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公開番号
2025086093
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-06
出願番号
2023199909
出願日
2023-11-27
発明の名称
中栓付き容器
出願人
株式会社吉野工業所
代理人
弁理士法人銀座マロニエ特許事務所
主分類
B65D
47/06 20060101AFI20250530BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】中栓を簡単な操作で着脱することができる中栓付き容器を提供する。
【解決手段】容器本体1と、中栓2と、カバーキャップ3と、を備え、容器本体1は、口頚部11の外周壁15に沿って設けられ、上方に向けて突出する複数の凸部16と、凸部16の相互間で口頚部11の外周壁15に設けられた凹部17と、凹部17内に設けられる係止凸部18と、を備え、中栓2は、口頚部11の開口端11aを密閉保持する天面壁21と、口頚部11を取り囲む周壁22と、周壁22の下端に吊り下げ保持され、下方に向けて突出する突端部を、中栓2の回動にしたがい容器本体1の凸部16の外側縁部に沿いスライドさせて迫り上げることにより、中栓2の、口頚部11からの取り外しを可能とする複数の係合片23と、を備え、係合片23は、容器本体1の係止凸部18にアンダーカット嵌合可能な係合突起25を有すること。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
内容物を収容する容器本体と、該容器本体の口頚部に着脱自在に嵌合保持され、注出口を通じて内容物の注出を可能とする中栓と、該中栓を内側に収納し、前記口頚部の外側にねじ止めにより装着されるカバーキャップと、を備えた中栓付き容器であって、
前記容器本体は、前記口頚部の外周壁に沿って設けられ上方に向けて突出する複数の凸部と、該凸部の相互間で前記口頚部の外周壁に設けられた凹部と、該凹部内に設けられ該外周壁の表面と面一になる先端を有する係止凸部と、を備え、
前記中栓は、前記注出口が形成され前記口頚部の開口端を密閉保持する天面壁と、該天面壁の外縁部に設けられ前記口頚部を取り囲む周壁と、該周壁の下端に吊り下げ保持され下方に向けて突出する突端部を、該中栓の回動にしたがい前記容器本体の凸部の外側縁部に沿いスライドさせて迫り上げることにより、該中栓の該口頚部からの取り外しを可能とする複数の係合片と、を備え、
該係合片は、前記中栓の前記口頚部への装着時に、前記容器本体の係止凸部にアンダーカット嵌合可能な係合突起を有することを特徴とする中栓付き容器。
続きを表示(約 200 文字)
【請求項2】
前記中栓は、前記係合突起の直上を除く位置の周壁外周面に、1本以上の縦リブにより構成されたローレットが設けられていることを特徴とする請求項1に記載した中栓付き容器。
【請求項3】
前記凹部は、前記中栓を回動させる際に、前記係合突起を前記外周壁に乗り上げさせてアンダーカット嵌合を解除する傾斜側壁を有することを特徴とする請求項1または2に記載した中栓付き容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、簡単な操作で中栓を着脱できる中栓付き容器に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、特許文献1のような中栓付き容器が知られている。この中栓付容器は、容器本体、中栓および外キャップからなり、容器本体の口頚部外周面に、上方に向けて凸状に形成された係合突部を設け、中栓の筒部内周面に、下方に向けて凸状に形成された係合突部を設けたものである。中栓を容器本体に装着するにあたっては、打栓によりアンダーカット嵌合させる一方、該中栓を取り外すにあたっては、中栓を回動させ、該中栓の係合突部を、前記容器本体の係合突部に沿ってせり上げることにより、アンダーカット嵌合を解除することが可能であり、かかる着脱方式によれば、中栓の容器本体への着脱を簡便に行うことができるとされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-158456号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記中栓付き容器では、容器本体の口頚部外周面および中栓の筒部内周面の全周にわたって連続して嵌合部分(係合突部)が形成されているため嵌合力が強く、中栓を小さな力で簡単に取り外す点に改善の余地があった。
【0005】
また、このような中栓付き容器を、詰め替え容器(リフィル容器)として利用する場合、内容物の詰め替える際に中栓を取り外す必要があるが、一般的に中栓は小径からなるものが多く、指を掛けるところがないため、こじ開けるようにして取り外す作業を行わざるを得ず、詰め替え動作が困難であった。
【0006】
そこで、本発明では、前記のような従来の問題点に鑑み、中栓を簡単な操作で着脱することができる中栓付き容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を実現するために開発した本発明の中栓付き容器は、内容物を収容する容器本体と、該容器本体の口頚部に着脱自在に嵌合保持され、注出口を通じて内容物の注出を可能とする中栓と、該中栓を内側に収納し、前記口頚部の外側にねじ止めにより装着されるカバーキャップと、を備えた中栓付き容器であって、
前記容器本体は、前記口頚部の外周壁に沿って設けられ上方に向けて突出する複数の凸部と、該凸部の相互間で前記口頚部の外周壁に設けられた凹部と、該凹部内に設けられ該外周壁の表面と面一になる先端を有する係止凸部と、を備え、
前記中栓は、前記注出口が形成され前記口頚部の開口端を密閉保持する天面壁と、該天面壁の外縁部に設けられ前記口頚部を取り囲む周壁と、該周壁の下端に吊り下げ保持され下方に向けて突出する突端部を、該中栓の回動にしたがい前記容器本体の凸部の外側縁部に沿いスライドさせて迫り上げることにより、該中栓の該口頚部からの取り外しを可能とする複数の係合片と、を備え、
該係合片は、前記中栓の前記口頚部への装着時に、前記容器本体の係止凸部にアンダーカット嵌合可能な係合突起を有することを特徴とする。
【0008】
なお、本発明の中栓付き容器において、前記中栓は、前記係合突起の直上を除く位置の周壁外周面に、1本以上の縦リブにより構成されたローレットが設けられていることが好ましい。
【0009】
また、本発明の中栓付き容器において、前記凹部は、前記中栓を回動させる際に、前記係合突起を前記外周壁に乗り上げさせてアンダーカット嵌合を解除する傾斜側壁を有することが好ましい。
【発明の効果】
【0010】
本発明の中栓付き容器によれば、容器本体の口頚部の外周壁に沿って上方に向けて突出するように設けられた複数の凸部に、中栓の周壁の下端に吊り下げ保持された複数の係合片の、下方に向けて突出する突端部を嵌合させ、該中栓の回動にしたがい該突端部を、前記凸部の外側縁部に沿ってスライドさせてせり上げることにより、該中栓を該口頚部から取り外すことができる。
(【0011】以降は省略されています)
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