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公開番号
2025018388
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2023122052
出願日
2023-07-26
発明の名称
塗布装置
出願人
株式会社ウレタンメンテナンスサービス
代理人
個人
,
個人
主分類
B05B
12/34 20180101AFI20250130BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約
【課題】塗布装置の飛散防止カバーを折り畳めるようにすることで、運搬時や保管時に嵩張ることがない塗布装置を提供することを目的とする。
【解決手段】車輪4を備えて走行可能な台車2と、台車2に設けられるスプレーガン8と、スプレーガン8の動作範囲に被せられ、スプレーガン8から吐出される塗料の飛散を防止する飛散防止カバー10と、枠組み20の形状を保持する保持部と、を備え、保持部を取り外すことで枠組みが折り畳めるように構成される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車輪を備えて走行可能な台車と、
前記台車に設けられるスプレーガンと、
枠組みを備えて前記スプレーガンの動作範囲に被せられ、前記スプレーガンから吐出される塗料の飛散を防止する飛散防止カバーと、
前記枠組みの形状を保持する保持部と、を備え、
前記保持部を取り外すことで前記枠組みが折り畳めるように構成されることを特徴とする塗布装置。
続きを表示(約 2,400 文字)
【請求項2】
前記枠組みが、
左右方向に渡され前上部に設けられる前上部枠と、
左右方向に渡され後上部に設けられる後上部枠と、
前後方向に渡され左右上部に設けられる一対の左右上部枠と、
左右方向に渡され前下部に設けられる前下部枠と、
左右方向に渡され後下部に設けられる後下部枠と、
前後方向に渡され左右下部に設けられる一対の左右下部枠と、
上下方向に渡され前部に設けられる一対の前部支柱と、
上下方向に渡され後部に設けられる一対の後部支柱と、
前記前上部枠の端部と前記左右上部枠の前側端部と前記前部支柱の上側端部とを連結する一対の前上連結部と、
前記後上部枠の端部と前記左右上部枠の後側端部と前記後部支柱の上側端部とを連結する一対の後上連結部と、
前記前下部枠の端部と前記左右下部枠の前側端部と前記前部支柱の下側端部とを連結する一対の前下連結部と、
前記後下部枠の端部と前記左右下部枠の後側端部と前記後部支柱の下側端部とを連結する一対の後下連結部と、を備え、
前記保持部を取り外すことで前記前上連結部、前記後上連結部、前記前下連結部、及び前記後下連結部が屈曲又は伸展して前記枠組みが折り畳めるように構成される請求項1に記載の塗布装置。
【請求項3】
前記保持部を取り外した状態で、平面視、側面視、又は背面視で前記枠組みの一方の対角にある2つの角が屈曲され、他方の対角にある2つの角が伸展されて畳めるように構成される請求項2に記載の塗布装置。
【請求項4】
前記保持部が、
前記前上部枠と前記後上部枠、又は一対の前記左右上部枠同士を繋ぐことで固定して前記枠組みの形状を保持する上保持部、
前記前部支柱と前記後部支柱を繋ぐことで固定して前記枠組みの形状を保持する横保持部、
前記前上部枠と前記前下部枠、前記後上部枠と前記後下部枠のうち1つ以上を繋ぐことで固定して前記枠組みの形状を保持する前後保持部、
前記枠組みの角において隣接する前記前上部枠と前記左右上部枠、前記後上部枠と前記左右上部枠、前記前下部枠と前記左右下部枠、前記後下部枠と前記左右下部枠のうち1つ以上の角度を固定して前記枠組みの形状を保持する横隅保持部、
前記枠組みの角において隣接する前記前部支柱と前記左右上部枠、前記前部支柱と前記左右下部枠、前記後部支柱と前記左右上部枠、前記後部支柱と前記左右下部枠のうち1つ以上、又は前記前部支柱と前記前上部枠、前記前部支柱と前記前下部枠、前記後部支柱と前記後上部枠、前記後部支柱と前記後下部枠のうち1つ以上の角度を固定して前記枠組みの形状を保持する縦隅保持部、
前記枠組みの上面、側面、前面、背面のうち1つ以上の面に対角線状に設けられるブレース、
のうち1つ以上である請求項3に記載の塗布装置。
【請求項5】
前記左右上部枠と前記左右下部枠の長さ方向の中間部に折れ曲がり可能な左右屈曲部を備え、
前記保持部を取り外すことで前記左右上部枠と前記左右下部枠が水平方向に屈曲され、前記枠組みの前後方向の寸法が圧縮されて折り畳めるように構成される請求項2に記載の塗布装置。
【請求項6】
前記保持部が、
前記左右屈曲部の屈曲を規制する屈曲保持部、
前記前上部枠と前記後上部枠、又は一対の前記左右上部枠同士を繋ぐことで固定して前記枠組みの形状を保持する上保持部、
前記前部支柱と前記後部支柱を繋ぐことで固定して前記枠組みの形状を保持する横保持部、
前記枠組みの角において隣接する前記前上部枠と前記左右上部枠、前記後上部枠と前記左右上部枠、前記前下部枠と前記左右下部枠、前記後下部枠と前記左右下部枠のうち1つ以上の角度を固定して前記枠組みの形状を保持する横隅保持部、
前記枠組みの上面、側面のうち1つ以上の面に対角線状に設けられるブレース、
のうち1つ以上である請求項5に記載の塗布装置。
【請求項7】
前記左右屈曲部の前後に位置する屈曲端部において、前記左右上部枠と前記左右下部枠とに渡って設けられる縦中間支柱を備える請求項5又は6に記載の塗布装置。
【請求項8】
前記左右上部枠と前記左右下部枠の長さ方向の中間部に折れ曲がり可能な上下屈曲部を備え、
前記保持部を取り外すことで前記左右上部枠と前記左右下部枠が上下方向に屈曲され、前記枠組みの前後方向の寸法が圧縮されて折り畳めるように構成される請求項2に記載の塗布装置。
【請求項9】
前記保持部が、
前記上下屈曲部の屈曲を規制する屈曲保持部、
前記前部支柱と前記後部支柱を繋ぐことで固定して前記枠組みの形状を保持する横保持部、
前記枠組みの角において隣接する前記前部支柱と前記左右上部枠、前記前部支柱と前記左右下部枠、前記後部支柱と前記左右上部枠、前記後部支柱と前記左右下部枠の角度を固定して前記枠組みのうち1つ以上の形状を保持する縦隅保持部、
前記枠組みの上面、側面のうち1つ以上の面に対角線状に設けられるブレース、
のうち1つ以上である請求項8に記載の塗布装置。
【請求項10】
前記前部支柱と前記後部支柱の長さ方向の中間部に折れ曲がり可能な支柱屈曲部を備え、
前記保持部を取り外すことで前記前部支柱と前記後部支柱が左右方向に屈曲され、前記枠組みの上下方向の寸法が圧縮されて折り畳めるように構成される請求項2に記載の塗布装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、床、路面、屋根、屋上等に防水材や塗料等を塗布する塗布装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、路面等を塗布する装置として、例えば特開2004-202354号公報に開示されている防水施工ロボットがあった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-202354号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に開示されている防水施工ロボットでは、装置が大型かするにつれ塗料の飛散防止カバーも大きくなる。このため、運搬時にトラックの荷台のかなりの部分を占めることになる。また、倉庫等に保管するときも大きな面積を必要とする。仮に飛散防止カバーを取外しても、取外したそのままの形状で運搬や保管をする必要があり同様の課題があった。
【0005】
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、塗布装置の飛散防止カバーを折り畳めるようにすることで、運搬時や保管時に嵩張ることがない塗布装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の塗布装置は、
車輪を備えて走行可能な台車と、
前記台車に設けられるスプレーガンと、
枠組みを備えて前記スプレーガンの動作範囲に被せられ、前記スプレーガンから吐出される塗料の飛散を防止する飛散防止カバーと、
前記枠組みの形状を保持する保持部と、を備え、
前記保持部を取り外すことで前記枠組みが折り畳めるように構成されることを特徴とする。
【0007】
本発明の塗布装置の好ましい例は、
前記枠組みが、
左右方向に渡され前上部に設けられる前上部枠と、
左右方向に渡され後上部に設けられる後上部枠と、
前後方向に渡され左右上部に設けられる一対の左右上部枠と、
左右方向に渡され前下部に設けられる前下部枠と、
左右方向に渡され後下部に設けられる後下部枠と、
前後方向に渡され左右下部に設けられる一対の左右下部枠と、
上下方向に渡され前部に設けられる一対の前部支柱と、
上下方向に渡され後部に設けられる一対の後部支柱と、
前記前上部枠の端部と前記左右上部枠の前側端部と前記前部支柱の上側端部とを連結する一対の前上連結部と、
前記後上部枠の端部と前記左右上部枠の後側端部と前記後部支柱の上側端部とを連結する一対の後上連結部と、
前記前下部枠の端部と前記左右下部枠の前側端部と前記前部支柱の下側端部とを連結する一対の前下連結部と、
前記後下部枠の端部と前記左右下部枠の後側端部と前記後部支柱の下側端部とを連結する一対の後下連結部と、を備え、
前記保持部を取り外すことで前記前上連結部、前記後上連結部、前記前下連結部、及び前記後下連結部が屈曲又は伸展して前記枠組みが折り畳めるように構成される。
【0008】
これらの本発明の塗布装置によれば、保持部を取り外すことで飛散防止カバーの枠組みが折り畳めるように構成される。このため、塗布装置の運搬時や保管時等において、小さくまとめることができ場所の節約ができる。
【0009】
本発明の塗布装置の好ましい例によれば、
前記保持部を取り外した状態で、平面視、側面視、又は背面視で前記枠組みの一方の対角にある2つの角が屈曲され、他方の対角にある2つの角が伸展されて畳めるように構成される。
【0010】
本発明の塗布装置の好ましい例によれば、
前記保持部が、
前記前上部枠と前記後上部枠、又は一対の前記左右上部枠同士を繋ぐことで固定して前記枠組みの形状を保持する上保持部、
前記前部支柱と前記後部支柱を繋ぐことで固定して前記枠組みの形状を保持する横保持部、
前記前上部枠と前記前下部枠、前記後上部枠と前記後下部枠のうち1つ以上を繋ぐことで固定して前記枠組みの形状を保持する前後保持部、
前記枠組みの角において隣接する前記前上部枠と前記左右上部枠、前記後上部枠と前記左右上部枠、前記前下部枠と前記左右下部枠、前記後下部枠と前記左右下部枠のうち1つ以上の角度を固定して前記枠組みの形状を保持する横隅保持部、
前記枠組みの角において隣接する前記前部支柱と前記左右上部枠、前記前部支柱と前記左右下部枠、前記後部支柱と前記左右上部枠、前記後部支柱と前記左右下部枠のうち1つ以上、又は前記前部支柱と前記前上部枠、前記前部支柱と前記前下部枠、前記後部支柱と前記後上部枠、前記後部支柱と前記後下部枠のうち1つ以上の角度を固定して前記枠組みの形状を保持する縦隅保持部、
前記枠組みの上面、側面、前面、背面のうち1つ以上の面に対角線状に設けられるブレース、
のうち1つ以上である。
(【0011】以降は省略されています)
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