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公開番号
2025077360
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-19
出願番号
2023189485
出願日
2023-11-06
発明の名称
容器及びキャップ
出願人
花王株式会社
,
株式会社吉野工業所
代理人
弁理士法人翔和国際特許事務所
主分類
B65D
47/08 20060101AFI20250512BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】吐出孔から内容物が漏れ出ることを効果的に抑制できる容器及びキャップを提供すること。
【解決手段】本発明の容器1は、口首部12と可撓性胴部11とを有し且つ内容物を収容する容器本体10と、該口首部12に取り付けられたキャップ2とを具備している。
キャップ2は、内容物の吐出孔36を備えたキャップ本体3と、蓋体4とを有している。キャップ本体3の平面視において吐出孔36は一方向に長い形状である。キャップ本体3は、天面部33の外周部との間に段差を有する台座部34と、該台座部34から容器本体10とは反対側に突出し、前記一方向と同方向に長い横断面形状を有するノズル部35とを有している。ノズル部35の先端部に吐出孔36が形成されている。蓋体4には、シール筒部44が設けられており、閉蓋状態において、台座部34とシール筒部44との間がシールされている。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
口首部と可撓性胴部とを有し且つ内容物を収容する容器本体と、該口首部に取り付けられたキャップとを具備する容器であって、
前記キャップは、前記口首部に対する取り付け部及び前記内容物の吐出孔を備えたキャップ本体と、該吐出孔を開閉する蓋体とを有しており、
前記キャップ本体の平面視において前記吐出孔は一方向に長い形状であり、
前記キャップ本体は、天面部の外周部との間に段差を有する台座部と、該台座部から前記容器本体とは反対側に突出し、前記一方向と同方向に長い横断面形状を有するノズル部とを有しており、
前記ノズル部の先端部に前記吐出孔が形成されており、
前記蓋体には、シール筒部が設けられており、閉蓋状態において、前記台座部の外周面と前記シール筒部の内周面との間がシールされている、容器。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記蓋体はヒンジ部を介して前記キャップ本体に接続されており、
前記蓋体に、中央凸部が設けられており、該中央凸部は前記一方向に沿って延びており、
前記閉蓋状態において、前記中央凸部が前記吐出孔に挿入される、請求項1に記載の容器。
【請求項3】
前記蓋体に、前記中央凸部の両側に位置する一対のサイド凸部が設けられており、該一対のサイド凸部それぞれは前記一方向に沿って延びており、
前記閉蓋状態において、前記サイド凸部が前記ノズル部の長手方向に沿う周縁部に当接又は近接する、請求項2に記載の容器。
【請求項4】
前記中央凸部及び前記一対のサイド凸部それぞれは、幅に対する前記蓋体からの突出高さの比率(突出高さ/幅)が3以下である、請求項3に記載の容器。
【請求項5】
前記蓋体はヒンジ部を介して前記キャップ本体に接続されており、
前記キャップは、前記キャップ本体、前記ヒンジ部、及び前記蓋体が一体成形されたものである、請求項1~4の何れか1項に記載の容器。
【請求項6】
平面視において前記吐出孔は、長手方向の長さが短手方向の長さの8倍以上である、請求項1~4の何れか1項に記載の容器。
【請求項7】
平面視において前記吐出孔は、短手方向の長さが3mm以下である、請求項1~4の何れか1項に記載の容器。
【請求項8】
前記吐出孔の短手方向に沿う断面視において、前記ノズル部の先端部の角部がR形状である、請求項1~4の何れか1項に記載の容器。
【請求項9】
容器本体の口首部に取り付けられるキャップであって、
前記口首部に対する取り付け部及び前記容器本体内に収容される内容物の吐出孔を備えたキャップ本体と、
該吐出孔を開閉する蓋体とを有しており、
前記キャップ本体の平面視において前記吐出孔は一方向に長い形状であり、
前記キャップ本体は、天面部の外周部との間に段差を有する台座部と、該台座部から前記容器本体とは反対側に突出し、前記一方向と同方向に長い横断面形状を有するノズル部とを有しており、
前記ノズル部の先端部に前記吐出孔が形成されており、
前記蓋体には、シール筒部が設けられており、閉蓋状態において、前記台座部の外周面と前記シール筒部の内周面との間がシールされている、キャップ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、容器本体及びキャップを具備する容器、及び容器本体の口首部に取り付けられるキャップに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
洗顔料等の液状物は、収容空間を有する容器本体と、該収容空間と連通する吐出孔とを備えた容器に収容されて、流通される。斯かる容器として、容器の口首部の開口を閉塞する閉塞部材を備え、該閉塞部材に一方向に長い吐出孔が設けられたものが知られている。また、容器の口首部を密閉するキャップを備え、該キャップに一方向に長い吐出孔が設けられたものが知られている。例えば特許文献1には、合成樹脂製の口頚部の先端部が四角筒状体となっている、チューブ容器が開示されている。
【0003】
特許文献2には、容器の開口を密閉する部材として、細長い開口を有するスパウトが形成されたクロージャ本体と、該スパウトを覆うスパウトカバーを有する蓋体とを備えたヒンジキャップが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
公開実用新案公報平1-114555号公報
米国特許出願公開第2002/0108922号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
一方向に長い吐出孔を具備する容器は、該吐出孔から容器内の内容物が漏れ出る傾向があり、初回の使用時であっても蓋の内面に内容物が付着することがある。特に特許文献1及び2に開示の容器のように、口首部又はキャップ本体の天面部からノズル部が突出している容器は、蓋を閉じた閉蓋状態であっても、吐出孔から内容物が漏れ出ることがある。
【0006】
したがって本発明は、吐出孔から内容物が漏れ出ることを効果的に抑制できる容器及びキャップを提供することに関する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、口首部と可撓性胴部とを有し且つ内容物を収容する容器本体と、該口首部に取り付けられたキャップとを具備する容器に関する。
一実施形態として、前記キャップは、前記口首部に対する取り付け部及び前記内容物の吐出孔を備えたキャップ本体と、該吐出孔を開閉する蓋体とを有していることが好ましい。
一実施形態として、前記キャップ本体の平面視において前記吐出孔は一方向に長い形状であることが好ましい。
一実施形態として、前記キャップ本体は、天面部の外周部との間に段差を有する台座部と、該台座部から前記容器本体とは反対側に突出し、前記一方向と同方向に長い横断面形状を有するノズル部とを有していることが好ましい。
一実施形態として、前記ノズル部の先端部に前記吐出孔が形成されていることが好ましい。
一実施形態として、前記蓋体には、シール筒部が設けられており、閉蓋状態において、前記台座部と前記シール筒部との間がシールされていることが好ましい。
【0008】
また本発明は、容器本体の口首部に取り付けられるキャップに関する。
一実施形態として、
前記口首部に対する取り付け部及び前記容器本体内に収容される内容物の吐出孔を備えたキャップ本体と、
該吐出孔を開閉する蓋体とを有していることが好ましい。
一実施形態として、前記キャップ本体の平面視において前記吐出孔は一方向に長い形状であることが好ましい。
一実施形態として、前記キャップ本体は、天面部の外周部との間に段差を有する台座部と、該台座部から前記容器本体とは反対側に突出し、前記一方向と同方向に長い横断面形状を有するノズル部とを有していることが好ましい。
一実施形態として、前記ノズル部の先端部に前記吐出孔が形成されていることが好ましい。
一実施形態として、前記蓋体には、シール筒部が設けられており、閉蓋状態において、前記台座部と前記シール筒部との間がシールされていることが好ましい。
【発明の効果】
【0009】
本発明の容器及びキャップによれば、吐出孔から内容物が漏れ出ることを効果的に抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本発明の容器を示す側面図である。
図2は、図1に示すキャップの開蓋状態を水平方向から視た斜視図である。
図3は、図2に示すキャップを上から視た斜視図である。
図4は、図2に示すキャップの平面図である。
図5は、図4に示すノズル部及び台座部を示す拡大平面図である。
図6は、図1に示す容器のキャップが取り付けられた部位を示す図であって、第2方向に沿った断面図である。
図7は、図1に示す容器のキャップが取り付けられた部位を示す図であって、第1方向に沿った断面図である。
図8(a)は、図4に示す蓋凸部の拡大平面図であり、図8(b)は、図8(a)のII-II線断面図である。
図9は、図1に示す容器の使用状態を示す斜視図である。
図10は、図1に示す容器の使用状態における該容器と使用者の目線との関係を示す模式図である。
図11は、開蓋した蓋体をロックした状態を示すキャップの側面図である。
図12は、図11に示すキャップを下から見た底面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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