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公開番号2025066031
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-22
出願番号2024042536
出願日2024-03-18
発明の名称シードセンサ装置
出願人株式会社クリエイティブネクストデザイン,三菱マヒンドラ農機株式会社
代理人個人,個人
主分類A01C 7/20 20060101AFI20250415BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】容易に採り入れることができるシードセンサ装置を提供する。
【解決手段】シードセンサ装置22は、検出ユニット23と判定ユニット41と報知ユニット42とを備える。検出ユニット23は、播種装置12から間欠的に落下する種を土壌面に向けて案内する案内部材に取り付けられる。検出ユニット23は、赤外線パルスレーザを案内部材の内面に向けて射出して反射光を受光し、通過した種との距離と、赤外線パルスレーザの反射率とを求める。判定ユニット41は、検出ユニット23から取得した距離と反射率とに基づき、案内部材における種の通過の時間的間隔について乱れ状態を判定する。報知ユニット42は、乱れ状態を報知する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
播種装置から間欠的に落下する粒子を土壌面に向けて案内する案内部材に取り付けられ、赤外線パルス光を前記案内部材の内面に向けて射出して反射光を受光し、通過した前記粒子との距離と、前記赤外線パルス光の反射率とを求める検出部と、
前記検出部から取得した前記距離と前記反射率とに基づき、前記案内部材における前記粒子の通過の時間的間隔について乱れ状態を判定する判定部と、
前記乱れ状態を報知する報知部と
を備えるシードセンサ装置。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
前記赤外線パルス光は赤外線パルスレーザである請求項1に記載のシードセンサ装置。
【請求項3】
前記検出部を保持し、前記案内部材に対して着脱自在にする保持部
をさらに有する請求項1または2に記載のシードセンサ装置。
【請求項4】
前記保持部は、
前記案内部材に対する前記検出部の位置を位置決めする請求項3に記載のシードセンサ装置。
【請求項5】
前記検出部は、
前記案内部材の内部における前記赤外線パルス光の照射領域の割合に基づいて設定された設定位置に位置決めされて取り付けられる請求項4に記載のシードセンサ装置。
【請求項6】
前記照射領域の割合は、
鉛直方向に交差し、水平な軸と前記赤外線パルス光の光軸とを含む面における前記赤外線パルス光の照射領域の面積割合である請求項5に記載のシードセンサ装置。
【請求項7】
前記案内部材の前記内面における前記赤外線パルス光の照射領域に設けられて前記赤外線パルス光の反射を抑制する反射抑制部材
をさらに有する請求項1または2に記載のシードセンサ装置。
【請求項8】
前記検出部の下方及び両側に設けられ、異物の付着を抑制する異物付着抑制部材
をさらに有する請求項1または2に記載のシードセンサ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シードセンサ装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
圃場の土壌に播種を行う播種機として播種板を用いたものがある。播種板には種を通過させる孔が複数形成されている。孔の大きさや配列態様は播種板によって異なり、播種板は、播種する対象の種の種類等に応じて選択されるが、種の形状や大きさ、質量などに起因して、孔に種が詰まってしまうことがある。このような場合には、土壌面において種が蒔かれない播種漏れ領域が生じてしまう。
【0003】
そこで種などの粒体を検出する検出センサを備えた粒体供給装置が提案されている。例えば特許文献1には、粒体を貯留する貯留部と、この貯留部に貯留されている粒体を繰り出す繰出機構とを備え、この繰出機構で繰り出された粒体が落下する供給経路において粒体を検出する粒体検出センサを備えている粒体供給装置が開示されている。この粒体供給装置は、貯留部に貯留された粒体の自重による排出を可能にする排出経路が供給経路の外部に形成され、粒体検出センサの検出部が、平面視において供給経路に面する部位で、かつ、排出経路と反対側に配置されている。粒体検出センサの検出部は、供給経路を挟んで対向する位置に配置したミラーに光線を送り出す光源と、このミラーからの反射光を受ける受光部とを有する投受光ユニットである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-201919号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載されている粒体供給装置は粒体検出センサを含めた構造が複雑であり、農家などの作業者が採り入れるにはハードルが高い。
【0006】
そこで、本発明は、容易に採り入れることができるシードセンサ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のシードセンサ装置は、検出部と、判定部と、報知部とを備える。検出部は、播種装置から間欠的に落下する粒子を土壌面に向けて案内する案内部材に取り付けられ、赤外線パルス光を案内部材の内面に向けて射出して反射光を受光し、通過した粒子との距離と、赤外線パルス光の反射率とを求める。判定部は、検出部から取得した距離と反射率とに基づき、案内部材における粒子の通過の時間的間隔について乱れ状態を判定する。報知部は、乱れ状態を報知する。
【0008】
赤外線パルス光は赤外線パルスレーザであることが好ましい。
【0009】
検出部を保持し、案内部材に対して着脱自在にする保持部をさらに有することが好ましい。保持部は、案内部材に対する検出部の位置を位置決めすることが好ましい。検出部は、案内部材の内部における赤外線パルス光の照射領域の割合に基づいて設定された設定位置に位置決めされて取り付けられることが好ましい。
【0010】
上記照射領域の割合は、鉛直方向に交差し、水平な軸と赤外線パルス光の光軸とを含む面における赤外線パルス光の照射領域の面積割合であることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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