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公開番号
2025010895
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-23
出願番号
2023113192
出願日
2023-07-10
発明の名称
ノズルおよび塗布装置
出願人
兵神装備株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B05C
5/02 20060101AFI20250116BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約
【課題】十分な塗布品質を確保する。
【解決手段】ノズル110は、流動物Pを吐出する吐出口111aを有する吐出部材111と、吐出部材111に近接して配置され、吐出口111aを開放する第1位置と、吐出口111aを閉塞する第2位置との間で回動可能な板状の切断部材112と、吐出口111aから吐出された流動物Pを切断するように第1位置および前記第2位置との間で切断部材112を回動させる回動装置とを備える。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
流動物を吐出する吐出口を有する吐出部材と、
前記吐出部材に近接して配置され、前記吐出口を開放する第1位置と、前記吐出口を閉塞する第2位置との間で回動可能な板状の切断部材と、
前記吐出口から吐出された前記流動物を切断するように前記第1位置および前記第2位置との間で前記切断部材を回動させる回動装置と
を備える、ノズル。
続きを表示(約 940 文字)
【請求項2】
前記切断部材は、前記流動物を切断する切断縁を有し、
前記切断縁は、前記吐出部材に押し当てられるように前記吐出部材へ向けて付勢されており、前記第1位置と前記第2位置との間で前記吐出部材に対して摺動するように構成されている、請求項1に記載のノズル。
【請求項3】
前記切断部材は、前記回動装置の回動方向に合わせた曲げ形状を有している、請求項1に記載のノズル。
【請求項4】
前記切断部材は、前記回動装置の回動方向に沿った円弧形状を有している、請求項3に記載のノズル。
【請求項5】
前記吐出部材の外面は、前記切断部材と同じ円弧形状である、請求項4に記載のノズル。
【請求項6】
前記回動装置は、サーボモータまたはステッピングモータを有している、請求項1に記載のノズル。
【請求項7】
前記吐出口は、前記流動物を扁平な帯状に吐出可能な幅広のスリット形状であり、
前記切断部材は、前記流動物の厚み方向に動いて前記流動物を切断するように構成されている、請求項1に記載のノズル。
【請求項8】
請求項1から7のいずれか1項に記載の前記ノズルと、
前記ノズルを通過するように前記流動物を流動させる流動装置と、
前記流動物を塗布する塗布対象物および前記ノズルを相対移動させる移動装置と、
前記回動装置、前記流動装置、および前記移動装置を制御する制御装置と
を備える、塗布装置。
【請求項9】
前記流動装置は、前記ノズルから前記流動物を吸い込むように、前記ノズルから前記流動物を吐出する向きとは反対向きに前記流動物を流動させることが可能に構成され、
前記制御装置は、前記吸い込みのタイミングで前記切断部材を前記第1位置から前記第2位置に回動させるように前記回動装置を制御する、請求項8に記載の塗布装置。
【請求項10】
前記切断部材が前記第1位置から前記第2位置に移動する向きは、前記移動装置が前記塗布対象物に対して前記ノズルを相対移動させる向きとは反対向きである、請求項8に記載の塗布装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ノズルおよび塗布装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
流動物をノズルから塗布対象物に吐出する塗装装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。当該ノズル内には、流動物が流動する流路が設けられ、当該流路には補助開閉弁が設けられている。そして、補助開閉弁を揺動アクチュエータによって旋回させることで当該流路を開閉する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-129454号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記塗装装置では、補助開閉弁を閉じても補助開閉弁より外側(下流側)のノズル内部に流動物が残存する。そのため、残存した流動物がノズルから糸を引くように垂れて塗布対象物に余分に付着し、塗布品質を悪化させるおそれがある。このような糸引きは、例えば自動車車体鋼板等を補強するための鋼板補強材のような高粘度液を流動物として塗布する場合に顕著に見られる。
【0005】
本発明は、ノズルおよび塗布装置において、十分な塗布品質を確保することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の態様は、
流動物を吐出する吐出口を有する吐出部材と、
前記吐出部材に近接して配置され、前記吐出口を開放する第1位置と、前記吐出口を閉塞する第2位置との間で回動可能な板状の切断部材と、
前記吐出口から吐出された前記流動物を切断するように前記第1位置および前記第2位置との間で前記切断部材を回動させる回動装置と
を備える、ノズルを提供する。
【0007】
この構成によれば、切断部材が第1位置から第2位置に回動することによって吐出口から吐出された流動物を切断するとともに吐出口を閉塞できる。このとき、吐出口の外側にて流動物が切断され、吐出口が外側から閉塞されるため、吐出部材内部の流動物が糸を引くような塗布品質の悪化を抑制できる。当該ノズルは、特に高粘度の流動物を間欠的に塗布する場合に有効に利用でき、十分な塗布品質を確保できる。
【0008】
前記切断部材は、前記流動物を切断する切断縁を有してもよく、
前記切断縁は、前記吐出部材に押し当てられるように前記吐出部材へ向けて付勢されており、前記第1位置と前記第2位置との間で前記吐出部材に対して摺動するように構成されていてもよい。
【0009】
この構成によれば、切断部材と吐出口との間に実質的に隙間がない状態で流動物を切断できるため、流動物をきれいに剪断できる。仮に、切断部材と吐出口との間に隙間があると、流動物が当該隙間で撚れて変形し、流動物の切断端が不揃いとなるおそれや、流動物が隙間に詰まって、切断動作に悪影響を及ぼすおそれがある。
【0010】
前記切断部材は、前記回動装置の回動方向に合わせた曲げ形状を有していてもよい。また、前記切断部材は、前記回動装置の回動方向に沿った円弧形状を有していてもよい。前記吐出部材の外面は、前記切断部材と同じ円弧形状であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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