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公開番号2025019964
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-07
出願番号2023132723
出願日2023-07-28
発明の名称袋開口装置及び袋開口方法
出願人個人
代理人
主分類B65B 67/04 20060101AFI20250131BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】 簡単な構成で、様々な物品の包装に対応可能な袋開口装置と、袋開口方法を提供する。
【解決手段】 略矩形の平面を備え、略中央に、回動軸2が設けられた支持台1と、一方の端部が回動軸2に接合され、他方の端部に吸盤7を備えた管状部材6を有する吸引装置8と、回動軸2の一方の側に配された袋保持部材4と、他方の側に配された袋仮留板9とで、袋開口装置を構成し、袋保持部材4に積み重ねられた袋の最上部の袋個片5bを吸盤7で吸着し、吸盤7に袋個片5bが吸着した吸引装置8を、回動軸2に接合されたハンドル3を用いて袋仮留板9の方向に回動させて停止し、袋個片5bの開口部5cに、袋仮留板9の上部に配された送風手段10から空気を吹き付け、袋の開口部を開いて拡げる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
略矩形の平面を備えた支持台と、
前記支持台の略中央に、前記支持台の一辺に略平行に、取り付けられてなる回動軸と、
管状部材の一方の端に吸引手段への接続手段を備え、前記管状の部材の他方の端に、
前記吸引手段に接続されてなる吸盤を備え、前記管状部材の一方の端が、前記回動軸を中心として回動可能に、前記回動軸に接合されてなる吸引装置と、
前記回動軸に接合されてなり、前記吸引装置を回動させるためのハンドルと、
前記支持台の前記回動軸に区切られてなる一方の側に傾斜した状態で、前記回動軸を含む平面と略平行に配されてなる平板を有し、回動軸側の面に複数の袋を重ねて保持する機能を備えた袋保持部材と、
前記支持台の前記回動軸に区切られてなる他方の側に傾斜して配されてなる平板形状の袋仮留板と、
前記袋仮留板の上端に設けられてなる送風手段を有することを特徴とする袋開口装置
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
前記袋仮留板における、前記吸引装置が前記袋仮留板側に回動して接する位置に、前記吸引装置が遊嵌するスリットが設けられてなることを特徴とする、請求項1に記載の袋開口装置。
【請求項3】
開口部を上側に配した状態で、袋を積み重ねてなる前記袋保持部材側に、前記ハンドルの操作により前記吸引装置を回動させ、
前記吸盤を前記袋保持部材に積み重ねられてなる袋の最も上側の前記袋の表面の開口部近傍に当接させて、前記袋を前記吸盤に吸着させ、
前記ハンドルの操作により、前記吸盤に袋が吸着された前記吸引装置を回動させて、前記袋を前記袋仮留板の表面に配し、
前記送風手段からの排出される空気を、前記袋の開口部に吹き付けることにより、前記袋の前記開口部を開くことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の袋開口装置を用いた、袋開口方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、包装袋の開口部を開き拡げ、内容物の挿入を容易にする装置と、当該装置を用いて、袋開口部を拡げる方法に関わるものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年、小売店では、一定分量の商品を、収納袋に収納した態様で、販売されることが大部分である。これらの収納袋の材質としては、内容物の視認が可能であること、一定の強度を備えていること、安価であることなどの特徴のため、ポリエチレンのような有機高分子材料のシートやフィルムが用いられている。
【0003】
このような用途のポリエチレン袋は、折り畳んで重ねた状態で供給されるが、袋を構成するポリエチレンのシートは、表面が極めて滑らかであるため、重ねた状態で保管すると、シートの表面同士が密着し、しかも表面の摩擦が極めて少ないので、袋個片の分離と、分離した袋の開口を手で行うのは容易ではない。
【0004】
このような課題に対処する技術として、特許文献1には、鋭利な突起つきリングと平らなゴムつきリングを交互に組み合わせたローラー装置で、手提げ用ポリエチレン袋の開口部に、すべり止めの凹凸を両面からつけることを特徴とする袋の製造方法が開示されている。しかし、ここに開示されている技術は、持ち手を有する、いわゆるレジ袋が対象であり、前記の問題点には、必ずしも対応していない。
【0005】
また、特許文献2には、等間隔に配置された複数の開口手段が直線部を有する環状軌道に沿って一方向に一定速度で走行し、前記環状軌道の直線部に沿って同速で搬送される袋を連続的に開口する連続開口装置において、前記開口手段が昇降及び開閉する真空吸盤とエア噴出ノズルをそれぞれ備え、前記直線部に沿って走行中に、前記真空吸盤が袋の両面を吸着、続いて開口し、かつエア噴出ノズルが袋内にエアを吹き込むようになっていることを特徴とする袋の連続開口装置が開示されている。しかし、ここに開示されている装置は、装置全体が大型化し、大企業や大規模小売店以外には、コスト面からも導入が容易ではないと考えられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開平8-290495号公報
特開2001-278217号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の課題は、前記課題の解決のため、簡単な構成で、様々な物品の包装に対応可能な袋開口装置と、袋開口方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者は、装置の構成の簡略化のために、手動で操作可能な袋開口装置を鋭意検討した結果、本発明をなすに至ったものである。
【0009】
上記課題を解決するための、本発明の一態様に係る袋開口装置は、略矩形の平面を備えた支持台と、前記支持台の略中央に、前記支持台の一辺に平行に、取り付けられてなる回動軸と、管状部材の一方の端に吸引手段への接続手段を備え、前記管状の部材の他方の端に、前記吸引手段に接続されてなる吸盤を備え、前記管状部材の一方の端が、前記回動軸を中心として回動可能に、前記回動軸に接合されてなる吸引装置と、前記回動軸に接合されてなり、前記吸引装置を回動させるためのハンドルと、前記支持台の前記回動軸に区切られてなる一方の側に傾斜した状態で、前記回動軸を含む平面と略平行に配されてなる平板を有し、回動軸側の面に複数の袋を重ねて保持する機能を備えた袋保持部材と、前記支持台の前記回動軸に区切られてなる他方の側に傾斜して配されてなる平板形状の袋仮留板と、前記袋仮留板の上端に設けられてなる送風手段を有することを特徴とする。
【0010】
また、上記課題を解決するための、本発明の一態様に係る袋開口装置は、前記袋仮留板における、前記吸引装置が前記袋仮留板側に回動して接する位置に、前記吸引装置が遊嵌するスリットが設けられてなることを特徴とする
(【0011】以降は省略されています)

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