TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025064395
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-17
出願番号2023174135
出願日2023-10-06
発明の名称省エネルギー化提案システム
出願人トヨタ紡織株式会社,株式会社豊田中央研究所
代理人名古屋国際弁理士法人
主分類G06Q 10/04 20230101AFI20250410BHJP(計算;計数)
要約【課題】 省エネルギー化提案システムの一例を開示する。
【解決手段】 省エネルギー化提案システムは、提案の対象となる装置が必要とするエネルギーを数理モデルを利用して算出するエネルギー算出する機能、及びし、当該装置の構成を変更し、変更後の構成にて当該装置が必要とするエネルギーをエネルギー算出部にて算出させる機能とが実行可能である。そして、数理モデルは、各機器と他の機器との接続条件、及びそれら各機器と当該機器の設置環境との物理的な接続条件が反映された数理モデルである。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の機器を有して構成される装置に適用され、当該装置の消費エネルギー削減のために用いられる省エネルギー化提案システムにおいて、
当該装置が必要とするエネルギーを数理モデルを利用して算出するエネルギー算出部と、
当該装置の構成を変更し、変更後の構成にて当該装置が必要とするエネルギーを前記エネルギー算出部にて算出させる算出指令部とを備え、
前記数理モデルは、各機器と他の機器との接続条件、及びそれら各機器と当該機器の設置環境との物理的な接続条件が反映された数理モデルである省エネルギー化提案システム。
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
前記数理モデルを利用したエネルギーの算出に必要な係数(以下、パラメータという。)を同定するパラメータ同定部を備え、
前記パラメータ同定部は、前記数理モデルを利用して算出したエネルギーと現実に測定されたエネルギーとを比較してパラメータを同定する請求項1に記載の省エネルギー化提案システム。
【請求項3】
前記算出指令部により変更された当該装置のコストを算出するコスト算出部を備える請求項2に記載の省エネルギー化提案システム。
【請求項4】
前記算出指令部にて算出されたエネルギー及び前記コスト算出部にて算出されたコストを図案化して表示する図案化表示部を備える請求項3に記載の省エネルギー化提案システム。
【請求項5】
前記数理モデルを自動作成するモデル作成部を備える請求項1に記載の省エネルギー化提案システム。
【請求項6】
前記複数の機器のうち少なくとも2つを接続する際の接続制約条件を制約条件としたとき、
前記算出指令部は、前記制約条件を満たすように当該装置の構成を変更する請求項1に記載の省エネルギー化提案システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、複数の機器を有して構成される装置に適用され、当該装置の消費エネルギー削減のために用いられる省エネルギー化提案システムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1に記載の発明は、現状の作動状態及び消費エネルギー量である作動情報を監視部を通して取得するとともに、現状の機器を他の機器に置換した場合の消費エネルギーを算出して省エネルギー化を提案するシステムである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-222545号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
仮に、特許文献1に記載の発明が、製造装置等の複数の機器を有して構成される装置にそのまま適用されても、後述されるように、効果的な省エネルギー効果を得ることが難しい。本開示は、当該点に鑑みた省エネルギー化提案システムの一例を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
複数の機器を有して構成される装置に適用され、当該装置の消費エネルギー削減のために用いられる省エネルギー化提案システムは、例えば、以下の構成要件を備えることが望ましい。
【0006】
すなわち、当該構成要件は、当該装置が必要とするエネルギーを数理モデルを利用して算出するエネルギー算出部と、当該装置の構成を変更し、変更後の構成にて当該装置が必要とするエネルギーをエネルギー算出部にて算出させる算出指令部とである。
【0007】
そして、数理モデルは、各機器と他の機器との接続条件(以下、機器接続条件という。)、及びそれら各機器と当該機器の設置環境との物理的な接続条件(以下、環境接続条件という。)が反映された数理モデルであることが望ましい。
【0008】
これにより、当該省エネルギー化提案システムは、機器接続条件が反映された数理モデルにて消費エネルギーを算出するので、当該省エネルギー化提案システムは、当該装置が成立可能な条件を充足させながら当該装置の構成を変更できる。したがって、当該省エネルギー化提案システムであれば、省エネルギー化が可能、かつ、現実に成立可能な具体的な構成を提示することが可能となり得る。
【0009】
また、当該省エネルギー化提案システムは、環境接続条件が反映された数理モデルにて消費エネルギーを算出するので、当該省エネルギー化提案システムにより提案された装置が現実に稼働したときに消費するエネルギー(以下、実働エネルギーという。)と当該省エネルギー化提案システムが算出した消費エネルギー(以下、算出エネルギーという。)とが大きく相違することが抑制される。
【0010】
すなわち、環境接続条件とは、機器と当該機器の設置環境との物理的な接続条件である。例えば、装置の構成機器の1つとして、原材料を加熱するヒータが含まれる場合、当該ヒータで発生した熱エネルギーは、原材料に供給されると同時に当該ヒータの設置環境に
も供給されてしまう。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

トヨタ紡織株式会社
ロータ
5日前
トヨタ紡織株式会社
ロータ
5日前
トヨタ紡織株式会社
プレス金型
7日前
トヨタ紡織株式会社
オットマン装置
5日前
トヨタ紡織株式会社
積層体の製造方法
13日前
トヨタ紡織株式会社
乗物用スピーカ装置
5日前
トヨタ紡織株式会社
省エネルギー化提案システム
5日前
トヨタ紡織株式会社
複合体および複合体の製造方法
今日
NTN株式会社
クラッチユニット
5日前
トヨタ紡織株式会社
ロータの製造装置及びロータの製造方法
今日
トヨタ紡織株式会社
エネルギーシステム解析用ソフトウェア
5日前
トヨタ紡織株式会社
燃料電池用イオン交換器及び燃料電池システム
12日前
トヨタ紡織株式会社
コンテンツ処理システム、コンテンツ生成装置、及びコンテンツ再生装置
今日
個人
非正規コート
8日前
個人
人物再現システム
5日前
有限会社ノア
データ読取装置
6日前
キヤノン電子株式会社
通信システム
19日前
個人
広告提供システムおよびその方法
8日前
株式会社ザメディア
出席管理システム
13日前
個人
日誌作成支援システム
5日前
ミサワホーム株式会社
情報処理装置
12日前
トヨタ自動車株式会社
工程計画装置
13日前
トヨタ自動車株式会社
作業判定方法
14日前
株式会社タクテック
商品取出集品システム
12日前
個人
ポイント還元付き配送システム
6日前
トヨタ自動車株式会社
作業評価装置
19日前
オベック実業株式会社
接続構造
5日前
株式会社村田製作所
動き検知装置
12日前
個人
公益寄付インタラクティブシステム
19日前
ゼネラル株式会社
RFIDタグ付き物品
15日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理システム
14日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理方法
14日前
株式会社国際電気
支援システム
15日前
個人
コンテンツ配信システム
12日前
株式会社実身美
ワーキングシェアリングシステム
6日前
株式会社ドクター中松創研
生成AIの適切使用法
5日前
続きを見る