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公開番号2025021177
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-13
出願番号2023124940
出願日2023-07-31
発明の名称トレー
出願人株式会社トーモク
代理人個人
主分類B65D 5/52 20060101AFI20250205BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】
パック製品を陳列用に載置する載置部の角度を調整することが可能なトレーを提供する。
【解決手段】
底板11、第1側壁2,2及び第2側壁3,3を備え、底板11に設けられ、第1側壁2,2と交差する方向に延びる載置折目線110と、載置折目線110の両端を繋ぎ、底面視において内側板23,23の底端と少なくとも一部が重なるように凸状に延びる破断可能線120と、載置折目線110と破断可能線120とで囲まれる載置予定部100と、内側板23,23に設けられ、底面視において載置予定部100と対向する部分を底端から中間部まで切り欠いた切欠部140と、切欠部140に設けられ、載置予定部100が破断可能線120に沿って破断されて載置折目線110に沿って上方に折り曲げられて載置部100とされたときに載置部100の一部が係止される係止部と、を有する構成のトレー。
【選択図】 図1

特許請求の範囲【請求項1】
底板、一対の第1側壁及び一対の第2側壁を備え、前記第1側壁を前記底板に順次連設した外側板及び内側板から構成し、前記外側板と第2側壁との隣接する側端縁同士を抱込片で連結したトレーであって、
前記底板に設けられ、前記第1側壁と交差する方向に延びる載置折目線と、
前記載置折目線の両端を繋ぎ、底面視において前記内側板の底端と少なくとも一部が重なるように凸状に延びる破断可能線と、
前記載置折目線と前記破断可能線とで囲まれる載置予定部と、
前記内側板に設けられ、底面視において前記載置予定部と対向する部分を底端から中間部まで切り欠いた切欠部と、
前記切欠部に設けられ、前記載置予定部が前記破断可能線に沿って破断されて前記載置折目線に沿って前記トレーの内方に向かって折り曲げられて載置部とされたときに前記載置部の一部が係止される係止部と、を有することを特徴とするトレー。
続きを表示(約 810 文字)【請求項2】
請求項1記載のトレーにおいて、
前記破断可能線は、前記外側板の中間部まで延び、
前記破断可能線に沿って破断された前記載置部のうち前記外側板の部分は、前記外側板と前記内側板との間に嵌入されることを特徴とするトレー。
【請求項3】
請求項2記載のトレーにおいて、
前記外側板に設けられた前記破断可能線は、前記第1側壁に対向する側面視において、前記切欠部の外側まで延びる部分を有することを特徴とするトレー。
【請求項4】
請求項1または2に記載のトレーにおいて、
前記載置予定部は、前記底板と前記外側板との境界線に交差する一対の切込線と、前記一対の切込線を前記底板側及び前記外側板側でそれぞれ繋いで前記境界線に沿って延びる一対の補助折目線と、を有することを特徴とするトレー。
【請求項5】
底板、一対の第1側壁及び一対の第2側壁を備え、前記第1側壁を前記底板に順次連設した外側板及び内側板から構成し、前記外側板と第2側壁との隣接する側端縁同士を抱込片で連結したトレーであって、
前記底板に設けられ、前記第1側壁と交差する方向に延びる載置折目線と、
前記載置折目線の両端を繋ぎ、前記外側板の中間部まで凸状に延びる破断可能線と、
前記載置折目線と前記破断可能線とで囲まれる載置予定部と、
前記内側板に設けられ、底面視において前記載置予定部と対向する部分を切り欠いた切欠部と、
外側板と内側板との境界に設けられ、前記載置予定部が前記破断可能線に沿って破断されて前記載置折目線に沿って前記トレーの内方に向かって折り曲げられて載置部とされるとともに、該載置部のうち外側板の部分が前記外側板と前記内側板との間に嵌入されたときに、該部分の上端が係止される第2係止部と、を有することを特徴とするトレー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、青果物の運搬や陳列等に適した段ボール製トレーに関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
いちご等のように傷みやすく、樹脂パック等と称される樹脂容器に収容した状態で取引される所謂パック製品を輸送するための包装箱として、外観上の美観に優れ、多段積みにも十分耐えられる強度を有する二重壁板構造を備えた包装箱が知られている。
【0003】
特許文献1には、厚紙による長方形底板(1)に低い2重側板(4)を設け、上面を開口してなり、透明な合成樹脂製長方形果実収容小箱(3)を偶数個並列収容して積重する輸送箱において、上記長方形底板(1)にミシン目線(2)を上記果実収容小箱(3)の幅に凵形に、かつ上記並列位置に穿設してなる果実収容輸送箱が開示されている。
【0004】
特許文献1に記載された従来の果実収容輸送箱では、果実収容輸送箱の天地を反転させ、ミシン目線(2)を破断させて凵形の部分を押し込むことで、傾斜斜面(10)が形成される。よって、従来の果実収容輸送箱によれば、パック製品を傾斜斜面(10)に載置して、いちご等の商品を斜めに陳列して視認性を高めることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
実全昭63-186616号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、従来の果実収容輸送箱では、傾斜斜面(10)の先端縁は果実収容輸送箱が載置される台の表面に係止されるため、台が平坦でない場合には、傾斜斜面(10)の角度がばらついてしまうという問題がある。あるいは、果実収容輸送箱の上方に天地を反転させた果実収容輸送箱を積層した場合、傾斜斜面(10)の先端縁によって、下方の果実収容輸送箱のイチゴ等の商品を傷つけてしまうという問題がある。
【0007】
そこで、本発明は、パック製品をそれ自体で保持できるトレーを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明のトレーは、底板、一対の第1側壁及び一対の第2側壁を備え、前記第1側壁を前記底板に順次連設した外側板及び内側板から構成し、前記外側板と第2側壁との隣接する側端縁同士を抱込片で連結したトレーであって、前記底板に設けられ、前記第1側壁と交差する方向に延びる載置折目線と、前記載置折目線の両端を繋ぎ、底面視において前記内側板の底端と少なくとも一部が重なるように凸状に延びる破断可能線と、前記載置折目線と前記破断可能線とで囲まれる載置予定部と、前記内側板に設けられ、底面視において前記載置予定部と対向する部分を底端から中間部まで切り欠いた切欠部と、前記切欠部に設けられ、前記載置予定部が前記破断可能線に沿って破断されて前記載置折目線に沿って前記トレーの内方に向かって折り曲げられて載置部とされたときに前記載置部の一部が係止される係止部と、を有することを特徴とする(以下、「第1の本発明のトレー」という。)。
【0009】
第1の本発明のトレーでは、天地を逆転させた状態で、底板を破断可能線に沿って破断させ、載置予定部を載置折目線に沿って山折りすることで載置部を形成することができる。この破断可能線は、底面視において内側板の底端と少なくとも一部が重なるように延びているため、本来、この重なる部分で載置部と内側板とが衝突して山折りを妨げるはずである。
【0010】
しかしながら、内側板には載置予定部と対向する部分が底端から中間部まで切り欠くことで切欠部が形成されているため、載置部は山折りして切欠部に設けられた係止部によって係止することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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