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公開番号2025067415
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-24
出願番号2023177374
出願日2023-10-13
発明の名称構造物用パネル
出願人有限会社平和木工
代理人個人,個人
主分類E04C 2/38 20060101AFI20250417BHJP(建築物)
要約【課題】パネルの表面の枠体と鏡板の段差を少なくする。
【解決手段】この発明の構造体用パネルは、内周縁が角型断面の枠材2a,2bを組合わせた枠体2の内周に鏡板3を嵌合し、該鏡板3の外周を受け止めて枠体2の内周に沿って位置決め保持する受け部材13を枠体2と鏡板3の間に介設した構造物用パネルであって、上記受け部材13が枠材2a,2bの断面の側面に沿って略同一平面を形成するように内向きに突出する薄板状断面のカバー部13aと枠材2a,2bの内周面側に取付け固定される取付部とからなる。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
内周縁が角型断面の枠材(2a,2b)を組合わせた枠体(2)の内周に鏡板(3)を嵌合し、該鏡板(3)の外周を受け止めて枠体(2)の内周に沿って位置決め保持する受け部材(13)を枠体(2)と鏡板(3)の間に介設した構造物用パネルであって、上記受け部材(13)が枠材(2a,2b)の断面の側面に沿って略同一平面を形成するように内向きに突出する薄板状断面のカバー部(13a)と枠材(2a,2b)の内周面側に取付け固定される取付部とからなる構造物用パネル。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
受け部材(13)を薄板状部材を直角に屈曲させてZ型断面に形成するとともに、Z型断面の一方の内向きの突出端がカバー部(13a)を構成し、他方の外向きの突出端が枠体(2)の内周面に形成された差込溝(14)に差込み固定される差込部(13c)を構成し、カバー部(13a)と差込部(13c)間がそれぞれと直交してその外周面が枠体の内面に沿って押接される中間壁(13b)を構成する請求項1に記載の構造物用パネル。
【請求項3】
一対の受け部材(13)のカバー部(13a)が枠材(2a,2b)の表裏両側面に沿って内向きに且つ互に向き合って平行に直立し、表裏各側のカバー部(13a),(13a)間に鏡板(3)が収容される請求項1に記載の構造物用パネル。
【請求項4】
枠材(2a,2b)が木材であり、受け部材(13)が金属板の成型部材である請求項1~3のいずれかに記載の構造物用パネル。
【請求項5】
枠体(2)が長方形で上下の枠材(2a,2b)が敷居と鴨居間に適合し全体が戸板状に形成された請求項1~3のいずれかに記載の構造物用パネル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は各種の構造物に使用する仕切板や壁材又は戸板等の建具として使用される構造物用パネルに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来上記のような建材(築)用パネルとして特許文献1,2が示されている。
【0003】
このうち特許文献1の建築用パネルは、木製の框部(枠体)の溝型内面に化粧鋼板(鏡板)の外周を嵌め込んで係止固定したものである。他方の枠組構造物は長方形の枠材の内周に薄板状のパネルの外周縁を差込み又は把持させて固定したものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2003-106061号公報
特開平7-180440号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1,2のパネルは外周の枠体と内側のパネル部材との厚み差が大きいために両者間に大きい段差が形成され、例えば雨戸等の引戸として利用される場合、戸袋に収納する場合に、段差によって戸袋の差込口と枠体の間で指を詰める等のトラブルが発生する危険があり、製品を重ねて荷造りしたり、荷解きする場合のスライド時にも同様の問題がある。
【0006】
また段差部分に雨水が滞留したり塵が溜って付着し、金属製の場合は錆が発生し易い等の欠点があるほか、使用場所や目的によっては、機能的にも外観上も表面の段差がない方が望ましいものもある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するための本発明の構造物用パネルは、第1に内周縁が角型断面の枠材2a,2bを組合わせた枠体2の内周に鏡板3を嵌合し、該鏡板3の外周を受け止めて枠体2の内周に沿って位置決め保持する受け部材13を枠体2と鏡板3の間に介設した構造物用パネルであって、上記受け部材13が枠材2a,2bの断面の側面に沿って略同一平面を形成するように内向きに突出する薄板状断面のカバー部13aと枠材2a,2bの内周面側に取付け固定される取付部とからなることを特徴としている。
【0008】
第2に、受け部材13を薄板状部材を直角に屈曲させてZ型断面に形成するとともに、Z型断面の一方の内向きの突出端がカバー部13aを構成し、他方の外向きの突出端が枠体2の内周面に形成された差込溝14に差込み固定される差込部13cを構成し、カバー部13aと差込部13c間がそれぞれと直交してその外周面が枠体の内面に沿って押接される中間壁13bを構成することを特徴としている。
【0009】
第3に、一対の受け部材13のカバー部13aが枠材2a,2bの表裏両側面に沿って内向きに且つ互に向き合って平行に直立し、表裏各側のカバー部13a,13a間に鏡板3が収容されることを特徴としている。
【0010】
第4に、枠材2a,2bが木材であり、受け部材13が金属板の成型部材であることを特徴としている。
(【0011】以降は省略されています)

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