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公開番号2025088555
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-11
出願番号2023203332
出願日2023-11-30
発明の名称トリガー式噴出器及びトリガー式噴出容器
出願人株式会社吉野工業所
代理人個人,個人,個人
主分類B65D 47/34 20060101AFI20250604BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】塗料が飛び跳ねることなく、くっきりとしたマーキングを行うことができる、トリガー式噴出器及びトリガー式噴出容器を提供する。
【解決手段】トリガー式噴出容器10Aは、トリガー式噴出器1Aと、容器本体50とを備える。噴出器1Aは、容器本体50の口部51に装着可能なポンプ2と、ポンプ2を動作させるトリガー3と、ポンプ2を外部に通じさせる複数の噴出路5を備えるノズル4と、を備えている。複数の噴出路5は、軸線O2の周りで周方向に間隔を置いて配置されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
容器本体の口部に装着可能なポンプと、
前記ポンプを動作させるトリガーと、
前記ポンプを外部に通じさせる複数の噴出路を備えるノズルと、を備えており、
前記複数の噴出路は、出側軸線の周りで周方向に間隔を置いて配置されている、トリガー式噴出器。
続きを表示（約 210 文字）【請求項２】
前記噴出路は、当該噴出路の噴出口に向かうにしたがって径方向内側に向かって角度α（０≦α）で傾斜している、請求項１に記載されたトリガー式噴出器。
【請求項３】
前記角度α［°］は、０＜α≦０．５である、請求項２に記載されたトリガー式噴出器。
【請求項４】
請求項１～３のいずれか１項に記載されたトリガー式噴出器と、前記容器本体とを備える、トリガー式噴出容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、トリガー式噴出器及びトリガー式噴出容器に関する。
続きを表示（約 920 文字）【背景技術】
【０００２】
従来のトリガー式噴出器としては、例えば、トリガー操作によってポンプ本体から圧送させた内容物が噴出通路を通して外部に噴射されるトリガー式液体噴出器が知られている（例えば、特許文献１参照。）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２０－１９６４７３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
トリガー式噴出器によれば、例えば、塗料（特に水性塗料）を噴射させることによって、壁などの噴射対象部分のうちの、的となる所望の位置に、目印等をマーキングすることができる。
【０００５】
しかしながら、従来のトリガー式液体噴出器は、水性塗料の噴射の際に、当該水性塗料が飛び跳ねてしまうことによって、くっきりとしたマーキングを行うことができないことがある。
【０００６】
本発明の目的は、噴射によって的に対してくっきりとしたマーキングを行うことができる、トリガー式噴出器及びトリガー式噴出容器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
（１）本発明である、トリガー式噴出器は、容器本体の口部に装着可能なポンプと、前記ポンプを動作させるトリガーと、前記ポンプを外部に通じさせる複数の噴出路を備えるノズルと、を備えており、前記複数の噴出路は、出側軸線の周りで周方向に間隔を置いて配置されている。
【０００８】
（２）上記（１）のトリガー式噴出器において、前記噴出路は、当該噴出路の噴出口に向かうにしたがって径方向内側に向かって角度α（０≦α）で傾斜していることが好ましい。
【０００９】
（３）上記（２）のトリガー式噴出器において、前記角度α［°］は、０＜α≦０．５であることが好ましい。
【００１０】
（４）本発明に係る、トリガー式噴出容器は、上記（１）～（３）のいずれか１つのトリガー式噴出器と、前記容器本体とを備える。
【発明の効果】
（【００１１】以降は省略されています）

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