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公開番号2025039369
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-21
出願番号2023146432
出願日2023-09-08
発明の名称塗布装置
出願人株式会社SUBARU
代理人弁理士法人青海国際特許事務所
主分類B05C 9/10 20060101AFI20250313BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約【課題】接着剤の接着性の低下を抑制する。
【解決手段】塗布装置は、部材の表面の酸化被膜を除去する除去機構と、表面に接着剤を塗布するノズルと、1つまたは複数のプロセッサと、当該プロセッサに接続される1つまたは複数のメモリとを有する制御装置と、を備え、制御装置のプロセッサは、ノズルが除去機構に追従するように、除去機構およびノズルを部材に対して相対的に移動させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
部材の表面の酸化被膜を除去する除去機構と、
前記表面に接着剤を塗布するノズルと、
1つまたは複数のプロセッサと、当該プロセッサに接続される1つまたは複数のメモリとを有する制御装置と、
を備え、
前記制御装置のプロセッサは、前記ノズルが前記除去機構に追従するように、前記除去機構および前記ノズルを前記部材に対して相対的に移動させることを含む処理を実行する、
塗布装置。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
前記除去機構は、
前記表面の前記酸化被膜に当接する当接部材と、
前記当接部材を前記表面に向けて押圧する押圧機構と、
を有する。
請求項1に記載の塗布装置。
【請求項3】
前記プロセッサは、前記除去機構および前記ノズルと前記表面との距離が維持されるように、前記除去機構および前記ノズルを前記部材に対して相対的に移動させることを含む処理を実行する、
請求項1に記載の塗布装置。
【請求項4】
前記除去機構が前記酸化被膜を除去した際に生じる異物に対し、ガスを噴射するガス噴射機構を備える、
請求項1~3のいずれか1項に記載の塗布装置。
【請求項5】
前記表面は、環形状を有し、
前記プロセッサは、前記除去機構および前記ノズルを前記部材に対して相対的に前記表面の周方向に沿って移動させることを含む処理を実行する、
請求項1~3のいずれか1項に記載の塗布装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、塗布装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、自動車には、エンジンの駆動力を伝達する駆動伝達系の部品を収容するためのケーシングが設けられる。ケーシングは、例えば、第1ケーシングと第2ケーシングを接着することによって製造され、接着された第1ケーシングと第2ケーシングの内部に、駆動伝達系の部品を収容するための収容空間が形成される。
【0003】
ケーシング内の収容空間には、駆動伝達系の各部品の破損を防止するための潤滑油が導入される。第1ケーシングおよび第2ケーシングの接着面から潤滑油が漏出することを防止するため、接着面には、シール材としての液体ガスケットが塗布される。
【0004】
例えば、特許文献1には、マグネシウム合金部品間の接着面に液体ガスケットを塗布することで、接着面間のオイルシール性を確保することについて開示がある。特許文献1では、マグネシウム合金部品の少なくとも一方の接着面に凹凸形状を形成することによって、接着面間のオイルシール性を良好にしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2007-285401号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、液体ガスケットなどの接着剤によって接着される金属部材の接着面には、酸化被膜が形成されている場合がある。このように、接着面に酸化被膜が形成されている場合、酸化被膜により接着剤の接着性が低下するおそれがある。
【0007】
そこで、本発明は、接着剤の接着性の低下を抑制可能な塗布装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明の一実施形態に係る塗布装置は、
部材の表面の酸化被膜を除去する除去機構と、
前記表面に接着剤を塗布するノズルと、
1つまたは複数のプロセッサと、当該プロセッサに接続される1つまたは複数のメモリとを有する制御装置と、
を備え、
前記制御装置のプロセッサは、前記ノズルが前記除去機構に追従するように、前記除去機構および前記ノズルを前記部材に対して相対的に移動させることを含む処理を実行する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、接着剤の接着性の低下を抑制することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、第1実施形態に係る塗布装置の構成を示す概略構成図である。
図2は、第1実施形態に係る部材の概略上面図である。
図3は、第2実施形態に係る塗布装置の構成を示す概略構成図である。
図4は、傾斜面上の酸化被膜を除去する除去機構の様子を示す概略構成図である。
図5は、第2平面上の酸化被膜を除去する除去機構の様子を示す概略構成図である。
図6は、第3実施形態に係る塗布装置の構成を示す概略構成図である。
図7は、塗布装置を側方から見た様子を示す概略構成図である。
図8は、第4実施形態に係る塗布装置の構成を示す概略構成図である。
図9は、傾斜面上の酸化被膜を除去する除去機構の様子を示す概略構成図である。
図10は、第2平面上の酸化被膜を除去する除去機構の様子を示す概略構成図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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