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公開番号
2025067493
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-24
出願番号
2023177516
出願日
2023-10-13
発明の名称
屋根体の連結構造、複数連設屋根構造体、及び、屋根体の連結構造の施工方法
出願人
株式会社LIXIL
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
E04B
1/00 20060101AFI20250417BHJP(建築物)
要約
【課題】隣接する屋根体を連結して取り付ける取付強度を向上できる屋根体の連結構造、複数連設屋根構造体、及び、屋根体の連結構造の施工方法を提供すること。
【解決手段】屋根体4の連結構造は、隣接して配置される屋根体4を連結する連結部5を備え、連結部5は、建物躯体11に対向して配置される屋根体4の先端側に設けられ建物躯体11に締結部材Bにより固定される建物躯体側固定部53と、建物躯体側固定部53と一体又は別体で構成され隣接する屋根体4同士を連結すると共に建物躯体側固定部53に固定される屋根体接続部52と、を有する。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
隣接して配置される屋根体を連結する連結部を備える屋根体の連結構造であって、
前記連結部は、建物躯体に対向して配置される前記屋根体の先端側に設けられ前記建物躯体に締結部材により固定される建物躯体側固定部と、前記建物躯体側固定部と一体又は別体で構成され前記隣接する屋根体同士を連結すると共に前記建物躯体側固定部に固定される屋根体接続部と、を有する、屋根体の連結構造。
続きを表示(約 1,900 文字)
【請求項2】
前記建物躯体側固定部と前記屋根体接続部とは、別体で構成される場合において、前記締結部材により共締めされた状態で、前記建物躯体に固定される、請求項1に記載の屋根体の連結構造。
【請求項3】
前記建物躯体側固定部は、前記建物躯体の側面に沿って上下方向に延びる上下方向延在固定板を有し、
前記上下方向延在固定板は、前記建物躯体の側面に前記締結部材により固定される、請求項1又は2に記載の屋根体の連結構造。
【請求項4】
前記建物躯体側固定部は、前記建物躯体側固定部の上端に形成され上方に向けて開放すると共に前記建物躯体の側面との間に止水材を配置可能な連結部側止水溝を有する、請求項1又は2に記載の屋根体の連結構造。
【請求項5】
前記建物躯体側固定部は、樹脂材料により形成される、請求項1又は2に記載の屋根体の連結構造。
【請求項6】
前記屋根体接続部は、隣接する前記屋根体が並ぶ方向に延びると共に、隣接する前記屋根体に亘って延びて形成され、
前記屋根体接続部の長手方向の両端部それぞれは、隣接する前記屋根体の先端側に配置される中空部を有する中空枠の内部それぞれに配置された状態で、隣接する前記屋根体それぞれに固定される、請求項1又は2に記載の屋根体の連結構造。
【請求項7】
前記屋根体接続部は、隣接する前記屋根体が並ぶ方向に延びると共に、隣接する前記屋根体に亘って延びて形成され、長手方向の両端部側に形成され長手方向に直交する断面形状が、前記建物躯体側が閉じると共に前記建物躯体と反対側が開放するコ字状のコ字状部を有し、
前記コ字状部は、隣接する前記屋根体の先端側に配置される中空部を有する中空枠の内部それぞれに配置された状態で、隣接する前記屋根体それぞれに固定される、請求項1又は2に記載の屋根体の連結構造。
【請求項8】
複数の屋根構造体が連設されて構成される複数連設屋根構造体であって、
複数の屋根構造体は、それぞれ、建物躯体側の端部に配置される建物躯体側長尺材を有する屋根体を有し、
請求項1又は2に記載の屋根体の連結構造を備え、
前記連結部の前記屋根体接続部は、隣接する前記屋根体の前記建物躯体側長尺材同士を連結する、複数連設屋根構造体。
【請求項9】
前記建物躯体側固定部は、前記建物躯体側固定部の上端に形成され上方に向けて開放すると共に前記建物躯体の側面との間に止水材を配置可能な連結部側止水溝を有し、
隣接する前記屋根体の前記建物躯体側長尺材は、いずれも、前記建物躯体側長尺材に形成され上方に向けて開放すると共に前記建物躯体の側面との間に止水材を配置可能な屋根体側止水溝を有し、
前記連結部側止水溝と隣接する前記屋根体の前記屋根体側止水溝とは、隣接する前記屋根体が並ぶ方向に連続して配置される、請求項8に記載の複数連設屋根構造体。
【請求項10】
隣接する屋根体を連結部により連結する屋根体の連結構造の施工方法であって、
前記連結部は、建物躯体に対向して配置される前記屋根体の先端側に設けられ前記建物躯体に締結部材により固定される建物躯体側固定部と、前記隣接する屋根体同士を連結すると共に前記建物躯体側固定部に固定される屋根体接続部と、を有し、
隣接する屋根体のうちの一方の屋根体が設置された状態において、前記建物躯体側固定部を前記建物躯体に当接させた状態で、前記建物躯体側固定部の一方側を前記一方の屋根体の一方側先端部材に配置する建物躯体側固定部配置工程と、
前記建物躯体側固定部配置工程の後に、前記屋根体接続部を前記建物躯体側固定部の前記建物躯体と反対側に配置した状態で、前記屋根体接続部の一方側を前記一方の屋根体の前記一方側先端部材に配置する一方側屋根体接続部配置工程と、
前記建物躯体側固定部と前記屋根体接続部とを前記締結部材により前記建物躯体に仮固定する仮固定工程と、
前記仮固定工程の後に、前記屋根体接続部の他方側に隣接する屋根体のうちの他方の屋根体の他方側先端部材を配置する他方側屋根体接続部配置工程と、
前記他方側屋根体接続部配置工程の後に、前記一方の屋根体の前記一方側先端部材に前記屋根体接続部の一方側を固定すると共に、前記他方の屋根体の前記他方側先端部材に前記屋根体接続部の他方側を固定する屋根体接続部固定工程と、
前記他方側屋根体接続部配置工程の後に、前記仮固定工程における前記締結部材による仮固定を本固定する本固定工程と、を含む屋根体の連結構造の施工方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、屋根体の連結構造、複数連設屋根構造体、及び、屋根体の連結構造の施工方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、隣接する屋根体を連結する屋根体の連結構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-7209号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
隣接する屋根体を連結する場合に、例えば、屋根構造体を2階以上のバルコニーに後付けで設置する場合や1階に設置する場合があり、隣接する屋根体を連結して取り付ける取付強度を向上できることが望まれている。
【0005】
本開示は、隣接する屋根体を連結して取り付ける取付強度を向上できる屋根体の連結構造、複数連設屋根構造体、及び、屋根体の連結構造の施工方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、隣接して配置される屋根体を連結する連結部を備える屋根体の連結構造であって、前記連結部は、建物躯体に対向して配置される前記屋根体の先端側に設けられ前記建物躯体に締結部材により固定される建物躯体側固定部と、前記建物躯体側固定部と一体又は別体で構成され前記隣接する屋根体同士を連結すると共に前記建物躯体側固定部に固定される屋根体接続部と、を有する、屋根体の連結構造に関する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
一実施形態に係る屋根体の連結構造により2つの屋根体を連結した複数連設屋根構造体を斜め上方側から見た斜視図である。
図1におけるA-A線断面図である。
屋根体の連結構造を支柱側の斜め上方側から見た部分拡大斜視図である。
屋根体の連結構造を躯体側の斜め上方側から見た部分拡大斜視図である。
屋根体の連結構造を躯体側の斜め下方側から見た部分拡大斜視図である。
図3におけるB-B線断面図である。
図3におけるC-C線断面図である。
屋根体の連結構造の分解斜視図である。
屋根体の連結構造の連結部において、前枠連結部品と前枠連結カバーとを組み合わせて建物躯体の壁面に固定した状態を示す斜視図である。
屋根体の連結構造の連結部において、前枠連結部品と前枠連結カバーとを分解した状態を、建物躯体側から見た分解斜視図である。
屋根体の連結構造の連結部において、前枠連結部品と前枠連結カバーとを分解した状態を、支柱側から見た分解斜視図である。
屋根体の連結構造の施工手順を示す図であって、前枠連結カバーを一方の屋根体の先端側形材に配置する様子を示す図である。
屋根体の連結構造の施工手順を示す図であって、前枠連結部品を一方の屋根体に配置する様子を示す図である。
屋根体の連結構造の施工手順を示す図であって、前枠連結部品と前枠連結カバーとをコーチスクリューにより建物躯体の壁面に仮固定する様子を示す図である。
屋根体の連結構造の施工手順を示す図であって、他方の屋根体の先端側形材を前枠連結部品に取り付ける様子を示す図である。
屋根体の連結構造の施工手順を示す図であって、前枠連結部品と前枠連結カバーとにより、一方の屋根体と他方の屋根体とを連結した状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本開示のテラス1A,1Bの屋根体4の連結構造の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。テラス1A,1Bの屋根体4の連結構造は、2つのテラス1A,1Bを、屋根体4を構成する長尺形材41が延びる長手方向に並べて連続して配置した場合の連結構造である。本実施形態において、2つ(複数)のテラス1A,1Bを左右方向に並べて連続して設置した複数の屋根構造体を、複数連設屋根構造体100という。
【0009】
本実施形態においては、屋根構造体をテラス1A,1Bに適用した例について説明する。なお、本実施形態においては、屋根構造体をテラス1A,1Bに適用した例について説明するが、これに限定されない。例えば、屋根構造体を、テラス以外の構造物、例えば、カーポート、駐輪場、シェルター、休憩所、バス停などの構造物に適用してもよい。
【0010】
図1に示すように、複数連設屋根構造体100は、2つのテラス1A,1Bと、屋根体4の連結構造と、を備える。2つのテラス1A,1Bは、連結構造の連結部5を介して連結されている。屋根体4の連結構造の構成の詳細については後述する。
(【0011】以降は省略されています)
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