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公開番号2025065929
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-22
出願番号2023175469
出願日2023-10-10
発明の名称複合体および複合体の製造方法
出願人トヨタ紡織株式会社
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類C08L 77/06 20060101AFI20250415BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】従来のバイオポリマーの特性を大幅に向上させた材料の提供を実現する。
【解決手段】下記一般式(1)で表されるジカルボン酸単位と、下記一般式(2)で表されるジカルボン酸単位と、特定のジアミン単位と、を含有するポリアミド化合物と、ガラスファイバーと、を含む複合体。
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(xは6~12の整数を示し、yは8~18の整数を示す。)
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(zは2~18の整数を示す。)
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
下記一般式(1)で表されるジカルボン酸単位と、
下記一般式(2)で表されるジカルボン酸単位と、
下記一般式(3)で表されるジアミン単位と、を含有するポリアミド化合物と、
ガラスファイバーと、
を含む複合体。
JPEG
2025065929000018.jpg
26
140
(xは6~12の整数を示し、yは8~18の整数を示す。nは1以上の整数である。)
JPEG
2025065929000019.jpg
19
139
(zは2~18の整数を示す。)
JPEG
2025065929000020.jpg
16
139
JPEG
2025065929000021.jpg
19
139
続きを表示(約 170 文字)【請求項2】
一般式(1)で表されるジカルボン酸単位と、一般式(2)で表されるジカルボン酸単位とのモル比が、95:5~5:95である、請求項1に記載の複合体。
【請求項3】
請求項1または2に記載の複合体の製造方法であって、
前記ポリアミド化合物と、前記ガラスファイバーとを混練する工程を含む、複合体の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、複合体および複合体の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
近年、地球温暖化防止、資源枯渇によるリスクの低減等の観点から、石油系ポリマーの代替ポリマーとして、植物由来の化合物を出発原料としたポリアミド化合物(以下、バイオポリマーとも称する)が注目されている(特許文献1、非特許文献1,2等)。
【0003】
しかし、従来のバイオポリマーは、用途によっては特性が必ずしも十分ではないため、特性の向上が求められていた。そこで、該特性を向上させる試みがなされている。例えば、特許文献2には、特許文献1に記載されたポリアミド化合物をベースとしたポリアミド化合物と、タルクとを含む複合体が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-137788号公報
特開2022-162256号公報
【非特許文献】
【0005】
C. -H. Lee, H. Takagi, H. Okamoto, M. Kato, A. Usuki. J. Polym. Sci. Part A: Polym. Chem. 47, 6025 (2009).
C. -H. Lee, H. Takagi, H. Okamoto, M. Kato. J. Appl. Polym. Sci. 127, 530 (2013).
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献2に開示の複合体は、特許文献1に開示のポリアミド化合物が有する引張強さ、曲げ弾性率、および引張弾性率等の特性を向上させることに成功している。よって、前記複合体は、従来のバイオポリマーの特性の向上に資するものであると言える。
【0007】
しかしながら、バイオポリマーの用途拡大を図るためには、特許文献2に開示の複合体よりも、機械的強度等の特性がさらに優れた材料であることが望ましい。
【0008】
そこで、本開示の一態様は、従来のバイオポリマーの特性を大幅に向上させた材料の提供を実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の課題を解決するために、本開示の一態様に係る複合体は、下記一般式(1)で表されるジカルボン酸単位と、下記一般式(2)で表されるジカルボン酸単位と、下記一般式(3)で表されるジアミン単位と、を含有するポリアミド化合物と、ガラスファイバーと、を含む。
【0010】
JPEG
2025065929000002.jpg
26
140
(【0011】以降は省略されています)

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