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公開番号
2025072009
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-09
出願番号
2023182489
出願日
2023-10-24
発明の名称
繰出容器
出願人
株式会社吉野工業所
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65D
83/00 20060101AFI20250430BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】棒状内容物の残量を低減する。
【解決手段】操作部10と伝達軸14とスリーブ11と中皿12とを備え、スリーブには、伝達軸の螺旋溝14aに係合する係合突起11aが設けられ、スリーブを伝達軸に対して周方向に沿う繰出し側Xに回転させたときに、係合突起が螺旋溝内を螺旋状に移動することで、スリーブが操作部、伝達軸および中皿に対して下降移動し、スリーブおよび中皿には、スリーブが下降したときに、互いに係合することで、スリーブおよび中皿の周方向の相対移動を規制する第1係合部21および第2係合部22が各別に設けられ、中皿および伝達軸には、下降したスリーブを中皿とともに伝達軸に対して周方向に沿う繰出し側に回転させたときに、互いに係合することで、中皿を伝達軸に対して上昇させる第3係合部23および第4係合部24が各別に設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
有底筒状の操作部と、
容器軸回りに延びる螺旋溝を有し、前記操作部の底壁から上方に延びる伝達軸と、
前記操作部の内周面と前記伝達軸の外周面との間に差し込まれ、前記操作部および前記伝達軸に対して前記容器軸回りの周方向に回転可能に設けられたスリーブと、
前記スリーブの内側に設けられ、棒状内容物を保持する中皿と、を備え、
前記スリーブには、前記螺旋溝に係合する係合突起が設けられ、
前記スリーブを前記伝達軸に対して周方向に沿う繰出し側に回転させたときに、前記係合突起が前記螺旋溝内を螺旋状に移動することで、前記スリーブが前記操作部、前記伝達軸および前記中皿に対して下降移動し、
前記スリーブおよび前記中皿には、前記スリーブが下降したときに、互いに係合することで、前記スリーブおよび前記中皿の周方向の相対移動を規制する第1係合部および第2係合部が各別に設けられ、
前記中皿および前記伝達軸には、下降した前記スリーブを前記中皿とともに前記伝達軸に対して周方向に沿う繰出し側に回転させたときに、互いに係合することで、前記中皿を前記伝達軸に対して上昇させる第3係合部および第4係合部が各別に設けられている、繰出容器。
続きを表示(約 500 文字)
【請求項2】
前記中皿は、前記伝達軸の上端面に配置され、
前記中皿の外周縁部は、前記伝達軸の上端面より径方向の外側に張り出し、
前記伝達軸の上端面には、前記中皿を上下方向に貫いて、前記棒状内容物に突き刺さった突刺し突起が設けられている、請求項1に記載の繰出容器。
【請求項3】
前記第3係合部および前記第4係合部が互いに係合することで、前記中皿が前記伝達軸に対して上昇したときに、前記突刺し突起の上端縁が、前記中皿の上面に対して上下方向の同じ位置、若しくは下方に位置する、請求項2に記載の繰出容器。
【請求項4】
前記スリーブには、径方向に弾性変位可能に設けられ、かつ前記操作部の内周面に当接する摺動突起が設けられている、請求項1から3のいずれか1項に記載の繰出容器。
【請求項5】
前記スリーブには、周方向に沿う繰出し側の後端が前記スリーブに連結された固定端とされ、かつ周方向に沿う繰出し側の前端が自由端とされた片持ちの弾性板片が設けられ、
前記摺動突起は、前記弾性板片に形成されている、請求項4に記載の繰出容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、繰出容器に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
繰出容器として、スリーブと、スリーブの内側に設けられ、棒状内容物を保持する中皿と、を備え、中皿をスリーブに対して上下方向にスライド移動させることで、棒状内容物を上下動させる構成が知られている(例えば下記特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開昭61-174520号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、スリーブ若しくは中皿によって径方向の外側から囲まれた棒状内容物の下端部は、被塗布部に塗布することができず、棒状内容物の残量を低減することについて改善の余地があった。
【0005】
本発明は、棒状内容物の残量を低減することができる繰出容器を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る繰出容器は、有底筒状の操作部と、容器軸回りに延びる螺旋溝を有し、前記操作部の底壁から上方に延びる伝達軸と、前記操作部の内周面と前記伝達軸の外周面との間に差し込まれ、前記操作部および前記伝達軸に対して前記容器軸回りの周方向に回転可能に設けられたスリーブと、前記スリーブの内側に設けられ、棒状内容物を保持する中皿と、を備え、前記スリーブには、前記螺旋溝に係合する係合突起が設けられ、前記スリーブを前記伝達軸に対して周方向に沿う繰出し側に回転させたときに、前記係合突起が前記螺旋溝内を螺旋状に移動することで、前記スリーブが前記操作部、前記伝達軸および前記中皿に対して下降移動し、前記スリーブおよび前記中皿には、前記スリーブが下降したときに、互いに係合することで、前記スリーブおよび前記中皿の周方向の相対移動を規制する第1係合部および第2係合部が各別に設けられ、前記中皿および前記伝達軸には、下降した前記スリーブを前記中皿とともに前記伝達軸に対して周方向に沿う繰出し側に回転させたときに、互いに係合することで、前記中皿を前記伝達軸に対して上昇させる第3係合部および第4係合部が各別に設けられている。
【0007】
スリーブを操作部および伝達軸に対して周方向に沿う繰出し側に回転させたときに、スリーブの係合突起が、伝達軸の螺旋溝内を螺旋状に移動することで、スリーブが操作部、伝達軸および中皿に対して下降移動し、棒状内容物がスリーブの上端開口から突出する。
スリーブおよび中皿に、スリーブが下降したときに、互いに係合することで、スリーブおよび中皿の周方向の相対移動を規制する第1係合部および第2係合部が各別に設けられ、中皿および伝達軸に、下降したスリーブを中皿とともに伝達軸に対して周方向に沿う繰出し側に回転させたときに、互いに係合することで、中皿を伝達軸に対して上昇させる第3係合部および第4係合部が各別に設けられている。したがって、棒状内容物の下端部をスリーブの上端開口から上方に露出させて使用することが可能になり、棒状内容物の残量を低減することができる。
【0008】
前記中皿は、前記伝達軸の上端面に配置され、前記中皿の外周縁部は、前記伝達軸の上端面より径方向の外側に張り出し、前記伝達軸の上端面には、前記中皿を上下方向に貫いて、前記棒状内容物に突き刺さった突刺し突起が設けられてもよい。
【0009】
伝達軸の上端面に、中皿を上下方向に貫いて、棒状内容物に突き刺さった突刺し突起が設けられているので、棒状内容物を折れにくくすることができる。
下降したスリーブを伝達軸に対して周方向に沿う繰出し側に回転させたときに、中皿がスリーブに対して上昇することから、突刺し突起を棒状内容物から抜き出しやすくすることが可能になり、棒状内容物の残量を確実に低減することができる。
【0010】
前記第3係合部および前記第4係合部が互いに係合することで、前記中皿が前記伝達軸に対して上昇したときに、前記突刺し突起の上端縁が、前記中皿の上面に対して上下方向の同じ位置、若しくは下方に位置してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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