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公開番号
2025067670
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-24
出願番号
2023177816
出願日
2023-10-13
発明の名称
ディスペンサ
出願人
ハンファ精密機械株式会社
代理人
弁理士法人英和特許事務所
主分類
B05C
5/00 20060101AFI20250417BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約
【課題】ノズルブロックの着脱を容易に行うことができると共に、複数のディスペンサを並列配置する場合に省スペース化を図ることのできるディスペンサを提供する。
【解決手段】ディスペンサ本体1と、ディスペンサ本体1に着脱可能に装着されるノズルブロック2とを備えるディスペンサにおいて、クランプ状態では、ソケット部16が空気源17(17A)から提供される空気圧によって上下方向の一方向に移動して係合部材18を装着部213へ向けて押圧し、係合部材18が装着部213の外周に形成された被係合部213aに係合し、アンクランプ状態では、ソケット部18が空気源17(17B)から提供される空気圧によって上下方向の他方向に移動して前記押圧が解除され、係合部材18が被係合部213aから離脱可能となるように構成した。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
ディスペンサ本体と、前記ディスペンサ本体に着脱可能に装着されるノズルブロックとを備えるディスペンサであって、
前記ノズルブロックは、
液体材料を吐出するノズルと、
前記ノズルに液体材料を供給する供給流路と、
先端部が前記供給流路内を上下方向に往復動作するタペットと、
前記タペットを上下方向に往復動作可能に保持すると共に前記ディスペンサ本体に着脱可能に装着される装着部と、を含み、
前記ディスペンサ本体は、
前記タペットに変位を与える変位拡大機構と、
前記変位拡大機構に変位を与えるアクチュエータと、
前記装着部が装着される筒状の被装着部と、
前記被装着部の外周側に配置されると共に上下方向に往復動作するソケット部と、
前記ソケット部を上下方向に往復動作させるための空気圧を提供する空気源と、
前記ソケット部の上下方向の往復動作によって動作する係合部材と、を含み、
クランプ状態では、前記ソケット部が前記空気源から提供される空気圧によって上下方向の一方向に移動して前記係合部材を前記装着部へ向けて押圧し、前記係合部材が前記装着部の外周に形成された被係合部に係合し、
アンクランプ状態では、前記ソケット部が前記空気源から提供される空気圧によって上下方向の他方向に移動して前記押圧が解除され、前記係合部材が前記被係合部から離脱可能となる、ディスペンサ。
続きを表示(約 180 文字)
【請求項2】
前記係合部材は球状又は円柱状の形状を有し、前記被係合部は前記係合部材が嵌入可能な凹状の形状を有する、請求項1に記載のディスペンサ。
【請求項3】
前記被係合部は上面として、前記装着部の上下方向中心軸へ向けて下方に傾斜する傾斜面を有し、前記クランプ状態では前記係合部材の上面が前記傾斜面に当接する、請求項2に記載のディスペンサ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、液体材料を吐出するディスペンサに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
水、油、レジンなどの液体材料を吐出するディスペンサは、半導体工程や医療分野などの様々な分野に使われている。特に半導体工程においては、アンダーフィル工程にディスペンサが多く使われており、半導体素子のパッケージの内部をレジンで充填する用途にもディスペンサが多く使われている。LED素子の製造工程においては、蛍光物質とレジンとが混合された蛍光液をLEDチップに塗布する工程にディスペンサが使われている。
【0003】
このように液体材料を吐出するディスペンサとしては、タペットの往復動作によってノズルから液体材料を吐出する形式のものが知られており、特許文献1では、タペット及びノズルを含む流体ユニット(ノズルブロック)と、タペットを往復動作させるためのアクチュエータを含むアクチュエータユニット(ディスペンサ本体)とを着脱可能に連結させることのできるドージングシステム(ディスペンサ)が開示されている。流体ユニット(ノズルブロック)を着脱可能とすることで、流体ユニット(ノズルブロック)に含まれるタペットやノズルを洗浄するなどのメンテナンス作業を容易に実施できるという利点がある。
【0004】
しかし特許文献1のドージングシステム(ディスペンサ)では、流体ユニット(ノズルブロック)をアクチュエータユニット(ディスペンサ本体)に着脱する際に、流体ユニット(ノズルブロック)を回転させる必要がある。そのため、流体ユニット(ノズルブロック)の着脱に手間がかかり、また、複数のドージングシステム(ディスペンサ)を並列配置する場合に、少なくとも流体ユニット(ノズルブロック)を回転させることができる分の間隔をあけて並列配置する必要があり、広い設置スペースが必要であった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特表2020-534145号公報
特開2023-115794号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明が解決しようとする課題は、ノズルブロックの着脱を容易に行うことができると共に、複数のディスペンサを並列配置する場合に省スペース化を図ることのできるディスペンサを提供することにある。
【0007】
なお、本願出願人は、特許文献2において上記課題を解決するための一手段を開示したが、本発明は特許文献2の手段とは異なる手段を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一観点によれば、次のディスペンサが提供される。
ディスペンサ本体と、前記ディスペンサ本体に着脱可能に装着されるノズルブロックとを備えるディスペンサであって、
前記ノズルブロックは、
液体材料を吐出するノズルと、
前記ノズルに液体材料を供給する供給流路と、
先端部が前記供給流路内を上下方向に往復動作するタペットと、
前記タペットを上下方向に往復動作可能に保持すると共に前記ディスペンサ本体に着脱可能に装着される装着部と、を含み、
前記ディスペンサ本体は、
前記タペットに変位を与える変位拡大機構と、
前記変位拡大機構に変位を与えるアクチュエータと、
前記装着部が装着される筒状の被装着部と、
前記被装着部の外周側に配置されると共に上下方向に往復動作するソケット部と、
前記ソケット部を上下方向に往復動作させるための空気圧を提供する空気源と、
前記ソケット部の上下方向の往復動作によって動作する係合部材と、を含み、
クランプ状態では、前記ソケット部が前記空気源から提供される空気圧によって上下方向の一方向に移動して前記係合部材を前記装着部へ向けて押圧し、前記係合部材が前記装着部の外周に形成された被係合部に係合し、
アンクランプ状態では、前記ソケット部が前記空気源から提供される空気圧によって上下方向の他方向に移動して前記押圧が解除され、前記係合部材が前記被係合部から離脱可能となる、ディスペンサ。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、空気源から提供される空気圧でソケット部を上下方向に往復動作させることで、ノズルブロックをディスペンサ本体に着脱可能である。そのため、ノズルブロックの着脱を容易に行うことができると共に、複数のディスペンサを並列配置する場合に省スペース化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施形態であるディスペンサを一側面側から見た斜視図。
図1のディスペンサの断面斜視図。
被装着部の斜視図。
被装着部の断面斜視図。
ソケット部の斜視図。
ソケット部の断面斜視図。
被装着部及びソケット部を組付けた状態の斜視図。
被装着部及びソケット部を組付けた状態の断面斜視図。
ディスペンサの要部断面図(クランプ状態)。
ディスペンサの要部断面図(アンクランプ状態)。
ディスペンサの要部断面図(ノズルブロックを取り外した状態)。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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