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公開番号
2025075796
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-15
出願番号
2023187219
出願日
2023-10-31
発明の名称
キャップ及び当該キャップを備える容器
出願人
株式会社吉野工業所
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65D
51/22 20060101AFI20250508BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】容器本体に収容された内容物とは別に固形物を保管できるとともに使用時には、これらを同時に取り出させる、キャップ及び当該キャップを備える容器を提供する。
【解決手段】容器10Aは、収容空間S1を有する容器本体4とキャップ1Aとを備える。キャップ1Aは、本体2と蓋体3とを備える。本体2には、蓋体3がねじによって装着される。仕切壁22は、膨出部22aと環状部22bとを区画する切断予定部22cを備える。また、本体2は、延長筒24に複数の棚部25を備える。蓋体3は、本体2の膨出部22aを抜け止め保持する保持筒32を備える。本体2と、蓋体との間には、固形物C2を収容するための収容空間S2が形成されている。本体2の膨出部22aと蓋体3の保持筒32とには、蓋体3をねじったときに膨出部22aを保持筒22に係合させて切断予定部22cを切断させる係合部WSが設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
容器本体の口部を閉じるキャップ本体と、前記キャップ本体を着脱可能に覆う蓋体と、を備えており、
前記キャップ本体は、前記容器本体の前記口部を閉じる仕切壁と、前記蓋体の内周面がねじによって取外し可能に装着される上側装着筒と、を備えており、
前記仕切壁は、上側に向かって膨出する膨出部と、前記膨出部を周方向に取り囲む環状部と、前記膨出部と前記環状部とを分離可能に区画する切断予定部と、前記切断予定部を取り囲むように下側に向かって延在する延長筒と、前記延長筒の周方向に間隔を置いて配置されるとともに当該延長筒の下側端から径方向内側に向かって延在する複数の棚部と、を備えており、
前記蓋体は、前記キャップ本体の上側に配置される天壁と、前記天壁から下側に向かって延在するとともに前記キャップ本体の前記膨出部を抜け止め保持する保持筒と、を備えており、前記キャップ本体の前記上側装着筒と、前記蓋体の前記保持筒との間には、前記キャップ本体の前記仕切壁と前記蓋体の前記天壁とによって閉じられた、少なくとも1つの固形物を収容するための収容空間が形成されており、
前記キャップ本体の前記仕切壁に設けられた前記膨出部と前記蓋体の前記保持筒とには、前記蓋体を前記キャップ本体から取り外す方向にねじったときに前記膨出部を前記蓋体の保持筒に係合させて前記切断予定部を切断させる係合部が設けられている、キャップ。
続きを表示(約 240 文字)
【請求項2】
前記棚部の基部は、ヒンジによって形成されている、請求項1に記載されたキャップ。
【請求項3】
前記キャップ本体は、前記棚部が前記基部を基点に上側に向かって折れ曲がったとき、当該棚部と接触することによって、当該棚部の折れ曲がりを制限するストッパを備える、請求項2に記載されたキャップ。
【請求項4】
口部を備えており内容物を収容する収容空間が形成された容器本体と、請求項1~3のいずれか1項に記載されたキャップと、を備える、容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、キャップ及び当該キャップを備える容器に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の容器としては、例えば、容器本体に収容された錠剤をキャップの裏側に形成された計量空間に保持したのち、当該錠剤が開口部を通じて所定量だけ排出されるようにした錠剤容器が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-125152号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記従来の容器は、例えば、錠剤等の固形物を飲料とともに同時に摂取することができるものではなかった。
【0005】
本発明の目的は、容器本体に収容された内容物とは別に固形物を保管することができるとともに使用時には、これらを同時に取り出すことができる、キャップ及び当該キャップを備える容器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明に係るキャップは、容器本体の口部を閉じるキャップ本体と、前記キャップ本体を着脱可能に覆う蓋体と、を備えており、前記キャップ本体は、前記容器本体の前記口部を閉じる仕切壁と、前記蓋体の内周面がねじによって取外し可能に装着される上側装着筒と、を備えており、前記仕切壁は、上側に向かって膨出する膨出部と、前記膨出部を周方向に取り囲む環状部と、前記膨出部と前記環状部とを分離可能に区画する切断予定部と、前記切断予定部を取り囲むように下側に向かって延在する延長筒と、前記延長筒の周方向に間隔を置いて配置されるとともに当該延長筒の下側端から径方向内側に向かって延在する複数の棚部と、を備えており、前記蓋体は、前記キャップ本体の上側に配置される天壁と、前記天壁から下側に向かって延在するとともに前記キャップ本体の前記膨出部を抜け止め保持する保持筒と、を備えており、前記キャップ本体の前記上側装着筒と、前記蓋体の前記保持筒との間には、前記キャップ本体の前記仕切壁と前記蓋体の前記天壁とによって閉じられた、少なくとも1つの固形物を収容するための収容空間が形成されており、前記キャップ本体の前記仕切壁に設けられた前記膨出部と前記蓋体の前記保持筒とには、前記蓋体を前記キャップ本体から取り外す方向にねじったときに前記膨出部を前記蓋体の保持筒に係合させて前記切断予定部を切断させる係合部が設けられている。
【0007】
(2)上記(1)のキャップにおいて、前記棚部の基部は、ヒンジによって形成されていることが好ましい。
【0008】
(3)上記(2)のキャップにおいて、前記キャップ本体は、前記棚部が前記基部を基点に上側に向かって折れ曲がったとき、当該棚部と接触することによって、当該棚部の折れ曲がりを制限するストッパを備えることが好ましい。
【0009】
(4)本発明に係る容器は、口部を備えており内容物を収容する収容空間が形成された容器本体と、上記(1)~(3)のいずれか1つのキャップと、を備える。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、容器本体に収容された内容物とは別に固形物を保管することができるとともに使用時には、これらを同時に取り出すことができる、キャップ及び当該キャップを備える容器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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