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公開番号2025073999
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-13
出願番号2024160109
出願日2024-09-17
発明の名称微小漏水感知機能付きスプリンクラー
出願人パラテック カンパニー リミテッド
代理人個人
主分類B05B 1/00 20060101AFI20250502BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約【課題】火事鎭圧のために建物や工場に設置されるスプリンクラーの誤った施工、スプリンクラーそれ自体の欠陥または腐食によって発生する漏水症状を事前に管理者が肉眼で確認できるようにすることで、漏水による技術事故及び品質事故を未然に防ぐ微小漏水感知機能付きスプリンクラーを提供すること。
【解決手段】フレームと、バルブキャップと、ガラスバルブと、デフレクターと、を含み、前記デフレクターの下端部または上端部の表面上に適用された水変色ペイント層をさらに含み、前記水変色ペイント層は、微小漏水発生時、微小漏水発生部分が変色される。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
フレームと、
バルブキャップと、
ガラスバルブと、
デフレクターと、
を含み、
前記デフレクターの下端部または上端部の表面上に適用された水変色ペイント層をさらに含み、
前記水変色ペイント層は、微小漏水発生時、微小漏水発生部分が変色される
ことを特徴とする微小漏水感知機能付きスプリンクラー。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記水変色ペイント層は、10~50μmの厚さを有するようにコーティングされたものであって、
前記コーティングは、湿式、乾式及びスプレー噴射方式の中から選択されたいずれか一つによってコーティングされた
請求項1に記載の微小漏水感知機能付きスプリンクラー。
【請求項3】
前記水変色ペイント100重量%に対して、
染料を3~10重量%で含み、
顔料を5~10重量%で含み、
合成樹脂を10~25重量%で含み、
残量の溶媒を含む
請求項1に記載の微小漏水感知機能付きスプリンクラー。
【請求項4】
前記水変色ペイントは、水変色ペイント100重量%に対して30~50重量%の固形粉を含む
請求項1に記載の微小漏水感知機能付きスプリンクラー。
【請求項5】
前記水変色ペイントは、pHの範囲が4~7である
請求項1に記載の微小漏水感知機能付きスプリンクラー。
【請求項6】
前記染料は、pH指示薬または酸化還元指示薬であって、ブロモフェノールブルー(bromophenol blue、BPB)、ブロモクレゾールグリーン(bromocresol green、BCG)、インジゴカルミン(Indigo carmine、IC)、及びクレゾールレッド(cresol red、CR)のいずれか一つである
請求項3に記載の微小漏水感知機能付きスプリンクラー。
【請求項7】
前記顔料は、無機顔料であって、二酸化チタン、二酸化ケイ素、炭酸カルシウム、酸化カルシウム、水酸化カリウム、ゼオライト、活性炭、ベントナイト及びケイ酸アルミニウムのいずれか一つを選択する
請求項3に記載の微小漏水感知機能付きスプリンクラー。
【請求項8】
前記合成樹脂は、アルキド、アクリルポリマー、ポリエステル、フェノール、メラミン、ウレタン、シリコーン及びエステルからなる群より選択された一つ以上である
請求項3に記載の微小漏水感知機能付きスプリンクラー。
【請求項9】
前記添加剤は、硬化促進剤、接着増進剤、分散剤及びこれらの混合物から選択された一つ以上である
請求項3に記載の微小漏水感知機能付きスプリンクラー。
【請求項10】
前記溶媒は、水、アルコール、エステル、ケトン、エーテル及びこれらの混合物から選択された一つ以上である
請求項3に記載の微小漏水感知機能付きスプリンクラー。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、微小漏水感知機能付きスプリンクラーに関し、より詳しくは、火事鎭圧のために建物や工場に設置されるスプリンクラーの誤った施工、スプリンクラーそれ自体の欠陥または腐食によって発生する漏水症状を事前に管理者が肉眼で確認できるようにすることで、漏水による技術事故及び品質事故を未然に防ぐものに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
一般に、建物や工場などの内部には、火事発生時に早期に鎭圧を行うことができるようにスプリンクラー設備が設置される。近年、工場施設の場合、早い市場の変化が行われており、これによる建築物の変更及び老朽化したスプリンクラーに起因する頻繁な漏水事故で技術事故及び品質事故が多発しており、半導体工場の場合、スプリンクラーの漏水によって毎年装備の故障及び生産されたウェハの汚染で数億ウォン以上の損失が発生している。
【0003】
具体的に、スプリンクラーを施工及び管理する会社では、漏水であるか否かを事前に確認するために、数十名の人員を投入してメンテナンス及び点検を進めており、当該点検期間は、最大3ヶ月までもかかるので、多くの時間と費用が投入される。
【0004】
また、大部分のスプリンクラーは、建物または工場の天井に設置されており、高所区間(危険作業にあたる)で泡検査やリークテスターを利用した方法でいちいち検査しなければならないから当該施工を施す作業者は常に安全事故に露出している。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、前記した問題点を解決するために案出されたもので、本発明の一実施形態は、微小漏水感知機能付きスプリンクラーを提供する。
【0006】
また、スプリンクラーの誤った施工、スプリンクラーそれ自体の欠陥または腐食によって発生する漏水症状を確認するために、数十名の人員を高所作業に投入することなく、スプリンクラーの末端(デフレクター)に水変色ペイントが塗装されたスプリンクラーを用いて漏水が発生する箇所を管理者が肉眼で確認した上で対応し得るようにすることにその目的がある。
【0007】
本発明の他の目的は、当該製品及びその方法を利用して安全事故と技術事故を最小化することにある。
【0008】
本発明が達成しようとする技術的課題は、以上で言及した技術的課題に限定されず、言及されていないまた他の技術的課題は、下記記載から本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者に明確に理解できる。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前述した技術的課題を達成するための技術的手段として、本発明の一態様によれば、フレームと、バルブキャップと、ガラスバルブと、デフレクターと、を含み、前記デフレクターの下端部または上端部の表面上に適用された水変色ペイント層をさらに含み、前記水変色ペイント層は、微小漏水発生時、微小漏水発生部分が変色されることを特徴とする、微小漏水感知機能付きスプリンクラーが提供される。
【0010】
前記水変色ペイント層は、10~50μmの厚さを有するようにコーティングされたものであって、前記コーティングは、湿式、乾式及びスプレー噴射方式の中から選択されたいずれか一つによってコーティングされたことを特徴とすることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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