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公開番号
2025068765
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-30
出願番号
2023178760
出願日
2023-10-17
発明の名称
乗物用内装材の照明構造および乗物用内装材の製造方法
出願人
トヨタ紡織株式会社
代理人
弁理士法人暁合同特許事務所
主分類
B60Q
3/54 20170101AFI20250422BHJP(車両一般)
要約
【課題】明るく意匠性が高い光を乗物室内に照射可能な乗物用内装材の照明構造および乗物用内装材の製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】乗物用内装材10における照明構造1であって、乗物の室内意匠面12Aを構成するボード部材12と、前記ボード部材12の乗物室外側に設けられる複数の光源42と、を備え、前記ボード部材12は、その乗物室外面12Bのうち複数の各前記光源42と対向する位置に当該乗物室外面12Bから凹む室外側凹部15を備えるとともに、前記意匠面12Aのうち前記室外側凹部15の反対側に当該意匠面12Aから凹状に凹む室内側凹部16を備えており、前記ボード部材12に、前記室外側凹部15と前記室内側凹部16との間を貫通するピン状のレンズ部21が設けられている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
乗物用内装材における照明構造であって、
乗物の室内意匠面を構成するボード部材と、前記ボード部材の乗物室外側に設けられる複数の光源と、を備え、
前記ボード部材は、その乗物室外面のうち複数の各前記光源と対向する位置に当該乗物室外面から凹む室外側凹部を備えるとともに、前記意匠面のうち前記室外側凹部の反対側に当該意匠面から凹状に凹む室内側凹部を備えており、
前記ボード部材に、前記室外側凹部と前記室内側凹部との間を貫通するピン状のレンズ部が設けられている乗物用内装材の照明構造。
続きを表示(約 940 文字)
【請求項2】
前記レンズ部のうち乗物室内側に配置される面は凹凸形状とされている請求項1に記載の乗物用内装材の照明構造。
【請求項3】
前記レンズ部のうち前記光源と対向する面は凹レンズ状に凹んでいる請求項1または請求項2に記載の乗物用内装材の照明構造。
【請求項4】
前記レンズ部のうち前記光源と対向する面の周縁部は乗物室外側に向けて先が尖ったエッジ状とされている請求項1または請求項2に記載の乗物用内装材の照明構造。
【請求項5】
前記ボード部材は、基材と、前記基材の乗物室内側を覆って前記意匠面を構成する表皮と、を含んで構成されており、
前記室外側凹部は前記基材に形成され、前記室内側凹部は少なくとも前記表皮に形成されており、
前記レンズ部は、前記基材と前記表皮とを貫通している、請求項1または請求項2に記載の乗物用内装材の照明構造。
【請求項6】
前記光源は、LED基板に実装されたLEDであり、
前記LED基板は前記ボード部材の前記乗物室外面に積層され、前記LEDは前記室外側凹部内に収容されている請求項1または請求項2に記載の乗物用内装材の照明構造。
【請求項7】
前記レンズ部は前記室外側凹部内に突出しており、その前記室外側凹部内に配置される部分はスピードナットにより保持されている請求項1または請求項2に記載の乗物用内装材の照明構造。
【請求項8】
請求項1または請求項2に記載の照明構造を備える乗物用内装材の製造方法であって、
板状部材をプレス成形して前記室外側凹部および前記室内側凹部を有する前記ボード部材を形成するボード部材形成工程と、
基部の先端に前記レンズ部が一体に形成された打ち込みレンズ体の前記レンズ部を前記ボード部材の前記室内側凹部側から前記室外側凹部の内部まで貫通させるレンズ部貫通工程と、
前記レンズ部を前記基部から切り離す切り離し工程と、を含む、乗物用内装材の製造方法。
【請求項9】
前記レンズ部と前記基部の境界部に脆弱な脆弱部が設けられている請求項8に記載の乗物用内装材の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書に開示される技術は、乗物用内装材の照明構造および乗物用内装材の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、車両等の乗物において、乗物室内の意匠性を高めるために様々な照明構造が提案されている。例えば下記特許文献1には、車両の天井に設けられる照明構造であって、内装用の天井材に設けられた複数の孔部を通して天井裏に設置された複数の光源からの光を車室内に照射し、星空のような意匠を発現させる照明構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
独国特許出願公開第102012016399号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記文献に開示されている照明構造においては、天井材の意匠面側は表皮により覆われており、光源からの光は、孔部を塞いだ状態の表皮を通して乗物室内に照射されるようになっている。つまり、柔らかい光が照射される透過照明とされている。
【0005】
一方、透過照明より輝度が高い光を照射したいという要望がある。そこで、表皮に孔を開けることが考えられるが、孔を開けるだけでは照射される光が単調であるため、より意匠性を向上させることが望まれている。
【0006】
本明細書に開示される技術は上記事情に鑑みて完成されたものであって、明るく意匠性が高い光を乗物室内に照射可能な乗物用内装材の照明構造および乗物用内装材の製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本明細書に開示される技術は、乗物用内装材における照明構造であって、乗物の室内意匠面を構成するボード部材と、前記ボード部材の乗物室外側に設けられる複数の光源と、を備え、前記ボード部材は、その乗物室外面のうち複数の各前記光源と対向する位置に当該乗物室外面から凹む室外側凹部を備えるとともに、前記意匠面のうち前記室外側凹部の反対側に当該意匠面から凹状に凹む室内側凹部を備えており、前記ボード部材に、前記室外側凹部と前記室内側凹部との間を貫通するピン状のレンズ部が設けられている。
【0008】
上記照明構造によれば、光源から発せられる光をレンズ部を通して照射することができるから、レンズ部により明るく意匠性が高い光を乗物室内に照射することができる。
【0009】
前記レンズ部のうち乗物室内側に配置される面は凹凸形状とされていてもよい。このような構成によれば、レンズ部を通った光を散乱させつつ、変化に富んだ光を乗物室内に照射することができる。
【0010】
前記レンズ部のうち前記光源と対向する面は凹レンズ状に凹んでいてもよい。このような構成によれば、光源から発せられた光を集束させてより明るい光を乗物室内に照射することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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