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公開番号
2025096874
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-30
出願番号
2023212841
出願日
2023-12-18
発明の名称
ケア支援システム
出願人
花王株式会社
代理人
弁理士法人南青山国際特許事務所
主分類
G06Q
50/10 20120101AFI20250623BHJP(計算;計数)
要約
【課題】各ユーザに対して、生活環境を清潔かつ快適に維持するための適切なケアを支援する技術に関する。
【解決手段】本発明のケア支援システムは、取得部と予測部と決定部とを具備する。取得部は、ユーザの複数の生活スタイルに関する生活スタイル情報と、ユーザの衛生状態に関する嗜好についての嗜好情報と、を取得する。予測部は、生活スタイル情報に基づいて、住居又は物品に属する箇所である少なくとも1つのケア箇所と、ケア箇所の不衛生な状態を引き起こす要因である少なくとも1つの不衛生リスク要因と、に対応付けられたケアの候補となる複数のケア候補のうち、所定以上の不衛生リスクレベルを有する複数のケア候補を、複数のケア対象として予測する。決定部は、複数のケア対象各々の不衛生リスクレベルと嗜好情報とに基づいて、前記複数のケア候補におけるケアの優先順位を決定する。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
ユーザの住居又は前記住居に収容される物品のケアを支援するケア支援システムであって、
前記ユーザの複数の生活スタイルに関する生活スタイル情報と、前記ユーザの衛生状態に関する嗜好についての嗜好情報と、を取得する取得部と、
前記生活スタイル情報に基づいて、前記住居又は前記物品に属する箇所である少なくとも1つのケア箇所と、前記ケア箇所の不衛生な状態を引き起こす要因である少なくとも1つの不衛生リスク要因と、に対応付けられたケアの候補となる複数のケア候補のうち、所定以上の不衛生リスクレベルを有する複数のケア候補を、複数のケア対象として予測する予測部と、
前記複数のケア対象各々の前記不衛生リスクレベルと前記嗜好情報とに基づいて、前記複数のケア候補におけるケアの優先順位を決定する決定部と、
を具備するケア支援システム。
続きを表示(約 2,000 文字)
【請求項2】
前記嗜好情報は、
前記不衛生リスク要因に対する嫌悪感のレベルを示す情報を含み、
前記決定部は、
前記複数のケア対象各々の前記不衛生リスクレベルと、前記複数のケア対象各々の前記不衛生リスク要因に対する前記嫌悪感のレベルと、に基づいて、前記複数のケア対象におけるケアの優先順位を決定する
請求項1に記載のケア支援システム。
【請求項3】
前記不衛生リスクレベルは、第1の値として表され、
前記嫌悪感のレベルは、第2の値として表され、
前記決定部は、
前記ケア対象各々の前記不衛生リスク要因に対応する前記不衛生リスクレベルを表す前記第1の値に、前記不衛生リスク要因に対する前記嫌悪感のレベルを表す前記第2の値を乗じた値の高い順に、前記複数のケア対象におけるケアの優先順位を決定する
請求項2に記載のケア支援システム。
【請求項4】
前記予測部は、
前記生活スタイル情報に基づいて、前記複数のケア候補各々の前記不衛生リスクレベルを予測し、
前記所定以上の前記不衛生リスクレベルを有すると予測された前記複数のケア候補を、前記複数のケア対象として抽出する
請求項1に記載のケア支援システム。
【請求項5】
前記ケア候補にそれぞれ対応付けられた前記複数の生活スタイルと、
関連する前記生活スタイル又は前記不衛生リスク要因の少なくとも一方と、その関連性を示す関連度と、に対応付けられた補助生活スタイルと、
を記憶する記憶部
をさらに具備し、
前記生活スタイル情報は、前記複数の生活スタイルについての情報と、前記補助生活スタイルについての情報と、をさらに含み、
前記予測部は、
前記生活スタイルに対応付けられた前記複数のケア候補各々の前記不衛生リスクレベルを予測し、
前記ケア候補に対応する前記生活スタイル又は前記不衛生リスク要因の少なくとも一方に関連する前記補助生活スタイルに対応付けられた前記関連度に基づいて、予測された前記不衛生リスクレベルを補正する
請求項4に記載のケア支援システム。
【請求項6】
前記不衛生リスクレベルは、第1の値として表され、
前記関連度は、前記第1の値を補正する補正係数として表され、
前記予測部は、
前記生活スタイルに対応付けられた前記複数のケア候補各々の前記第1の値を予測し、
前記ケア候補の前記第1の値に、前記補助生活スタイルに対応付けられた前記補正係数を乗じることで、前記不衛生リスクレベルを補正する
請求項5に記載のケア支援システム。
【請求項7】
前記ケア候補にそれぞれ対応付けられた前記複数の生活スタイルと、
関連する前記生活スタイル又は前記ケア箇所の少なくとも一方と、前記住居又は前記物品に属する箇所であり前記ケア箇所とは異なる追加ケア箇所と、に対応付けられた補助生活スタイルと、
を記憶する記憶部をさらに具備し、
前記生活スタイル情報は、前記複数の生活スタイルについての情報と、前記補助生活スタイルについての情報と、をさらに含み、
前記予測部は、
前記生活スタイルに対応付けられた前記ケア候補各々の前記不衛生リスクレベルを予測し、
前記不衛生リスクレベルが予測された前記ケア候補に対応する前記生活スタイル又は前記ケア箇所の少なくとも一方に関連する前記補助生活スタイルに対応する前記追加ケア箇所を、前記ケア候補の前記ケア箇所に追加する
請求項4に記載のケア支援システム。
【請求項8】
前記生活スタイル情報は、
前記住居において行われる家事に関する家事関連生活スタイルと、
前記住居又は前記住居に配置された物品の少なくとも一方の特徴に関する住居関連生活スタイルと、
前記ユーザの前記住居における生活習慣に関する生活習慣関連生活スタイルと、
前記ユーザの同居人に関する同居人関連生活スタイルと、から選択される生活スタイルについての情報を含む
請求項1に記載のケア支援システム。
【請求項9】
前記生活スタイル情報は、前記ユーザから入力された入力情報、又は前記ユーザの前記生活スタイルに関連する情報を検出するセンサにより取得されたセンサ情報の少なくとも一方を含む
請求項1に記載のケア支援システム。
【請求項10】
前記不衛生リスク要因は、汚れ、ニオイ、感染性微生物、及び吸入系アレルゲンから選択される少なくとも一種である
請求項1に記載のケア支援システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ユーザの生活環境を清潔及び快適に維持するためのケアを支援する技術に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
生活環境を清潔に維持して快適な日常生活を送るためには、住居や衣類等を適切にケアすることが必要である。例えば特許文献1には、同質建築材料を有する家屋に居住する複数のユーザのユーザ端末に対して、当該同質建築材料のお手入れに関する情報を提供する情報提供装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-222360号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一方で、ユーザ毎に、住居等の生活環境において不衛生又は不快に感じる箇所は異なる。しかしながら、ユーザ各々に対して、生活環境を清潔かつ快適に維持するための適切なケアを支援する技術については知られていない。
【0005】
本発明の課題は、各ユーザに対して、生活環境を清潔かつ快適に維持するための適切なケアを支援する技術に関する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一形態に係るケア支援システムは、ユーザの住居又は前記住居に収容される物品のケアを支援するケア支援システムであって、取得部と、予測部と、決定部と、を具備する。
前記取得部は、前記ユーザの複数の生活スタイルに関する生活スタイル情報と、前記ユーザの衛生状態に関する嗜好についての嗜好情報と、を取得する。
前記予測部は、前記生活スタイル情報に基づいて、前記住居又は前記物品に属する箇所である少なくとも1つのケア箇所と、前記ケア箇所の不衛生な状態を引き起こす要因である少なくとも1つの不衛生リスク要因と、に対応付けられたケアの候補となる複数のケア候補のうち、所定以上の不衛生リスクレベルを有する複数のケア候補を、複数のケア対象として予測する。
前記決定部は、前記複数のケア対象各々の前記不衛生リスクレベルと前記嗜好情報とに基づいて、前記複数のケア候補におけるケアの優先順位を決定する。
【0007】
本発明の他の形態に係るケア支援方法は、ユーザの住居又は前記住居に収容される物品のケアを支援する、コンピュータにより実行されるケア支援方法であって、
前記ユーザの複数の生活スタイルに関する生活スタイル情報を取得するステップと、
前記ユーザの衛生状態に関する嗜好についての嗜好情報を取得するステップと、
前記生活スタイル情報に基づいて、前記住居又は前記物品に属する箇所である少なくとも1つのケア箇所と、前記ケア箇所の不衛生な状態を引き起こす要因である少なくとも1つの不衛生リスク要因と、に対応付けられたケアの候補となる複数のケア候補のうち、所定以上の不衛生リスクレベルを有する複数のケア候補を、複数のケア対象として予測するステップと、
前記複数のケア対象各々の前記不衛生リスクレベルと前記嗜好情報とに基づいて、前記複数のケア候補におけるケアの優先順位を決定するステップと、
を含む。
【0008】
本発明の他の形態に係るプログラムは、ユーザの住居又は前記住居に収容される物品のケアを支援するためのプログラムであって、コンピュータに、
前記ユーザの複数の生活スタイルに関する生活スタイル情報を取得するステップと、
前記ユーザの衛生状態に関する嗜好についての嗜好情報を取得するステップと、
前記生活スタイル情報に基づいて、前記住居又は前記物品に属する箇所である少なくとも1つのケア箇所と、前記ケア箇所の不衛生な状態を引き起こす要因である少なくとも1つの不衛生リスク要因と、に対応付けられたケアの候補となる複数のケア候補のうち、所定以上の不衛生リスクレベルを有する複数のケア候補を、複数のケア対象として予測するステップと、
前記複数のケア対象各々の前記不衛生リスクレベルと前記嗜好情報とに基づいて、前記複数のケア候補におけるケアの優先順位を決定するステップと、
を実行させる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、各ユーザに対して、生活環境を清潔かつ快適に維持するための適切なケアを支援することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の第1実施形態に係るケア支援システムの構成を例示する図である。
(A)は、上記システムに含まれるサーバのハードウェア構成を示す図であり、(B)は、上記システムに含まれるユーザ端末のハードウェア構成を示す図である。
上記サーバの記憶部に含まれるデータベース構成を示す模式図である。
上記記憶部に含まれる生活スタイルデータベースの一例を示す図である。
上記記憶部に含まれる嗜好データベースの一例を示す図である。
上記記憶部に含まれるケアデータベースの一例を示す図である。
上記システムの処理の流れを例示するシーケンス図である。
上記ユーザ端末に表示される生活スタイルについてのアンケートフォームの表示画面の一例を示す図である。
上記ユーザ端末に表示される衛生状態に関する嗜好についてのアンケートフォームの表示画面の一例を示す図である。
上記サーバによる処理を説明するための模式図である。
上記ユーザ端末に表示されるケア情報の表示画面の一例を示す図である。
本発明の第2実施形態に係るサーバの記憶部に含まれる、補助生活スタイルに係る生活スタイルデータベースの一例を示す図である。
上記ユーザ端末に表示される補助生活スタイルについてのアンケートフォームの表示画面の一例を示す図である。
上記サーバによる処理を説明するための模式図である。
上記補助生活スタイルに係る生活スタイルデータベースの他の例を示す図である。
本発明の第3実施形態に係るサーバの記憶部に含まれる、補助生活スタイルに係る生活スタイルデータベースの一例を示す図である。
上記サーバによる処理を説明するための模式図である。
本発明の第4実施形態に係るサーバの記憶部に含まれる、補助嗜好情報に係る嗜好データベースの一例を示す図である。
本発明の第5実施形態に係るシステムの処理の流れを例示するシーケンス図である。
本発明の第6実施形態に係るシステムの処理の流れを例示するシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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