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公開番号2025047374
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-03
出願番号2023155833
出願日2023-09-21
発明の名称液体塗布装置及びキャッピング方法
出願人株式会社リコー
代理人個人
主分類B05C 11/00 20060101AFI20250326BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約【課題】塗布部とキャップ部材との間の隙間の発生を抑制する。
【解決手段】液体塗布装置は、支持部材30を介して片持ち支持され対象物に液体を塗布する塗布部1と、塗布部1の少なくとも一部を覆うキャップ部材41と、塗布部1を、支持部材30の延在方向と交差する方向にキャップ部材41へ押し付ける押し付け部材46と、押し付け部材を駆動させる駆動機構と、を備える。
【選択図】図16
特許請求の範囲【請求項1】
支持部材を介して片持ち支持され、対象物に液体を塗布する塗布部と、
前記塗布部の少なくとも一部を覆うキャップ部材と、
前記塗布部を、前記支持部材の延在方向と交差する方向に前記キャップ部材へ押し付ける押し付け部材と、
前記押し付け部材を駆動させる駆動機構と、
を備えることを特徴とする液体塗布装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
対象物に液体を塗布する塗布部と、
支持部材を介して片持ち支持され、前記塗布部の少なくとも一部を覆うキャップ部材と、
前記キャップ部材を、前記支持部材の延在方向と交差する方向に前記塗布部へ押し付ける押し付け部材と、
前記押し付け部材を駆動させる駆動機構と、
を備えることを特徴とする液体塗布装置。
【請求項3】
前記キャップ部材を前記塗布部に対して押圧する弾性部材を備える請求項1に記載の液体塗布装置。
【請求項4】
前記押し付け部材の押し付け力は、前記キャップ部材を前記塗布部に対して押圧する弾性力よりも大きい請求項3に記載の液体塗布装置。
【請求項5】
前記押し付け部材は、回転することにより前記塗布部又は前記支持部材に押し当てられて前記塗布部を前記キャップ部材へ押し付け、
前記キャップ部材は、前記押し付け部材が前記塗布部又は前記支持部材に押し当てられた後に、回転して前記塗布部に押圧される請求項1に記載の液体塗布装置。
【請求項6】
前記駆動機構は、前記押し付け部材と前記キャップ部材とを互いに接近させるように反対方向へ回転させる請求項1に記載の液体塗布装置。
【請求項7】
前記押し付け部材が前記塗布部を前記キャップ部材へ押し付けるように駆動する間と、前記キャップ部材が前記塗布部に対して押圧されるように駆動する間、前記塗布部を移動させる移動機構は駆動せずに静止している請求項1に記載の液体塗布装置。
【請求項8】
前記塗布部と一体的に設けられる第二の塗布部と、
前記第二の塗布部に対して前記塗布部と前記キャップ部材との間の押圧方向とは交差する方向に押圧される第二のキャップ部材と、
を備え、
前記第二のキャップ部材が前記第二の塗布部に対して押圧された後に、前記キャップ部材が前記塗布部に対して押圧されると共に、前記塗布部が前記キャップ部材へ押し付けられる請求項1に記載の液体塗布装置。
【請求項9】
前記支持部材は、板状の部材であり、
前記押し付け部材は、前記板状の部材に押し当てられて前記塗布部を前記キャップ部材へ押し付ける請求項1に記載の液体塗布装置。
【請求項10】
前記駆動機構は、前記押し付け部材を直線方向へ駆動させる直線駆動機構である請求項1に記載の液体塗布装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、液体塗布装置及びキャッピング方法に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
対象物に液体を塗布する液体塗布装置においては、液体が供給される塗布部の乾燥を防止したり、塗布部を保護又は洗浄したりする目的で、塗布部の少なくとも一部をキャップ部材によって覆うことが行われている。
【0003】
例えば、特許文献1(特開2022-137548号公報)においては、ロボットアームの先端に固定されたヘッドを、キャップ部の上に移動させ、キャップ部に対してヘッドをノズル面の法線方向に接近させることによりキャッピングする構成が開示されている。
【0004】
ところで、塗布部が支持部材を介して片持ち支持される場合、塗布部をキャッピングする際に、塗布部がキャップ部材に押し当てられると、そのときの押圧力又は反力によって支持部材が撓む場合がある。その場合、支持部材の撓みによって塗布部とキャップ部との間に隙間が生じ、塗布部とキャップ部材とを良好に密着させることができない虞がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
そこで、本発明においては、塗布部とキャップ部材との間の隙間の発生を抑制することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明に係る液体塗布装置は、支持部材を介して片持ち支持され、対象物に液体を塗布する塗布部と、前記塗布部の少なくとも一部を覆うキャップ部材と、前記塗布部を、前記支持部材の延在方向と交差する方向に前記キャップ部材へ押し付ける押し付け部材と、前記押し付け部材を駆動させる駆動機構と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、塗布部とキャップ部材との間の隙間の発生を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の第一実施形態に係る液体塗布装置の全体構成を示す図である。
本発明の第一実施形態に係る液体供給部のより具体的な構成を示す図である。
本発明の第一実施形態に係る塗布部の斜視図である。
本発明の第一実施形態に係る塗布部の断面図である。
本発明の第一実施形態に係る塗布部の支持構造を示す図である。
本発明の第一実施形態に係る維持回復部の概略構成を示す図である。
本発明の第一実施形態に係る維持回復動作を示す図である。
本発明の第一実施形態に係る維持回復動作を示す図である。
キャッピング時の課題を説明するための参考図である。
本発明の第一実施形態に係る維持回復部の斜視図である。
本発明の第一実施形態に係る維持回復部のキャッピング動作を示す図である。
本発明の第一実施形態に係る維持回復部のキャッピング動作を示す図である。
本発明の第一実施形態に係る維持回復部のキャッピング動作を示す図である。
本発明の第一実施形態に係る維持回復部のキャッピング動作を示す図である。
本発明の第一実施形態に係る維持回復部のキャッピング動作を示す図である。
本発明の第一実施形態に係る維持回復部のキャッピング動作を示す図である。
押し付け部材が塗布部に押し当てられた例を示す図である。
本発明の第二実施形態に係る維持回復部の構成を示す図である。
本発明の第二実施形態に係る維持回復部のキャッピング動作を示す図である。
本発明の第三実施形態に係る維持回復部の構成を示す図である。
本発明の第四実施形態に係る維持回復部の構成を示す図である。
本発明の第五実施形態に係る維持回復部の構成を示す図である。
本発明の第六実施形態に係る維持回復部の構成を示す図である。
キャッピング時に塗布部が回転する例を示す図である。
図24の例において、押し付け部材によって塗布部がキャップ部材へ押し付けられた状態を示す図である。
支持部材に複数の塗布部が設けられる例を示す図である。
図26の例において、押し付け部材によって塗布部がキャップ部材へ押し付けられた状態を示す図である。
キャップ部材が支持部材を介して片持ち支持される例を示す図である。
図28の例において、押し付け部材によってキャップ部材が塗布部へ押し付けられた状態を示す図である。
塗装装置が小型の第一の塗布部と大型の第二の塗布部とを備える例を示す図である。
図30の例において、第二の塗布部がキャッピングされた状態を示す平面図である。
図30の例において、第二の塗布部がキャッピングされた状態を示す側面図である。
支持部材が鉛直方向に伸び、塗布部とキャップ部材とが水平方向に押圧される例を示す図である。
塗布部が塗布ローラである例を示す図である。
塗布ローラをキャッピングする維持回復部の斜視図である。
押し付け部材によって塗布ローラがキャップ部材へ押し付けられた状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付の図面に基づき、本発明について説明する。なお、本発明を説明するための各図面において、同一の機能もしくは形状を有する部材及び構成部品などの構成要素については、判別が可能な限り同一符号を付し、一度説明した後ではその説明を省略する。
【0010】
<液体塗布装置の全体構成>
まず、図1に基づき、本発明の第一実施形態に係る液体塗布装置の全体構成について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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