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公開番号2025067649
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-24
出願番号2023177788
出願日2023-10-13
発明の名称表示装置
出願人トヨタ紡織株式会社
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類H04R 1/00 20060101AFI20250417BHJP(電気通信技術)
要約【課題】音と映像とが一体的となった演出を行う。
【解決手段】表示装置(10)は、投影面(100)に映像が投影される第1板材(110)と、その裏面(111)に固定され、第1板材(110)を振動させて音を発生させる振動子(130)と、表面(121)を第1板材(110)の裏面(111)と対向させて第1板材(110)に固定される第2板材(120)とを備え、第2板材(120)の表面(121)に設けられた穴(122)に振動子(130)が配置されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
表側に投影面を有し、移動体の内部に設けられた投影装置から前記投影面に向けて映像が投影される第1板材と、
前記第1板材の裏面に固定され、前記第1板材を振動させることにより音を発生させる振動子と、
表面を前記第1板材の裏面と対向させて前記第1板材に固定される第2板材とを備え、
前記第2板材の表面には、穴が設けられており、
前記振動子は、前記穴の内側に配置されている、表示装置。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
前記振動子は、前記第1板材の裏面に複数配置され、
前記第2板材には、複数の前記振動子のそれぞれに対応する前記穴が複数設けられており、
平面視において、複数の前記穴の縁は、互いに重なり合わず、
複数の前記穴の相互間には、前記第1板材に前記第2板材が固定されている制振部が設けられている、請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記第2板材は、前記第1板材よりも振動減衰能が高い材料で形成されている、請求項2に記載の表示装置。
【請求項4】
前記投影面は、前記移動体に設けられており乗員が着座するシートに対向しており、
前記振動子により振動する前記第1板材の面外方向の一方は、前記シートに対向している、請求項1に記載の表示装置。
【請求項5】
前記振動子は、前記投影装置に映像を投影させる制御を行う制御装置からの入力に応じた振動を前記第1板材に発生させる、請求項1に記載の表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は表示装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両室内の内装材に振動装置を固定し、その振動装置を振動源として内装材を振動させて音を発生させる、車両用スピーカ装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-014793号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に係る車両用スピーカ装置に、ディスプレイ装置を組み合わせることにより、音および映像を同時に出力することは可能であったが、それぞれ独立した演出となり、一体感が乏しい。
【0005】
本開示の一態様は、音と映像とが一体的となった演出を行うことを実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本開示の一態様に係る表示装置は、表側に投影面を有し、移動体の内部に設けられた投影装置から前記投影面に向けて映像が投影される第1板材と、前記第1板材の裏面に固定され、前記第1板材を振動させることにより音を発生させる振動子と、表面を前記第1板材の裏面と対向させて前記第1板材に固定される第2板材とを備え、前記第2板材の表面には、穴が設けられており、前記振動子は、前記穴の内側に配置されている。
【発明の効果】
【0007】
本開示の一態様によれば、音と映像とが一体的となった演出を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態に係る表示装置を搭載した移動体の内部構造を示す図である。
本開示の一実施形態に係る表示装置の平面図である。
図2のA-A断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1は、本開示の一実施形態に係る表示装置を搭載した移動体の内部構造の一例を示す図である。図1では、本開示の一実施形態に係る表示装置10が、移動体1の車室2の天井20に沿って設けられている。図1に示す例では、移動体1は、バスであり、床面22に沿って複数のシート3が配置されている。表示装置10を設ける移動体1は、バスに限定されず、自動車等の車両、列車、船舶、航空機、宇宙船等であってもよい。以下、図1の矢印で示されるように、前後方向、左右方向、上下方向を定義する。
【0010】
移動体1の車室2には、表示装置10と、投影装置11と、制御装置12とが配置されている。投影装置11は、例えば、車室2の内側面に配置されている。制御装置12は、例えば、ECU(Electronic Control Unit)である。制御装置12は、有線または無線で表示装置10および投影装置11と通信可能であって、表示装置10および投影装置11を制御する。制御装置12は、移動体1の前方に位置する運転席周辺に配置されている。なお、制御装置12を配置する位置は、図1に示す位置に限定されず、天井20の天井裏、床面22の床下、投影装置11の内側に配置してもよく、移動体1の外部に配置してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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