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公開番号
2025088088
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-11
出願番号
2023202543
出願日
2023-11-30
発明の名称
移行栓キャップ
出願人
株式会社吉野工業所
代理人
個人
,
個人
主分類
B65D
51/22 20060101AFI20250604BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】 高温下で保管した場合でも、容器本体の口部と中栓のトルクが低下するのを抑制することができる移行栓キャップを提供すること。
【解決手段】 容器本体Aに打栓され、ねじキャップCを回転することで、開封してねじキャップCに移行する移行栓体13を有する中栓Bと、中栓Bに螺合されるねじキャップCとを備える移行栓キャップであって、容器本体Aは、口部1の外周に周設され、中栓Bを抜け止めする係止突条2と、係止突条2の外周から突設される複数の係止リブ3とを備え、中栓Bは、口部1が嵌入する外周側の外筒6と、外筒6の内周下部から突設され、係止突条2の下部に係合する係止突部30と、係止突部30より上方の内周から突設され、装着時に、係止リブ3と噛み合う複数の噛み合いリブ36と、係止突部30の下部から外筒6内周下端に向けて突設され、打栓時に、係止リブ3を案内する複数の案内リブ37とを備えることを特徴とする。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
容器本体の口部に打栓により装着され、ねじキャップを回転することで、開封してねじキャップに移行する移行栓体を有する中栓と、中栓に螺合して着脱自在に装着されるねじキャップとを備える移行栓キャップであって、
容器本体は、口部の外周に周設され、中栓を抜け止めする係止突条と、係止突条の外周から突設される複数の係止リブとを備え、
中栓は、容器本体の口部が嵌入する外周側の外筒と、外筒の内周下部から突設され、係止突条の下部に係合する係止突部と、係止突部より上方の内周から突設され、装着時に、係止リブと噛み合う複数の噛み合いリブと、係止突部の下部から外筒内周下端に向けて突設され、打栓時に、係止リブを案内する複数の案内リブとを備えることを特徴とする移行栓キャップ。
続きを表示(約 280 文字)
【請求項2】
案内リブは、噛み合いリブと重ならないずれた位置から突設されることを特徴とする請求項1に記載の移行栓キャップ。
【請求項3】
係止リブは、係止突条の外周から軸方向に沿って縦リブ状に突設されるとともに、上端部をR形状としたことを特徴とする請求項1または2に記載の移行栓キャップ。
【請求項4】
案内リブは、下端に形成された傾斜面を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の移行栓キャップ。
【請求項5】
案内リブは、下端に形成された傾斜面を備えることを特徴とする請求項3に記載の移行栓キャップ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、移行栓体を有する中栓を備える移行栓キャップに関し、とくに、ねじキャップを開蓋方向に回転することにより開封できる移行栓キャップに関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、ドレッシングなどの内容物を収容する食品容器として、開封するまで移行栓体を有する中栓により容器本体内を密封状態にし、中栓に螺合して装着されるねじキャップを開蓋方向に回転することによって、中栓から移行栓体を除去し、移行栓体をねじキャップの係着部に保持して開封することができる移行栓キャップが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-111563号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1記載の移行栓キャップは、開蓋時に、ねじキャップに移行される移行栓体の裏面に内容物が溜まるのを抑制できるが、高温下で保管していた場合、容器本体の口部が径方向外方に変形して容器本体の口部と中栓のトルクが低下することがあり、トルクが低下した際に、中栓がねじキャップと共回りして移行栓体の薄肉弱化部を破断できないおそれがあるという問題があった。
【0005】
本発明は、上記問題を解決することを課題とし、高温下で保管した場合でも、容器本体の口部と中栓のトルクが低下するのを抑制することができる移行栓キャップを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上記の課題を解決するため、移行栓キャップとして、容器本体の口部に打栓により装着され、ねじキャップを回転することで、開封してねじキャップに移行する移行栓体を有する中栓と、中栓に螺合して着脱自在に装着されるねじキャップとを備える移行栓キャップであって、容器本体は、口部の外周に周設され、中栓を抜け止めする係止突条と、係止突条の外周から突設される複数の係止リブとを備え、中栓は、容器本体の口部が嵌入する外周側の外筒と、外筒の内周下部から突設され、係止突条の下部に係合する係止突部と、係止突部より上方の内周から突設され、装着時に、係止リブと噛み合う複数の噛み合いリブと、係止突部の下部から外筒内周下端に向けて突設され、打栓時に、係止リブを案内する複数の案内リブとを備えることを特徴とする構成を採用する。
【0007】
移行栓キャップの実施形態として、案内リブは、噛み合いリブと重ならないずれた位置から突設されることを特徴とする構成を採用し、また、係止リブは、係止突条の外周から軸方向に沿って縦リブ状に突設されるとともに、上端部をR形状としたことを特徴とする構成を採用し、また、案内リブは、下端に形成された傾斜面を備えることを特徴とする構成を採用する。
【発明の効果】
【0008】
本発明の移行栓キャップは、上記構成を採用することにより、移行栓キャップを容器本体の口部に打栓により装着した後、開封時に、ねじキャップを容器本体に対して回転した際に、中栓が供回りすることなく、中栓に対してねじキャップを確実に回転させて開封することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施例に係る移行栓キャップにおけるねじキャップと中栓とのセット後の状態を示す図であり、(a)は側面断面図、(b)は(a)の要部拡大図である。
図1(a)の移行栓キャップにおける横断面を示す図であり、(a)はX-X線矢視断面図であり、(b)はY-Y線矢視断面図である。
本発明の実施例に係る移行栓キャップを装着する容器本体の口部を示す図であり、(a)は上面図、(b)は側面半断面図である。
本発明の実施例に係る移行栓キャップにおける中栓を示す図であり、(a)は側面一部断面図、(b)は下面図である。
本発明の実施例に係る移行栓キャップにおけるねじキャップを示す図であり、(a)は側面断面図、(b)は下面図である。
本発明の実施例に係る移行栓キャップを容器本体に打栓する際の説明図であり、(a)は打栓開始時の説明図、(b)は打栓終了時の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
次に、本発明の移行栓キャップについて、実施例をあげ、図面を参照して説明する。
なお、以下の説明において、図1(a)でみて、上下方向を「軸方向」、上方向を「上」、下方向を「下」とし、左右方向を「径方向」とする。
(【0011】以降は省略されています)
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