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公開番号
2025067650
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-24
出願番号
2023177789
出願日
2023-10-13
発明の名称
移動体の内部構造
出願人
トヨタ紡織株式会社
代理人
弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類
B60R
13/02 20060101AFI20250417BHJP(車両一般)
要約
【課題】シートを大きく又は全く倒す必要なく、移動しながらの視聴を実現する。
【解決手段】映像を投影可能な板状の板材(4)が車両(10)の内部の天井(1)に沿って設けられ、一方の方向に向かって水平面に対する高さが徐々に高くなるように、複数のシート(3a~3e)が車両の内部に設けられ、板材の少なくとも一部は、一方の方向とは反対の方向に向かって、水平面の下方側に対して傾斜している。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
映像を投影可能な板状の板材が移動体の内部の天井に沿って設けられ、
一方の方向に向かって水平面に対する高さが徐々に高くなるように、複数のシートが前記移動体の内部に設けられ、
前記板材の少なくとも一部は、前記一方の方向とは反対の方向に向かって、前記水平面の下方側に対して傾斜している、
移動体の内部構造。
続きを表示(約 900 文字)
【請求項2】
複数の板材で構成される場合、前記天井に沿って連続する板材のうち、少なくとも前記反対の方向における先頭の板材が前記水平面の下方側に対して傾斜している、
又は、
1つの板材で構成される場合、前記1つの板材は、少なくとも1つの屈曲点で折れ曲がり、前記水平面の下方側に対して傾斜している、
請求項1に記載の移動体の内部構造。
【請求項3】
複数の板材で構成される場合、前記天井に沿って連続する板材の全部が前記水平面の下方側に対して傾斜している、
又は、
1つの板材で構成される場合、前記1つの板材は、折れ曲がることなく、前記水平面の下方側に対して傾斜している、
請求項1に記載の移動体の内部構造。
【請求項4】
複数の板材で構成される場合、前記複数の板材のうち、少なくとも前記反対の方向における先頭の板材を含む1又は複数の板材を第1板材群、前記第1板材群に隣接する1又は複数の板材を第2板材群とした場合、前記第1板材群及び前記第2板材群は、前記水平面の下方側に対して傾斜しており、
前記水平面に対する前記第1板材群の傾斜角度は、前記水平面に対する前記第2板材群の傾斜角度より大きい、
又は、
1つの板材で構成される場合、前記1つの板材は、2つの屈曲点で折れ曲がり、前記水平面の下方側に対して傾斜しており、
前記2つの屈曲点を、前記反対の方向から順に第1屈曲点、第2屈曲点とした場合、前記第1屈曲点における前記水平面に対する傾斜角度は、前記第2屈曲点における前記水平面に対する傾斜角度より大きい、
請求項1に記載の移動体の内部構造。
【請求項5】
前記水平面の下方側に対して傾斜している板材の形状は、平面状又は曲面状である、
請求項1に記載の移動体の内部構造。
【請求項6】
前記一方の方向は、前記移動体の後方方向であり、前記反対の方向は、前記移動体の前方方向である、
請求項1~5のいずれか1項に記載の移動体の内部構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、移動体の内部構造に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ルーフパネルに嵌め込まれた透明のガラスルーフに、プロジェクタを用いて映像を投影し、ガラスルーフ越しに見える実際の天体に応じた情報をユーザに提供する発明が知られている(例えば特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-64889号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載された発明では、映像が投影されるガラスルーフへ視線を向ける場合、シートを大きく倒す必要があり、移動しながらの視聴は難しい。また、シートを倒すための大きなスペースが必要となってしまい、大人数での運用が難しくなる。
【0005】
本開示の一態様は、シートを大きく又は全く倒す必要なく、移動しながらの視聴を実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本開示の一態様に係る移動体の内部構造は、映像を投影可能な板状の板材が移動体の内部の天井に沿って設けられ、一方の方向に向かって水平面に対する高さが徐々に高くなるように、複数のシートが前記移動体の内部に設けられ、前記板材の少なくとも一部は、前記一方の方向とは反対の方向に向かって、前記水平面の下方側に対して傾斜している。
【発明の効果】
【0007】
本開示の一態様によれば、シートを大きく又は全く倒す必要なく、移動しながらの視聴を実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
移動体の内部構造の一例を示す図である。
板材の傾斜パターンの一例を示す図である。
板材の傾斜パターンの他の例を示す図である。
板材の傾斜パターンのさらに他の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施形態に係る移動体の内部構造について図面を参照しながら詳細に説明する。以下の説明で用いられる図面は模式的なものであり、必ずしも実物を反映していない。図示と理解のしやすさの便宜上、縮尺及び縦横の寸法比などが実物から変更され、誇張されて示されることがある。図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
【0010】
(車両10の内部構造)
図1は、本実施形態に係る車両10の内部構造の一例を示す図である。本実施形態では、移動体として、車両10を取り挙げて説明するが、移動体は車両10に限定されるものではない。移動体には、車両10の他に、船舶、航空機、宇宙船などが含まれてもよい。また、車両10は、バスとして説明するが、これに限定されず、自家用車、タクシー、その他の任意の車両であってもよい。図1において、「前」は、車両10の前方方向を示す。「後」は、車両10の後方方向を示す。「上」は、重力が働く方向とは反対の方向を示す。「下」は、重力が働く方向を示す。
(【0011】以降は省略されています)
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