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公開番号2025067133
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-24
出願番号2023176858
出願日2023-10-12
発明の名称撮像装置及びプログラム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類G08G 1/00 20060101AFI20250417BHJP(信号)
要約【課題】ドライブレコーダとしての機能を維持しつつ、撮像禁止対象物の再生を制限可能な撮像装置及びプログラムを提供する。
【解決手段】車両2の周囲を撮像した撮像画像に含まれる対象物の表示を制限可能な制御部6を備え、制御部は、撮像画像が撮像された撮像条件に基づいて、撮像画像に撮像が制限される撮像制限対象が含まれているか否かを判定し、撮像画像に撮像制限対象が含まれている場合、撮像画像において撮像制限対象が含まれる所定領域を抽出し、撮像画像が利用される際に所定領域の表示を制限するための表示制限加工を実施する、撮像装置3である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両の周囲を撮像した撮像画像に含まれる対象物の表示を制限可能な制御部を備え、
前記制御部は、
前記撮像画像が撮像された撮像条件に基づいて、前記撮像画像に撮像が制限される撮像制限対象が含まれているか否かを判定し、
前記撮像画像に前記撮像制限対象が含まれている場合、前記撮像画像において前記撮像制限対象が含まれる所定領域を抽出し、
前記撮像画像が利用される際に前記所定領域の表示を制限するための表示制限加工を実施する、
撮像装置。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記撮像画像において、前記所定領域と交通に関する交通対象物とが重複している重複領域が存在する場合、前記所定領域から前記重複領域を除いた調整表示制限加工を実施する、
請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記所定領域を特定不能な前記表示制限加工を実施して、加工された前記所定領域を含む加工撮像画像を表示部に表示させる、
請求項1に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記所定領域を特定不能な前記表示制限加工を実施し、前記撮像画像の無加工データに制限を加えた制限データを記憶する、
請求項1に記載の撮像装置。
【請求項5】
車両の周囲を撮像した撮像画像を取得し、
前記撮像画像が撮像された撮像条件に基づいて、前記撮像画像に撮像が制限される撮像制限対象が含まれているか否かを判定し、
前記撮像画像に前記撮像制限対象が含まれている場合、前記撮像画像において前記撮像制限対象が含まれる所定領域を抽出し、
前記撮像画像が利用される際に前記所定領域の表示を制限するための表示制限加工を実施する、処理をコンピュータに実行させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の周囲の画像を記憶可能な撮像装置及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年、車両の走行中に撮像するドライブレコーダが普及している。ドライブレコーダは、車両の稼働時に常時、撮像画像を記憶するため、撮像が禁止されている対象物が記憶され、対象物が再生される可能性があった。例えば、特許文献1には、撮像が禁止されている対象物の記憶を制限する撮像装置が記載されている。特許文献1に記載された撮像装置は、位置情報に基づいて撮像禁止対象物が存在すると判定した場合、撮像画像の全体にぼかし等の制限を加えて記憶する制御部を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-160915号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載された撮像装置は、撮像画像に信号や車両等の交通に関する交通対象物が含まれていても撮像禁止対象物が含まれる場合、撮像画像の全体に制限を加えて記憶する。そのため、特許文献1に記載された撮像装置は、事故原因を分析するためのドライブレコーダとして必要な画像を記憶できなくなる虞がある。
【0005】
本発明は、ドライブレコーダとしての機能を維持しつつ、撮像禁止対象物の再生を制限可能な撮像装置及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、車両の周囲を撮像した撮像画像に含まれる対象物の表示を制限可能な制御部を備え、前記制御部は、前記撮像画像が撮像された撮像条件に基づいて、前記撮像画像に撮像が制限される撮像制限対象が含まれているか否かを判定し、前記撮像画像に前記撮像制限対象が含まれている場合、前記撮像画像において前記撮像制限対象が含まれる所定領域を抽出し、前記撮像画像が利用される際に前記所定領域の表示を制限するための表示制限加工を実施する、撮像装置である。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ドライブレコーダとしての機能を維持しつつ、撮像禁止対象物の再生を制限することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る撮像システムの構成を示すブロック図である。
撮像画像の一例を示す図である。
撮像制限対象を含む撮像画像の一例を示す図である。
撮像制限対象と交通対象物とが重複する撮像画像の一例を示す図である。
撮像方法の処理の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1に示されるように、撮像システム1は、車両2と、車両2に搭載された撮像装置3と、ネットワークWに通信可能に接続されたサーバ装置20とを備えている。車両2は、例えば、四輪自動車である。車両2は、四輪自動車だけでなく、二輪以上の車両であってもよい。撮像装置3は、車両2の外部環境を撮像すると共に、撮像画像を記憶するドライブレコーダである。サーバ装置20は、ネットワークWを介して撮像装置3と通信し、撮像装置3が撮像した撮像画像をバックアップして記憶する。サーバ装置20は、検索データベースとして利用されてもよい。
【0010】
撮像装置3は、例えば、車両2の走行に関する情報を検出する検出部4を備えている。撮像装置3は、撮像に関するユーザの操作を受け付ける操作部5を備えている。撮像装置3は、撮像に関する制御を実行する制御部6を備えている。撮像装置3は、撮像に必要なデータやプログラムを記憶し、撮像画像のデータを記憶する記憶部7を備えている。撮像装置3は、撮像画像を表示する表示部8を備えている。撮像装置3は、ネットワークWに接続可能な通信部9を備えている。
(【0011】以降は省略されています)

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