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公開番号2025066321
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-23
出願番号2023175828
出願日2023-10-11
発明の名称ヘッドレストフレーム
出願人トヨタ紡織株式会社
代理人弁理士法人岡田国際特許事務所
主分類A47C 7/38 20060101AFI20250416BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】本体フレームに溶接を伴うことなく幅方向一対の脚部から幅方向の外側に張り出す張出部を設けることが可能なヘッドレストフレームを提供すること。
【解決手段】ヘッドレスト2の骨格を成すヘッドレストフレーム2Fは、ヘッドレスト2を支える幅方向一対の高さ方向に延びる脚部11と、一対の脚部11から幅方向の外側にシームレスに折れ曲がるように張り出す幅方向一対の張出部12と、を備える本体フレーム10を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
ヘッドレストの骨格を成すヘッドレストフレームであって、
前記ヘッドレストを支える幅方向一対の脚部と、一対の前記脚部から幅方向の外側に折れ曲がるように張り出す幅方向一対の張出部と、を備える本体フレームを有するヘッドレストフレーム。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
請求項1に記載のヘッドレストフレームであって、
一対の前記張出部が、対応する前記脚部の上端から幅方向の外側に折れ曲がるように張り出す下辺と、該下辺の張り出した先から上方に折れ曲がるように延びる側辺と、該側辺の上端から幅方向の内側に折れ曲がるように延びる上辺と、をそれぞれ有し、
前記本体フレームが、一対の前記張出部の対応する前記上辺の間を分断するように幅方向に2分割された一対の分割フレームにより構成され、かつ、一対の前記分割フレームの対応する前記上辺の内側の端部同士が溶接される第1溶接部を有するヘッドレストフレーム。
【請求項3】
請求項2に記載のヘッドレストフレームであって、
一対の前記分割フレームの対応する前記内側の端部が、それぞれ、互いに前後方向に面当接するように平面状に押し潰される当接面を有すると共に、各々の面当接した上縁同士と下縁同士とが前記第1溶接部によりそれぞれの縁に沿って延びるように溶接されるヘッドレストフレーム。
【請求項4】
請求項3に記載のヘッドレストフレームであって、
一対の前記張出部の間に架け渡すように結合されるパネルフレームと、
一対の前記分割フレームの互いに前後に当てられる対応する前記内側の端部のうち、前側に位置する一方の端部と該一方の端部に沿って前側から当てられる前記パネルフレームの上縁とがそれぞれの縁に沿って延びるように溶接される第2溶接部と、を更に有するヘッドレストフレーム。
【請求項5】
請求項1に記載のヘッドレストフレームであって、
一対の前記張出部の間に架け渡すように結合されるパネルフレームを更に有し、
一対の前記張出部が、対応する前記脚部の上端から幅方向の外側に折れ曲がるように張り出す下辺と、該下辺の張り出した先から上方に折れ曲がるように延びる側辺と、該側辺の上端から幅方向の内側に折れ曲がるように延びる上辺と、をそれぞれ有し、
前記本体フレームが、一対の前記張出部の対応する前記上辺の間を分断するように幅方向に2分割された一対の分割フレームにより構成され、一対の前記分割フレームが、前記パネルフレームとの結合を介して互いに一体化されるヘッドレストフレーム。
【請求項6】
請求項2から請求項5のいずれかに記載のヘッドレストフレームであって、
一対の前記張出部が、対応する前記上辺と前記下辺との各中間部に、対応する前記側辺を前記脚部よりも前方に位置させるように折れ曲がる折曲部をそれぞれ有するヘッドレストフレーム。
【請求項7】
請求項2から請求項5のいずれかに記載のヘッドレストフレームであって、
一対の前記張出部の対応する前記上辺と前記下辺とが、それぞれ、前記本体フレームの幅方向の全域において下方への傾斜を伴うことなく幅方向に延びる非下り形状とされるヘッドレストフレーム。
【請求項8】
請求項2から請求項5のいずれかに記載のヘッドレストフレームであって、
一対の前記張出部が、シートバックのパッド材であるシートバックパッドから一続きに延びて前記ヘッドレストのパッド材を成すヘッドレストパッドをパッド裏側から支えるヘッドレストフレーム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ヘッドレストフレームに関する。詳しくは、ヘッドレストの骨格を成すヘッドレストフレームに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ヘッドレストフレームが、正面視逆U字状に曲げられたパイプ材から成る本体フレームを備えた構成が開示されている。本体フレームは、ヘッドレストを支える幅方向一対の脚部と、各脚部の上端間を繋ぐ繋ぎ部と、を有する正面視逆U字形状とされる。ヘッドレストフレームは、更に、本体フレームよりも幅広なフレーム形状を備える拡張フレームを備える。
【0003】
拡張フレームは、本体フレームに対して溶接により固定されている。拡張フレームは、本体フレームから幅方向の外側に張り出す張出部を有する。これら張出部により、ヘッドレストフレームは、着座乗員の頭部に加え、両肩部を支持可能なショルダサポート機能を備えた構成とされる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-81525号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の構成では、本体フレームと拡張フレームとが共にパイプ材から成る。そのため、これらを適切に強度確保できる状態に溶接することが難しい。そこで、本発明は、本体フレームに溶接を伴うことなく張出部を設けることが可能なヘッドレストフレームを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決する手段として、本発明のヘッドレストフレームは、次の手段をとる。
【0007】
すなわち、本発明の第1の発明は、ヘッドレストの骨格を成すヘッドレストフレームであって、前記ヘッドレストを支える幅方向一対の脚部と、一対の前記脚部から幅方向の外側に折れ曲がるように張り出す幅方向一対の張出部と、を備える本体フレームを有するヘッドレストフレームである。
【0008】
第1の発明によれば、幅方向一対の脚部を備える本体フレームに対し、溶接を伴うことなく各脚部から幅方向の外側に張り出す一対の張出部を設けることができる。
【0009】
本発明の第2の発明は、上記第1の発明において、一対の前記張出部が、対応する前記脚部の上端から幅方向の外側に折れ曲がるように張り出す下辺と、該下辺の張り出した先から上方に折れ曲がるように延びる側辺と、該側辺の上端から幅方向の内側に折れ曲がるように延びる上辺と、をそれぞれ有し、前記本体フレームが、一対の前記張出部の対応する前記上辺の間を分断するように幅方向に2分割された一対の分割フレームにより構成され、かつ、一対の前記分割フレームの対応する前記上辺の内側の端部同士が溶接される第1溶接部を有するヘッドレストフレームである。
【0010】
第2の発明によれば、幅方向一対の脚部を備える本体フレームに対し、溶接を伴うことなく各脚部の上端から折れ曲がり状に張り出す一対の下辺と一対の側辺と一対の上辺とを有する一対の張出部を設けることができる。なおかつ、このような本体フレームを一対の張出部の上辺の間を分断する一対の分割フレームで構成することで、それぞれの分割フレームを折れ曲がり回数の少ない形にして簡便に形成することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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