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公開番号2025087199
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-10
出願番号2023201695
出願日2023-11-29
発明の名称高粘度用吐出器
出願人株式会社吉野工業所
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B65D 47/34 20060101AFI20250603BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】高粘度用吐出器を容器本体に容易に装着する。
【解決手段】シリンダ21を有するポンプ11と、シリンダから下方に向けて延びる吸い上げパイプ12と、容器本体内の内容液の液面上に載置され、液面高さの低下に伴い下降する押え板部材13と、を備えた高粘度用吐出器であって、吸い上げパイプは、ポンプに上昇移動可能に取付けられ、押え板部材は、ポンプに対する上昇移動が規制された状態で、吸い上げパイプに外装され、吸い上げパイプおよび押え板部材には、互いが離脱可能に係合することで、押え板部材が吸い上げパイプに対して下降するのを規制する第1係合部25および第2係合部26が各別に形成され、この高粘度用吐出器を容器本体に装着したときに、吸い上げパイプの下端開口縁が、容器本体内の底面に突き上げられ、吸い上げパイプが押え板部材に対して上昇し、第1係合部および第2係合部の係合が解除される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
容器本体内に収容された内容液が吐出される吐出口、および前記容器本体内に挿入されるシリンダを有するポンプと、
前記シリンダから下方に向けて延び、下端開口が前記容器本体内に連通する吸い上げパイプと、
前記容器本体内の内容液の液面上に載置され、液面高さの低下に伴い下降する押え板部材と、を備えた高粘度用吐出器であって、
前記吸い上げパイプは、前記ポンプに上昇移動可能に取付けられ、
前記押え板部材は、前記ポンプに対する上昇移動が規制された状態で、前記吸い上げパイプに外装され、
前記吸い上げパイプおよび前記押え板部材には、互いが離脱可能に係合することで、前記押え板部材が前記吸い上げパイプに対して下降するのを規制する第1係合部および第2係合部が各別に形成され、
この高粘度用吐出器を前記容器本体に装着したときに、前記吸い上げパイプの下端開口縁が、前記容器本体内の底面に突き上げられ、前記吸い上げパイプが前記押え板部材に対して上昇し、前記第1係合部および前記第2係合部の係合が解除される、高粘度用吐出器。
続きを表示(約 200 文字)【請求項2】
前記吸い上げパイプの下端開口縁には、上方に向けて窪み、前記吸い上げパイプを径方向に貫く連絡孔が形成されている、請求項1に記載の高粘度用吐出器。
【請求項3】
前記吸い上げパイプの下端部には、径方向の外側に向けて突出し、下降端位置に到達した前記押え板部材が、前記吸い上げパイプから下方に離脱するのを規制する規制突起が設けられている、請求項1または2に記載の高粘度用吐出器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、高粘度用吐出器に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、例えば下記特許文献1に示されるように、容器本体内に収容された内容液が吐出される吐出口、および容器本体内に挿入されるシリンダを有するポンプと、シリンダから下方に向けて延び、下端開口が容器本体内に連通する吸い上げパイプと、容器本体内の内容液の液面上に載置され、液面高さの低下に伴い下降する押え板部材と、を備えた高粘度用吐出器が知られている。
容器本体内の内容液の液面上に載置された押え板部材が、液面高さの低下に伴い下降することで、容器本体内の内容液が、吸い上げパイプの下端開口から吸い上げられたときに、吸い上げパイプの下端部回りに、内容液の無い空洞が生じてしまうのを防止することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-34997号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
押え板部材が、吸い上げパイプに上下動可能に外装されているので、押え板部材の位置が安定しにくく、高粘度用吐出器を容器本体に装着することが困難になるおそれがあった。
【0005】
本発明は、容器本体に容易に装着することができる高粘度用吐出器を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る高粘度用吐出器は、容器本体内に収容された内容液が吐出される吐出口、および前記容器本体内に挿入されるシリンダを有するポンプと、前記シリンダから下方に向けて延び、下端開口が前記容器本体内に連通する吸い上げパイプと、前記容器本体内の内容液の液面上に載置され、液面高さの低下に伴い下降する押え板部材と、を備えた高粘度用吐出器であって、前記吸い上げパイプは、前記ポンプに上昇移動可能に取付けられ、前記押え板部材は、前記ポンプに対する上昇移動が規制された状態で、前記吸い上げパイプに外装され、前記吸い上げパイプおよび前記押え板部材には、互いが離脱可能に係合することで、前記押え板部材が前記吸い上げパイプに対して下降するのを規制する第1係合部および第2係合部が各別に形成され、この高粘度用吐出器を前記容器本体に装着したときに、前記吸い上げパイプの下端開口縁が、前記容器本体内の底面に突き上げられ、前記吸い上げパイプが前記押え板部材に対して上昇し、前記第1係合部および前記第2係合部の係合が解除される。
【0007】
吸い上げパイプおよび押え板部材に、互いが離脱可能に係合することで、押え板部材が吸い上げパイプに対して下降するのを規制する第1係合部および第2係合部が各別に形成されているので、吸い上げパイプに対する押え板部材の位置が安定し、高粘度用吐出器を容器本体に容易に装着することができる。
高粘度用吐出器を容器本体に装着したときには、吸い上げパイプの下端開口縁が、容器本体内の底面に突き上げられ、吸い上げパイプが押え板部材に対して上昇し、第1係合部および第2係合部の係合が解除される。したがって、高粘度用吐出器を容器本体に装着したときに、押え板部材が、容器本体内の内容液の液面上に落下し、その後、液面高さの低下に伴い押え板部材を下降させることができる。
【0008】
前記吸い上げパイプの下端開口縁には、上方に向けて窪み、前記吸い上げパイプを径方向に貫く連絡孔が形成されてもよい。
【0009】
吸い上げパイプの下端開口縁に、上方に向けて窪み、吸い上げパイプを径方向に貫く連絡孔が形成されているので、吸い上げパイプの下端開口縁が、容器本体内の底面に当接していても、容器本体内と吸い上げパイプの下端開口との連通を確実に確保することができる。
【0010】
前記吸い上げパイプの下端部には、径方向の外側に向けて突出し、下降端位置に到達した前記押え板部材が、前記吸い上げパイプから下方に離脱するのを規制する規制突起が設けられてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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