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公開番号
2025074563
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-14
出願番号
2023185451
出願日
2023-10-30
発明の名称
ポンプ式吐出器
出願人
株式会社吉野工業所
代理人
個人
主分類
B65D
47/34 20060101AFI20250507BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】従来と同じようにして内容液を吐出することが可能であって、更にリサイクル性にも優れるポンプ式吐出器を提案する。
【解決手段】ポンプ式吐出器100Aは、ステム7aが進退移動することによって駆動するポンプと、吐出口11dを有するとともにステム7aに連結するヘッド11と、を備え、キャップ10及びヘッド11の何れか一方に、キャップ10及びヘッド11の何れか他方に向けて延在し、中心軸線Oから離れる向きに撓む第一弾性片10dが設けられ、キャップ10及びヘッド11の何れか他方に、ヘッド11をキャップ10に向けて前進させた際に第一弾性片10dに接触して中心軸線Oに近づく向きに撓む第二弾性片11eが設けられる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
内容液を収容する容器の口部に装着されるキャップと、該キャップにより該口部に保持されステムが進退移動することによって駆動するポンプと、内容液を外界に吐出させる吐出口を有するとともに該ステムに連結するヘッドと、を備え、該ヘッドを該キャップに向けて移動させることによって該容器内の内容液を該吐出口から吐出させるポンプ式吐出器において、
前記キャップ及び前記ヘッドの何れか一方に、該キャップ及び該ヘッドの何れか他方に向けて延在し、前記ステムの中心軸線から離れる向きに撓む第一弾性片が設けられ、
前記キャップ及び前記ヘッドの何れか他方に、該ヘッドを該キャップに向けて前進させた際に前記第一弾性片に接触して前記ステムの中心軸線に近づく向きに撓む第二弾性片が設けられたポンプ式吐出器。
続きを表示(約 670 文字)
【請求項2】
前記第一弾性片が前記第二弾性片に接触する内側面は、根元部から先端部に向けて前記ステムの中心軸線から離れる向きに傾いて延在していて、
前記第二弾性片が前記第一弾性片に接触する外側面は、根元部から先端部に向けて前記ステムの中心軸線に近づく向きに傾いて延在している請求項1に記載のポンプ式吐出器。
【請求項3】
前記第一弾性片が前記第二弾性片に接触する内側面は、内側第一接触面と、少なくとも一部が該内側第一接触面に対して前記ステムの中心軸線に向かう方向にずれている内側第二接触面と、該内側第一接触面と該内側第二接触面との間に位置する内側段差面とを備え、
前記第二弾性片が前記第一弾性片に接触する外側面は、外側第一接触面と、少なくとも一部が該外側第一接触面に対して前記ステムの中心軸線に向かう方向にずれている外側第二接触面と、該外側第一接触面と該外側第二接触面との間に位置する外側段差面とを備える請求項1に記載のポンプ式吐出器。
【請求項4】
前記内側第一接触面及び前記内側第二接触面の少なくとも一方は、根元部から先端部に向けて前記ステムの中心軸線から離れる向きに傾いて延在していて、
前記外側第一接触面及び前記外側第二接触面の少なくとも一方は、根元部から先端部に向けて前記ステムの中心軸線に近づく向きに傾いて延在している請求項3に記載のポンプ式吐出器。
【請求項5】
対向する前記内側段差面と前記外側段差面が複数設けられた請求項3に記載のポンプ式吐出器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ポンプ式吐出器に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
ポンプ式吐出器として、容器の口部に装着されるキャップと、キャップにより口部に保持されステムが進退移動することによって駆動するポンプと、ステムに連結するヘッドとを備え、ヘッドをキャップに向けて移動させることによって容器内の内容液をヘッドの吐出口から吐出させるものが既知である(例えば特許文献1参照)。
【0003】
このようなポンプ式吐出器の内部には、特許文献1に示されているように、キャップに向けて移動させたヘッドを初期位置に復帰させるためにコイルスプリングが設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-31950号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところでこのようなポンプ式吐出器は、大部分の部材は合成樹脂製であるものの、コイルスプリングは金属製である。このため使用後に廃棄するにあたって、このままの状態では樹脂品としてリサイクルすることができない。また一般にこの種のポンプ式吐出器では、通常の使用時において部材が外れてしまうことを避けるべく、例えば嵌合等によって部材同士は強固に固定されている。従って、ポンプ式吐出器を分解してコイルスプリングと他の部材とに分別するにも手間を要することとなる。
【0006】
本発明はこのような問題点を解決することを課題とするものであって、従来と同じようにして内容液を吐出することが可能であって、更にリサイクル性にも優れるポンプ式吐出器を提案することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、内容液を収容する容器の口部に装着されるキャップと、該キャップにより該口部に保持されステムが進退移動することによって駆動するポンプと、内容液を外界に吐出させる吐出口を有するとともに該ステムに連結するヘッドと、を備え、該ヘッドを該キャップに向けて移動させることによって該容器内の内容液を該吐出口から吐出させるポンプ式吐出器において、
前記キャップ及び前記ヘッドの何れか一方に、該キャップ及び該ヘッドの何れか他方に向けて延在し、前記ステムの中心軸線から離れる向きに撓む第一弾性片が設けられ、
前記キャップ及び前記ヘッドの何れか他方に、該ヘッドを該キャップに向けて前進させた際に前記第一弾性片に接触して前記ステムの中心軸線に近づく向きに撓む第二弾性片が設けられたポンプ式吐出器である。
【0008】
前記第一弾性片が前記第二弾性片に接触する内側面は、根元部から先端部に向けて前記ステムの中心軸線から離れる向きに傾いて延在していて、
前記第二弾性片が前記第一弾性片に接触する外側面は、根元部から先端部に向けて前記ステムの中心軸線に近づく向きに傾いて延在していることが好ましい。
【0009】
前記第一弾性片が前記第二弾性片に接触する内側面は、内側第一接触面と、少なくとも一部が該内側第一接触面に対して前記ステムの中心軸線に向かう方向にずれている内側第二接触面と、該内側第一接触面と該内側第二接触面との間に位置する内側段差面とを備え、
前記第二弾性片が前記第一弾性片に接触する外側面は、外側第一接触面と、少なくとも一部が該外側第一接触面に対して前記ステムの中心軸線に向かう方向にずれている外側第二接触面と、該外側第一接触面と該外側第二接触面との間に位置する外側段差面とを備えることが好ましい。
【0010】
前記内側第一接触面及び前記内側第二接触面の少なくとも一方は、根元部から先端部に向けて前記ステムの中心軸線から離れる向きに傾いて延在していて、
前記外側第一接触面及び前記外側第二接触面の少なくとも一方は、根元部から先端部に向けて前記ステムの中心軸線に近づく向きに傾いて延在していることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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