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公開番号2025082575
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-29
出願番号2023196001
出願日2023-11-17
発明の名称オイル塗布装置
出願人いすゞ自動車株式会社
代理人弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類B05B 7/30 20060101AFI20250522BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約【課題】オイル塗布作業の負荷を軽減することが可能なオイル塗布装置を提供する。
【解決手段】オイル塗布装置は、被塗布部にオイルを塗布するオイル塗布装置であって、オイル供給部から供給されるオイルが流れるオイル流路と、オイル吐出口を有し、オイル流路に接続され、当該オイル流路に流れるオイルをオイル吐出口から吐出するオイルノズルと、エアが流れるエア流路と、エア吐出口を有し、エア流路に接続され、当該エア流路に流れるエアをエア吐出口から吐出するエアノズルと、を備え、エア吐出口は、被塗布部と直線上で対向するように配置され、オイル吐出口は、エア吐出口の中央部の位置を通る直線上に配置される。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
被塗布部にオイルを塗布するオイル塗布装置であって、
オイル供給部から供給されるオイルが流れるオイル流路と、
オイル吐出口を有し、前記オイル流路に接続され、当該オイル流路に流れる前記オイルを前記オイル吐出口から吐出するオイルノズルと、
エアが流れるエア流路と、
エア吐出口を有し、前記エア流路に接続され、当該エア流路に流れる前記エアを前記エア吐出口から吐出するエアノズルと、
を備え、
前記エア吐出口は、前記被塗布部と直線上で対向するように配置され、
前記オイル吐出口は、前記エア吐出口の中央部の位置を通る前記直線上に配置される、
オイル塗布装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記エア吐出口は、鉛直方向下側から鉛直方向上側に向かって開口し、
前記オイル吐出口は、水平方向に向かって開口し、前記エア吐出口の中央部の位置を通る鉛直線上に配置される、
請求項1に記載のオイル塗布装置。
【請求項3】
前記オイル供給部は、
前記オイル流路へ供給されるオイルを溜めることが可能なオイルディッシュと、
オイルを貯留することが可能であり、貯留した前記オイルがオイル流出口を介して前記オイルディッシュに流出するように所定位置に配置されるオイルタンクと、
を備え、
前記オイル流出口は、前記オイルタンクが前記所定位置に配置される場合、前記オイルディッシュに溜められる前記オイルの液面の位置と鉛直方向で同じ位置になるように配置される、
請求項2に記載のオイル塗布装置。
【請求項4】
前記オイルディッシュに溜められる前記オイルの液面の位置は、前記オイル吐出口の下縁部の位置と鉛直方向で同じ位置である、
請求項3に記載のオイル塗布装置。
【請求項5】
前記オイル流出口を閉塞するように前記オイル流出口の周縁部に係止する閉塞位置と、前記オイル流出口を開放するように前記オイル流出口の周縁部から外れる開放位置との間を移動可能な弁体と、
前記弁体を前記開放位置から前記閉塞位置へ移動する方向に付勢する付勢部材と、
前記オイルタンクが前記所定位置に配置された場合、前記付勢部材の付勢力に抗して前記弁体を前記閉塞位置から前記開放位置に押し込む押込部材と、
をさらに備える、
請求項3に記載のオイル塗布装置。
【請求項6】
複数の前記被塗布部が円周方向に沿うように一定の間隔で配置されており、
複数の前記エア吐出口は、前記複数の被塗布部のそれぞれに対して配置され、
複数の前記エア流路は、互いに同じ長さを有する、
請求項1に記載のオイル塗布装置。
【請求項7】
被塗布部にオイルを塗布するオイル塗布装置であって、
オイル供給部から供給されるオイルが流れるオイル流路と、
オイル吐出口を有し、前記オイル流路に接続され、当該オイル流路に流れる前記オイルを前記オイル吐出口から吐出するオイルノズルと、
エアが流れるエア流路と、
エア吐出口を有し、前記エア流路に接続され、当該エア流路に流れる前記エアを前記エア吐出口から吐出するエアノズルと、
を備え、
前記エア吐出口は、前記被塗布部と鉛直線上で対向するように配置され、
前記オイル吐出口は、水平方向に向かって開口し、前記被塗布部と前記エア吐出口との間の空間に配置され、
前記オイル供給部は、前記オイル流路を介して前記オイル吐出口の下縁部の位置にオイルを供給する、
オイル塗布装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、オイル塗布装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、各種機械の回転部分に用いられ、オイルが漏れ出すのを防ぐためのオイルシールが知られている。また、そのオイルシールにオイルを塗布するためのオイル塗布装置がある。
【0003】
例えば、特許文献1には、オイルシールをオイル含浸部材に接触させて、オイルシールの表面にオイルが塗布されるようにしたオイル塗布装置が記載されている。
【0004】
また、例えば、特許文献2には、ワークのOリングに油を塗布する装置であって、作動弁によりエア管を開閉制御し、エア管の圧力エアによって作動するオイル圧送ポンプによって所定量のオイルをオイル溜まりに導き、塗布室の上部に設けたオイル流入溝からオイルを流入させることで、Oリングにオイルを塗布するオイル塗布装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2007-160146号公報
特開平7-198039号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、オイルシールにオイルを塗布する工程を手作業により行うと、オイル塗布作業の負荷が大きいという問題がある。
【0007】
また、上記の特許文献1に記載されたオイル塗布装置は、オイル含浸部材が用いられ、オイル含浸部材に含浸されるオイル含浸量を一定に維持するためのメンテナンス作業に手間がかかるという問題がある。
【0008】
また、上記の特許文献2に記載されたオイル塗布装置は、油圧ポンプ等の部品を有するため、コストが嵩むという問題がある。
【0009】
本開示の目的は、オイル塗布作業の負荷を軽減することが可能なオイル塗布装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記の目的を達成するため、本開示におけるオイル塗布装置は、
被塗布部にオイルを塗布するオイル塗布装置であって、
オイル供給部から供給されるオイルが流れるオイル流路と、
オイル吐出口を有し、前記オイル流路に接続され、当該オイル流路に流れる前記オイルを前記オイル吐出口から吐出するオイルノズルと、
エアが流れるエア流路と、
エア吐出口を有し、前記エア流路に接続され、当該エア流路に流れる前記エアを前記エア吐出口から吐出するエアノズルと、
を備え、
前記エア吐出口は、前記被塗布部と直線上で対向するように配置され、
前記オイル吐出口は、前記エア吐出口の中央部の位置を通る前記直線上に配置される。
(【0011】以降は省略されています)

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