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公開番号
2025070061
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-02
出願番号
2023180107
出願日
2023-10-19
発明の名称
乗物用内装材
出願人
トヨタ紡織株式会社
代理人
弁理士法人暁合同特許事務所
主分類
B60R
13/02 20060101AFI20250424BHJP(車両一般)
要約
【課題】ユーザーが従来より簡単かつ安価に意匠性や機能性を変更することが可能であり、さらに、不要な場合には交換部分を取り外したまま使用することも可能な乗物用内装材を提供する。
【解決手段】乗物の室内面を構成するトリムボード10と、前記トリムボード10の室内面の一部を被覆するように前記トリムボード10に対して着脱可能に取り付けられる被覆部材20と、を備え、前記トリムボード10は、隣り合って配置される第1ボード部13と第2ボード部18とを含み、前記第1ボード部13と前記第2ボード部18との境界線14上に、複数の係止孔16が設けられており、前記被覆部材20は前記第1ボード部13を覆うものとされ、前記被覆部材20の端部には、前記係止孔16に着脱自在に係止可能な係止部26が設けられている乗物用内装材1。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
乗物の室内面を構成するトリムボードと、前記トリムボードの室内面の一部を被覆するように前記トリムボードに対して着脱可能に取り付けられる被覆部材と、を備え、
前記トリムボードは、隣り合って配置される第1ボード部と第2ボード部とを含み、前記第1ボード部と前記第2ボード部との境界線上に、複数の係止孔が設けられており、
前記被覆部材は前記第1ボード部を覆うものとされ、前記被覆部材の端部には、前記係止孔に着脱自在に係止可能な係止部が設けられている乗物用内装材。
続きを表示(約 930 文字)
【請求項2】
前記境界線は、前記第1ボード部および前記第2ボード部の各室内面が室内外方向に階段状をなすことで形成された段差部であって、前記係止孔は、前記段差部において前記トリムボードの板面に沿う方向に穿設されている請求項1に記載の乗物用内装材。
【請求項3】
前記被覆部材の端部のうち前記境界線に配置される被覆側第1端部は室外側に折り返された境界線側折返部を備え、前記境界線側折返部に前記係止部が固定されているとともに、前記境界線側折返部は前記第2ボード部に重ね合わされるようになっている請求項2に記載の乗物用内装材。
【請求項4】
前記境界線は、前記トリムボードの室内面から室外側に凹む溝状の溝部であって、前記係止孔は、前記溝部の底部に設けられている請求項1に記載の乗物用内装材。
【請求項5】
前記境界線は、前記トリムボードの室内面から室外側に凹む複数の凹み部が線状に並んで設けられたものであって、前記係止孔は、複数の前記凹み部のうち一部の前記凹み部の底部に設けられている請求項1に記載の乗物用内装材。
【請求項6】
前記第1ボード部は前記トリムボードの周縁部の一部を構成しており、
前記被覆部材の端部のうち前記トリムボードの周縁部に配置される被覆側第2端部に、前記トリムボードの周縁部に引っ掛けることが可能な引掛部が設けられている請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の乗物用内装材。
【請求項7】
前記第1ボード部の端部のうち前記トリムボードの周縁部の一部を構成する部分であるボード側端部は、クランク状に屈曲されて前記第1ボード部の室内面から凹む端部側凹み部を有しており、
前記被覆側第2端部は室外側に折り返された端部側折返部を備え、前記端部側折返部に前記引掛部が固定されているとともに、前記端部側折返部は前記端部側凹み部に収容されるようになっている請求項6に記載の乗物用内装材。
【請求項8】
前記第1ボード部および前記第2ボード部は、板状部材をプレス成形することにより一体に形成されている請求項1または請求項2に記載の乗物用内装材。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書に開示される技術は、乗物用内装材に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば車両用内装材であるドアトリムは、複数のボード部材を組み合わせて構成されている。下記特許文献1には、ドアトリム(車両用内装部材)を構成する複数のボード部材(ベース内装)の一部が汚れたり破損した場合に、ドアトリム全体を車体から取り外すことなく、そのボード部材だけを交換可能とする技術が記載されている。
【0003】
具体的には、特許文献1の車両用内装部材は、その一部を車室内側から取り外しおよび取り付け可能としたものであって、車両用内装部材のうち取り外し可能部材(ボード部材)が取り外されることで露出する開口部の内周に複数の板状の係止片が張り出しており、これらの係止片に設けられた挿入孔に、取り外し可能部材に設けられた差し込み部を差し込むとともに挿入孔と連なるスリットに沿ってスライドさせることにより、開口部を塞ぐ形で取り外し可能部材を取り付け可能としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-83266号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで近年、車両用内装材の意匠性や機能性を高めるべく、色や材質をユーザーの好みに合わせてより気軽にカスタマイズしたいという要望がある。しかし、上述した従来の構成の車両用内装材は、ユーザー自身が意匠性や機能性をカスタマイズするという意味では、利便性やコスト的に改良の余地があった。
【0006】
また、上述した車両用内装部材は、取り付け可能部材(ボード部材)の交換を前提としており、取り付け可能部材を取り外した状態では、開口および係止構造が室内側に露出するため、そのまま使用できなかった。
【0007】
本明細書に開示される技術は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、ユーザーが従来より簡単かつ安価に意匠性や機能性を変更することが可能であり、さらに、不要な場合には交換部分を取り外したまま使用することも可能な乗物用内装材を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために完成された本明細書に開示される技術は、乗物の室内面を構成するトリムボードと、前記トリムボードの室内面の一部を被覆するように前記トリムボードに対して着脱可能に取り付けられる被覆部材と、を備え、前記トリムボードは、隣り合って配置される第1ボード部と第2ボード部とを含み、前記第1ボード部と前記第2ボード部との境界線上に、複数の係止孔が設けられており、前記被覆部材は前記第1ボード部を覆うものとされ、前記被覆部材の端部には、前記係止孔に着脱自在に係止可能な係止部が設けられている乗物用内装材である。
【0009】
上記構成によれば、トリムボードに対して被覆部材を簡単に着脱可能であるから、ユーザーは被覆部材を取り換えることにより、乗物用内装材の意匠性や機能性を容易に変更することができる。また、被覆部材をトリムボードに固定するための係止構造(係止孔)が第1ボード部と第2ボード部との境界線上に設けられる構成であるから、係止構造が目立つことがなく、被覆部材を取り外したままの状態、つまり、トリムボード自体の質感や風合いを生かした状態で、乗物用内装材を使用することもできる。
【0010】
前記境界線は、前記第1ボード部および前記第2ボード部の各室内面が室内外方向に階段状をなすことで形成された段差部であって、前記係止孔は、前記段差部において前記トリムボードの板面に沿う方向に穿設されていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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