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公開番号
2025087345
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-10
出願番号
2023201936
出願日
2023-11-29
発明の名称
中蓋付き容器
出願人
株式会社吉野工業所
代理人
個人
主分類
B65D
51/18 20060101AFI20250603BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】容器本体に装着される中蓋の浮きを抑制することができる中蓋付き容器を提案する。
【解決手段】中蓋付き容器10は、上端開口1cを有する周壁部1bの内側に内容物を収容する容器本体1と、周壁部1bに装着される中蓋2とを備え、中蓋2は、周壁部1bに対向する中蓋周壁部2bと、中蓋周壁部2bの外周面から外側に向けて突出し、装着時に周壁部1bに接触する環状シール凸部2fとを有し、容器本体1は、環状シール凸部2fよりも上端開口1c側に位置し、周壁部1bの内周面から内側に向けて突出する少なくとも1つの本体凸部1j又は周壁部1bの内周面を外側に向けて凹ませた少なくとも1つの本体凹部1kを有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
上端開口を有する周壁部の内側に内容物を収容する容器本体と、該周壁部に装着される中蓋とを備える中蓋付き容器であって、
前記中蓋は、前記周壁部に対向する中蓋周壁部と、該中蓋周壁部の外周面から外側に向けて突出し、装着時に該周壁部に接触する環状シール凸部とを有し、
前記容器本体は、前記環状シール凸部よりも前記上端開口側に位置し、前記周壁部の内周面から内側に向けて突出する少なくとも1つの本体凸部又は前記周壁部の内周面を外側に向けて凹ませた少なくとも1つの本体凹部を有する、中蓋付き容器。
続きを表示(約 94 文字)
【請求項2】
前記周壁部は、装着時に前記環状シール凸部が接触する部位よりも前記上端開口側に位置する部位に、上方に向けて縮径する縮径部を有する請求項1に記載の中蓋付き容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、中蓋付き容器に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従前より、内容物を収容する容器本体に対して中蓋が装着されるように構成された中蓋付き容器が既知である(例えば特許文献1、2参照)。
【0003】
このような中蓋は、内容物を取り出すための取り出し具(スパチュラ等)が収容される機能の他、装着時には容器本体の内周面に密着して容器本体内を密閉する機能を有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-246013号公報
特開2016-164082号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところでこの種の中蓋を容器本体に取り付ける際、中蓋が容器本体の内周面に密着し始めると容器本体内の空気は外側に逃げることができないため、中蓋を押し込んでいくにつれて容器本体内の圧力は上昇していくことになる。このため、押し込んだ中蓋が浮いてしまう現象が生じることがある。空気は圧力上昇時に体積が減る一方、内容物は圧力が上昇しても体積は殆ど変わることがないため、特に内容物が容器本体内に多く収容されていて空気の量が少ない状態においては、圧力が上昇しやすくなって中蓋が浮きやすくなる。また、中蓋と容器本体とが接触する部位に内容物が付着すると、この接触する部位での摩擦力は一般に小さくなるため、この点も中蓋が浮く要因となる。
【0006】
本発明はこのような問題点を解決することを課題とするものであって、容器本体に装着される中蓋の浮きを抑制することができる中蓋付き容器を提案することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、上端開口を有する周壁部の内側に内容物を収容する容器本体と、該周壁部に装着される中蓋とを備える中蓋付き容器であって、
前記中蓋は、前記周壁部に対向する中蓋周壁部と、該中蓋周壁部の外周面から外側に向けて突出し、装着時に該周壁部に接触する環状シール凸部とを有し、
前記容器本体は、前記環状シール凸部よりも前記上端開口側に位置し、前記周壁部の内周面から内側に向けて突出する少なくとも1つの本体凸部又は前記周壁部の内周面を外側に向けて凹ませた少なくとも1つの本体凹部を有する、中蓋付き容器である。
【0008】
前記周壁部は、装着時に前記環状シール凸部が接触する部位よりも前記上端開口側に位置する部位に、上方に向けて縮径する縮径部を有することが好ましい。
【発明の効果】
【0009】
本発明の中蓋付き容器によれば、中蓋を容器本体に装着するにあたって中蓋の環状シール部が容器本体の周壁部に接触し始めた際、本体凸部又は本体凹部の周辺においては環状シール部と周壁部との間に隙間が生じているため、容器本体内の空気をこの隙間から外界に逃がすことができる。すなわち、中蓋を装着した後の容器本体内の圧力上昇を抑えることができるため、中蓋の浮きを抑制することができる。なお、本体凸部又は本体凹部は、環状シール凸部よりも上端開口側に位置していて、容器本体への中蓋の装着が完了した際、環状シール凸部は周壁部に対して全周に亘って密に接触するため、容器本体を密閉する機能は確保される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明に係る中蓋付き容器の一実施形態を示した側面視での半断面図である。
図1に示した中蓋の平面図である。
図1に示した中蓋の半断面図である。
図1の部分拡大図であって、環状シール部と本体凸部の周辺を示した図である。
中蓋を容器本体に装着し始めた状態での環状シール部と本体凸部の周辺を示した図である。
図1に示した実施形態の変形例であって、環状シール部と本体凹部の周辺を示した図である。
図5に示した変形例における中蓋を容器本体に装着し始めた状態での環状シール部と本体凹部の周辺を示した図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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