしまうことを防止できるようにしたエアゾール容器用の排水管洗浄カップを創出することを課題とする。
【解決手段】内容液Pが封入されたエアゾール容器50に装着される装着部材10と、該装着部材10に対し上下動可能に設けられた可動部材20と、排水口61を覆う変形可能なカップ部31及び前記内容液Pを前記排水口61に向けて噴出する噴出孔31aを備えたカップ部材30と、を有する構成とする。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
内容液(P)が封入されたエアゾール容器(50)に装着される装着部材(10)と、該装着部材(10)に対し上下動可能に設けられた可動部材(20)と、排水口(61)を覆う変形可能なカップ部(31)及び前記内容液(P)を前記排水口(61)に向けて噴出する噴出孔(31a)を備えたカップ部材(30)と、を有することを特徴とする排水管洗浄カップ。
続きを表示(約 540 文字)
【請求項2】
カップ部材(30)の開口端に、該カップ部(31)を囲むように起立設された外壁部(34)が設けられている請求項1記載の排水管洗浄カップ。
【請求項3】
カップ部(31)の開口端に、排水口(61)周囲の被吸着面(62)に対して吸着可能な吸着部(33)が設けられている請求項1又は2記載の排水管洗浄カップ。
【請求項4】
カップ部材(3)とエアゾール容器(50)との間が、エアゾール容器(50)に設けられたステム(56)、可動部材(20)に設けられた連結筒部(26)及びカップ部材(3)に設けられた連結部(32)を介して連結されており、前記連結筒部(26)と前記連結部(32)との間の連結を解除可能とすることにより、前記エアゾール容器(50)に対して前記カップ部材(3)が分離可能とされている請求項1又は2に記載の排水管洗浄カップ。
【請求項5】
カップ部材(3)が弾性部材で形成されている請求項1又は2記載の排水管洗浄カップ。
【請求項6】
装着部材(10)と可動部材(20)との間に、前記可動部材(20)の回転を防止する回転ロック機構(L)が設けられている請求項1又は2記載の排水管洗浄カップ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、排水管洗浄カップに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
ガスの力によって容器内の洗浄剤などの内容液を勢いよく噴出するエアゾール容器(いわゆるスプレー缶)を利用し、台所、洗面台、浴槽などに設けられた排水管内の汚れ除去する場合において、噴出した内容液が周囲に飛び散ることなく排水管内に効率よく行き渡るようにするため、例えば特許文献1に記載されているような排水管洗浄カップ(エアゾールアクチュエータ)が知られている。
【0003】
特許文献1に記載の排水管洗浄カップでは、小口径ノズルの先端面を洗面台に当接させ又は大口径ノズルの外側面に設けられたリブを排水口の内面に当接させて排水口を密閉し、この状態においてエアゾール容器を下方に押し下げることにより、内容液が排水管内に効率よく噴出される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-200584号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、上記従来の排水管洗浄カップでは、洗浄作業中にエアゾール容器を押圧し続ける力を弱めると排水口との密閉が解除されてしまい内容液が外部に漏れ出てしまう恐れがある。
また排水管内に吐出され、オバーフローの穴から漏れ出てくる内容液は、エアゾール容器や排水管洗浄カップ(以下、「エアゾール容器等」という)の外表面に付着しやすくなるが、洗浄作業中は付着した泡を取り除くことができないため、作業が終わるまで放置しなければならず、非衛生的であった。
【0006】
本発明は、上記した従来技術における問題点を解消すべく、洗浄作業中に内容液がエアゾール容器等の外表面に付着してしまうことを防止できるようにしたエアゾール容器用の排水管洗浄カップを創出することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するための手段のうち、本発明の第1の手段は、
内容液が封入されたエアゾール容器に装着される装着部材と、該装着部材に対し上下動可能に設けられた可動部材と、排水口を覆う変形可能なカップ部及び前記内容液を前記排水口に向けて噴出する噴出孔を備えたカップ部材と、を有することを特徴とする、と云うものである。
本発明の第1の手段では、カップ部材が変形することで噴出孔を排水口に接近させることができるため、排水口内に内容液を確実に噴出することを達成し得る。
【0008】
また本発明の第2の手段は、上記第1の手段に、カップ部材の開口端に、該カップ部を囲むように起立設された外壁部が設けられている、との手段を加えたものである。
上記手段では、洗浄中にカップ部の外に漏れ出た内容液が、可動部材、装着部材又はエアゾール容器に付着することを抑制することを達成し得る。
【0009】
また本発明の第3の手段は、上記第1又は第2の手段に、カップ部の開口端に、排水口周囲の被吸着面に対して吸着可能な吸着部が設けられている、との手段を加えたものである。
上記手段では、吸着部が被吸着面に吸着し続けることができるため、押し付ける力が弱まっても内容液がカップ部から外部に飛散することを抑制し得る。
【0010】
また本発明の第4の手段は、上記第1又は第2の手段に、カップ部材とエアゾール容器との間が、エアゾール容器に設けられたステム、可動部材に設けられた連結筒部及びカップ部材に設けられた連結部を介して連結されており、前記連結筒部と前記連結部との間の連結を解除可能とすることにより、前記エアゾール容器に対して前記カップ部材が分離可能とされている、との手段を加えたものである。
上記手段では、周囲に内容液が付着しているカップ部材のみを洗面台に残すことができるため、排水管と一緒にカップ部材に付着している内容液を洗い流すことができる。
(【0011】以降は省略されています)
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