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公開番号2025088608
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-11
出願番号2023203417
出願日2023-11-30
発明の名称繰り出し容器
出願人株式会社吉野工業所
代理人個人,個人,個人
主分類A45D 40/04 20060101AFI20250604BHJP(手持品または旅行用品)
要約【課題】使用済みのカートリッジを新たなカートリッジに付け替える際の作業性を向上させた、新たな繰り出し容器を提供する。
【解決手段】本開示の繰り出し容器100は、扁平形状を有する有底筒状の容器本体10と、容器本体10に対して上下方向に移動可能な中皿体20と、中皿体20を上下に駆動可能な回転軸30と、容器本体10が載置される台座60と、台座60に対して長軸方向に移動し回転軸30に設けられた雄ねじ部31aにねじ係合可能な雌ねじ部78aが設けられたスライド部材70とを備え、容器本体10を台座60に載置すると、容器本体10に設けられた係合制御部の作用によってスライド部材70が長軸方向内側に移動し、雌ねじ部78aが雄ねじ部31aにねじ係合し、容器本体10を台座60から上方に離隔させると、スライド部材70が長軸方向外側に移動して、雌ねじ部78aと雄ねじ部31aとのねじ係合が解除されることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
容器本体内の内容物を繰り出す繰り出し容器であって、
平面視において扁平形状を有し、上部に開口を有する有底筒状の容器本体と、
前記容器本体内に配置され、前記容器本体に対して上下方向に移動可能に支持された中皿体と、
上下方向に延び、前記中皿体を上下方向に駆動可能な回転軸と、
平面視において扁平形状を有し、前記容器本体が載置される台座と、
前記台座に対して扁平形状の長軸方向に移動可能なスライド部材であって、前記回転軸の外面に設けられた雄ねじ部にねじ係合可能な雌ねじ部が前記長軸方向内側端に設けられた、該スライド部材と
を備え、
前記容器本体を前記台座に載置すると、前記容器本体の底部に設けられた係合制御部の作用によって前記スライド部材が前記長軸方向内側に移動し、前記雌ねじ部が前記雄ねじ部にねじ係合し、
前記容器本体を前記台座から上方に離隔させると、前記スライド部材が前記長軸方向外側に移動して、前記雌ねじ部と前記雄ねじ部とのねじ係合が解除される、繰り出し容器。
続きを表示(約 710 文字)【請求項2】
前記台座の下方には、平面視において扁平形状を有し、前記回転軸と同期して回転する操作部が設けられている、請求項1に記載の繰り出し容器。
【請求項3】
前記スライド部材は、前記台座に対して前記長軸方向外側に付勢されており、
前記係合制御部は、前記容器本体から垂下し、前記容器本体を前記台座に載置したときに前記スライド部材の前記長軸方向外側への移動を規制する規制壁である、請求項1又は2に記載の繰り出し容器。
【請求項4】
前記スライド部材は、扁平形状の短軸方向端面に設けられ、下方に向けて前記長軸方向外側に傾斜する誘導溝を有し、
前記係合制御部は、前記容器本体の下方から前記スライド部材の前記短軸方向内側に向けて延在し前記誘導溝内に嵌合する嵌合ピンを有する、請求項1又は2に記載の繰り出し容器。
【請求項5】
前記容器本体を側方及び上方から覆う蓋体を更に備え、該蓋体は、平面視において前記操作部と略同一形状を有する、請求項2に記載の繰り出し容器。
【請求項6】
前記回転軸の下部には、前記長軸方向に延びるアーム部が設けられ、該アーム部が前記操作部における短軸方向側壁に係合することによって、前記操作部は前記回転軸と同期して回転する、請求項2に記載の繰り出し容器。
【請求項7】
平面視において扁平形状を有し、前記容器本体を側方及び上方から覆う蓋体を更に備え、前記蓋体が装着されている状態において、前記蓋体が、前記台座及び前記操作部の両方の外周面の少なくとも一部を径方向外側から覆う、請求項2に記載の繰り出し容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、繰り出し容器に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、例えば特許文献1に示す繰り出し容器が知られている。この繰り出し容器は、棒状内容物を保持するカートリッジ3がねじ係合によりベース2に着脱可能に取り付けられ、使用済みのカートリッジを新たなカートリッジに付け替えることができるものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-151191号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に示す繰り出し容器においては、使用済みのカートリッジを新たなカートリッジに付け替える際に、嵌合突起がカートリッジの係止凸部と第2ねじ部を乗り越える必要があるため、カートリッジの交換作業の容易さという点において、未だ改善の余地があった。
【0005】
本開示の目的とするところは、使用済みのカートリッジを新たなカートリッジに付け替える際の作業性を向上させた、新たな繰り出し容器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであり、本開示の繰り出し容器は、
[1]
容器本体内の内容物を繰り出す繰り出し容器であって、
平面視において扁平形状を有し、上部に開口を有する有底筒状の容器本体と、
前記容器本体内に配置され、前記容器本体に対して上下方向に移動可能に支持された中皿体と、
上下方向に延び、前記中皿体を上下方向に駆動可能な回転軸と、
平面視において扁平形状を有し、前記容器本体が載置される台座と、
前記台座に対して扁平形状の長軸方向に移動可能なスライド部材であって、前記回転軸の外面に設けられた雄ねじ部にねじ係合可能な雌ねじ部が前記長軸方向内側端に設けられた、該スライド部材と
を備え、
前記容器本体を前記台座に載置すると、前記容器本体の底部に設けられた係合制御部の作用によって前記スライド部材が前記長軸方向内側に移動し、前記雌ねじ部が前記雄ねじ部にねじ係合し、
前記容器本体を前記台座から上方に離隔させると、前記スライド部材が前記長軸方向外側に移動して、前記雌ねじ部と前記雄ねじ部とのねじ係合が解除されることを特徴とするものである。
【0007】
また、本開示の繰り出し容器は、
[2]
上記[1]に記載の構成において、前記台座の下方には、平面視において扁平形状を有し、前記回転軸と同期して回転する操作部が設けられていることが好ましい。
【0008】
また、本開示の繰り出し容器は、
[3]
上記[1]又は[2]に記載の構成において、前記スライド部材は、前記台座に対して前記長軸方向外側に付勢されており、前記係合制御部は、前記容器本体から垂下し、前記容器本体を前記台座に載置したときに前記スライド部材の前記長軸方向外側への移動を規制する規制壁であることが好ましい。
【0009】
また、本開示の繰り出し容器は、
[4]
上記[1]又は[2]に記載の構成において、前記スライド部材は、扁平形状の短軸方向端面に設けられ、下方に向けて前記長軸方向外側に傾斜する誘導溝を有し、
前記係合制御部は、前記容器本体の下方から前記スライド部材の前記短軸方向内側に向けて延在し前記誘導溝内に嵌合する嵌合ピンを有することが好ましい。
【0010】
また、本開示の繰り出し容器は、
[5]
上記[2]に記載の構成において、前記容器本体を側方及び上方から覆う蓋体を更に備え、該蓋体は、平面視において前記操作部と略同一形状を有することが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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